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  • 2018.09.07
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2018年9月定例会見要旨

9月6日(木)、定例記者会見を開催いたしました。概要は以下の通りです。
出席者:田中晃社長、黒水 則顯副社長、山崎一郎専務、橋本元専務、大高信之常務、吉雄文斗編成局長、岡野真紀子ドラマ制作部プロデューサー

北海道での地震について(田中晃社長)
本日9月6日未明に発生した北海道を中心とした広い地域での大きな地震にて被災された方々には心よりお見舞い申し上げたい。WOWOWでも地震発生時、全米オープンテニスの準々決勝など3チャンネルの放送をしていたが、緊急地震速報テロップにて注意喚起、続いて各地の震度テロップ掲出など情報提供を行った。安否不明の方々のご無事と一刻も早い復旧をお祈りしている。

最新の加入状況について(田中晃社長、山崎一郎専務)
最新8月の加入実績は、 新規加入53,506件、解約45,436件となり8,070件の純増。累計正味加入件数は2,875,738件となった。各月の詳細だが、7月は、ウィンブルドンを中心としたテニス、安室奈美恵や椎名林檎などの音楽ライブ、ステージでは劇団☆新感線の一挙放送企画などが新規加入を獲得。一方で加入好調だった6月の反動もあり月間全体では12,545件の純減となった。8月は、 サザンオールスターズや安室奈美恵などの音楽特番、GLAYやTUBEなどの生中継、独占放送の全米オープンテニスなどが新規加入を獲得。全般的に加入が活性化した結果8,070件の純増となった。

「連続ドラマW コールドケース2~真実の扉~」の取り組みについて(田中晃社長、岡野真紀子プロデューサー)
田中社長)
世界的人気ドラマ「コールドケース」の日本版として、2016年10月に放送を行った「連続ドラマW コールドケース~真実の扉~」。お客様からのご好評にお答えする形で、この10月より第2弾が放送となる。本日は番組の見どころや8Kでの収録、VRといった新しいチャレンジについて番組プロデューサー岡野よりご説明する。

岡野プロデューサー)
■シーズン2見どころ
2年ぶりとなるシーズン2ではキャスト、ストーリー、技術など全てがパワーアップした形でお届けできればと思っている。吉田羊、三浦友和などシーズン1のレギュラー陣に加え、佐藤浩市、吉岡秀隆などの豪華ゲストが集結。学生運動、PKOやバブルなど日本ならでの題材を用いたオリジナル脚本で描かれるストーリーにも是非ご注目頂きたい。

■8K撮影について※8K映像のデモンストレーション上映あり
連続ドラマ作品としては日本初の全編8K収録を行った「コールドケース2」。8Kの収録素材を用い4KHDRで製作するという、理想的なワークフローで、現在考え得る限り究極のクオリティを追求し、それを実現させた作品である。今回、連続ドラマでは日本で初めて全編8K収録を行った大きな目的は2つ。「コールドケース」シーズン1を全編6K収録し、その画質をぎゅっと圧縮する形で4KHDR制作を行ったが、圧倒的な美しさに魅了された。それから2年が経ち、技術の進歩に伴い、人の価値観も進化することを踏まえ、さらなる美しさをお客様に提供したかった。前回よりもより解像度の高い8Kで収録したことにより、4KHDRに圧縮し、さらには2Kに圧縮することで、よりきめ細やかな映像になり、ノイズ感も全くない。リアル感と没入感が魅力となる作品となった。2つ目の目的は、技術が進歩しても、結局はその技術を活かすのは"人"である。将来のためにも、スタッフと共に"8K収録"を経験することに意義を見出した。4K8K撮影というとフォーカスの難しさがよく上げられるが、今回は、シーズン1での6K収録経験を経て、2K撮影となんら体制も時間も変わらずにフォーカスが困難になることもなく、実現できた。実際に撮影を行って感じたのは、すべて本物を提供しなければならないということ。役者の芝居・美術・太陽光など全てが8Kによる鮮明な映像で切りとられてしまうので、ごまかしがきかない。大変ではあるがスタッフ、キャストの各部署それぞれが本物を追求していく必要がある。そういった努力のもと作られた本作を、世界水準のコンテンツとして勝負できるクオリティのドラマとして、ワーナー・ブラザースの協力のもと、世界マーケットにお届けするべく現在取り組みを行っている。

■4Kでのサイマル配信実証実験について
本ドラマの放送は2Kとなるが、実際の放送にあたってはグループ会社であるアクトビラ社の協力のもと、ハイブリッドキャストを活用し、テレビ向けに4Kサイマル配信を行う実証実験を行う。具体的には対応機種をお持ちの視聴者は実際の「コールドケース2」オンエア時に2K映像から4K映像へとリアルタイムで切り替えて楽しんで頂くことができるTV向け配信サービスのことで、WOWOWのドラマでは初の試みとなり、また10週連続での展開というのも初となる。今年12月よりスタートする*新4K8K衛星放送のスタートを前に、本実証実験を通して4K映像の表現力や映像の美しさを視聴者に体験いただきたい。*WOWOWでの4K放送は2020年を予定

■完成披露試写会について
9月27日に予定されている本作の完成披露試写は過去の4KHDRで試写を行った「海に降る」「コールドケース1」のLED表示とは異なり、「ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場 スクリーン1」6,7M×16,2M、680席)での、映画上映形式による4KHDR表示で行う。このスクリーンサイズでのHDR上映は、日本初(当社調べ)となり、先日、実際のデモ上映を行ったが8Kで収録された本作が映画上回るクオリティの画像として大スクリーンへと投影される様子は圧巻の一言。是非スクリーンにて体感頂きたい。

■VRデモ上映・体感コーナー
今回はプロモーション用のVR撮影にも挑戦した。第1話の登場シーンをVR版にするというものだが、実際にドラマ本編の撮影の流れで、本編の撮影監督にステディカムに250度カメラを付けてもらい、ほぼ同じ動きで撮影を敢行。VRでのドラマ撮影となると、仕込み含めてものすごく困難なイメージがあったが、今回のような撮影方法は自然な流れで無理なく、まるで視聴者が捜査官の一人として現場検証に参加しているかのようなVR映像を作成することができ、今後のVRコンテンツ制作におけるあたらしい切り口が見えるような経験となった。本日はVRの体感コーナーを会場に設置したので、是非一度体感して頂きたい。

BS3チャンネルのネット同時配信サービスの開始について(田中社長、吉雄編成局長)
田中社長)
かねてより放送のネット同時配信について今年度中の開始予定とご案内していたが、いよいよこの下期よりサービスを開始する準備が整った。本日はWOWOW3チャンネルの放送のネット同時配信の狙いや概要について編成局長の吉雄よりご説明する。

吉雄局長)
■開始の背景
今回サービスをはじめるきっかけとなったのは、昨今急速に普及したスマートフォン(2016年時点で56.8%が個人保有)、TVと並ぶ主要メディアとなったインターネット(2017年調査では40代でも初めてネット利用がテレビ利用を上回る)などネット全盛となった時代背景が大きく影響している。そういった環境のなかで視聴行為におけるお客様の多様なライフスタイルにあわせ、あらゆるデバイスにWOWOWの放送サービスを提供すべく、この下期よりWOWOWBS3チャンネルのネット同時配信を開始することとした。

■サービスのイメージ
本サービスのイメージだが、これまでBSのみでお届けしていた3チャンネル放送を、ネット上でも同時配信するというシンプルなもの。これにより従来の「放送の3チャンネル」と「メンバーズオンデマンドでのライブ/見逃し/ライブラリ配信」といったWOWOWの放送・配信サービスメニューに「3チャンネルのネット同時配信」が加わる形となる。さらに12月からはParavi上においても「3チャンネルのネット同時配信」を開始する予定。

■新しい加入の流れ
12月から開始予定のParavi経由での視聴についてだが、スマホやネット上で「ご加入手続き~視聴」が一気通貫できる部分が大きな特徴。ご視聴希望の方はParaviに無料会員登録の上、月額2,300円(税別)のWOWOWプラン(仮称)にお申込み頂けると「プライム」「ライブ」「シネマ」3チャンネルのネット同時配信を、スマホやPC、タブレット上ですぐにご覧いただける。もちろん、ParaviのWOWOWプラン(仮称)ご加入後にB-CASカード番号をWOWOWにご登録頂ければ、テレビ放送やWOWOWメンバーズオンデマンドといったサービスもご利用頂くことが可能。

■これからのサービスラインナップ
10月1日より従来の「放送」+「オンデマンド」に「ネット同時配信」が加わり、月2,300円(税別)でこれら3つのサービスをお楽しみ頂けるようなサービスとなる。

■スケジュール
12月1日の本サービス開始に向け、10月よりトライアルサービスを展開。まずは現加入者へのサービス拡張に取り組んでいきたい。加えて12月開始予定のParavi経由でのネット新導線の設置などを通じ、順次サービスを拡大していきたい。

[田中社長]
WOWOWの果たすべき役割は優れたコンテンツをお客様に提供すること。そういった意味で昨今のライフスタイルの変化に対応した放送のネット同時配信の開始は、時代の要請だと考えている。WOWOWは民放連の一員だが、有料放送事業者として他の無料放送局とはビジネスモデルが異なるし、全国放送なのでキー局、ネットワーク局といった仕組みもない。その利点を活かし、先陣を切る形でサービスを開始することができた。10月以降は各種課題解決を図りながら着実な運用を行うと共に、その経験値を各局とも共有していければと考えている。

9月、10月の番組編成について(大高信之常務)
■錦織圭、大坂なおみベスト4進出
錦織圭選手、大坂なおみが9月5日深夜から未明にかけての男女準々決勝を勝ち抜いて、日本人史上初となる男女2名同時のベスト4進出を果たした。WOWOWでは準決勝の熱戦の模様を独占生中継でお届けする他、9月6日深夜0時よりWOWOWライブにて錦織選手、大坂選手の順々決勝の緊急リピート編成も行う。

■WOWOWFILMS
この秋WOWOWFILMS2作品が続々登場となる、9日7日公開、松田龍平主演の実在する将棋棋士の感動ストーリー「泣き虫しょったんの奇跡」、10月公開、阿部サダヲ主演のコメディ「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねえんだよ」といずれも日本映画界を代表するスタッフキャストによる見応え十分の2作品である。

■UFC
「UFC-究極格闘技-」の約2年半ぶりの放送が決定。テレビ放送の独占生中継に加え、加入者限定の番組配信サービス「WOWOWメンバーズオンデマンド」にてライブ配信・見逃し配信を行う。番組に対するお客様からの熱い声と、権利元からは2002年~2016年まで14年間に渡り「UFC」を放送してきた放送局であるWOWOWに、是非UFCの日本での盛り上げを期待したい、とのこともあり今回放送が決定した。

「放送・サービスの高度化への取り組み」(田中晃社長)
本日ご説明した放送のネット同時配信については、様々な議論があるなかで、WOWOWとしても先駆者としてトライアル&エラーを繰り返しながら注力していきたい。ネット同時配信においては、放送という概念が配信も含めた形で展開するということを理解して頂くことで権利処理がより進んでいくので、これからのWOWOWの同時配信についてメディアの皆様にもご理解とご支援を賜りたい。WOWOWは良質なコンテンツをお届けすることを生業としているが、本日ご説明したとおり放送の高度化、サービスの高度化についても引き続き取り組んで行きたいと考えている。

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