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  • 2019.01.17
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2019年1月定例会見要旨

1月17日(木)、定例記者会見を開催いたしました。概要は以下の通りです。

出席者:黒水則顯副社長、山崎一郎専務、橋本元専務、坂田進恒常務、大高信之常務、福田賢治技術企画部長、入交英雄シニアエキスパート※田中晃社長は病気の為欠席

最新の加入状況について(黒水副社長、山崎専務)

黒水副社長)本来社長の田中より挨拶を行うところだが、田中がインフルエンザに罹患し欠席の為、代理にてご挨拶させて頂く。本年一回目の定例会見ということで、皆様には改めて今年も宜しくお願いできればと思っている。また、本日はいつもの会場と異なり、辰巳放送センターC館にお越し頂く形となった。会場となるC館は、2020年からのWOWOWのBS4K放送開始に向け新築し、昨年末に完成。今年から本格的に稼働していく。本日は会見終了後に簡単な館内見学ツアーも予定しているので是非ご参加頂きたい。
最新12月の加入実績は、 新規加入46,913件、解約55,398件となり8,485件の純減。累計正味加入件数は2,901,098件となり、年末の数字としては過去最高を更新。詳細については山崎専務より説明を行う。

山崎専務)11月、12月の新規加入については、両月とも音楽コンテンツを中心に11月が約48,000件、12月が約47,000件の加入を獲得。概ね順調に推移したと認識している。11月は、大型音楽コンテンツとして「B'z」のライブや前代未聞の無観客ライブをお届けした「X JAPAN」、12月も桑田佳祐の「Act Against AIDS 第参回ひとり紅白歌合戦」、福山雅治の年越しライブがそれぞれ加入を牽引。両月共に、9月の全米オープンでの大量加入の反動がみられ、結果として2カ月とも純減という形となった。一方で、年末の累計加入件数としては初めて290万件を超える2,901,098件と、過去最高を更新することができた。また1月に入り、年始に錦織選手が優勝したATPツアーブリスベンや、現在開催中の全豪オープンテニスなどのテニスコンテンツを中心に現状では加入は好調に推移していると認識している。今月から第4四半期となるので、年度末に向けてしっかり取り組んでいきたい。

WOWOWの最新放送技術への取り組みについて(黒水副社長、福田技術企画部長、入交シニアエキスパート)

黒水副社長)昨年12月より新4K8K衛星放送が開始となり、今年も映像の高度化という意味では、来年の東京オリンピック・パラリンピックに向けてますます活発な動きが起きていくと考えている。そんな中、WOWOWは本放送センターを中心に最新放送技術への様々な取り組みを行っている。本日は最新の3Dオーディオのデモンストレーションなども挟みながらWOWOWの最新放送技術への取り組みについて技術企画部福田部長より説明させて頂く。

福田技術企画部長)このC館は、2020年12月から開始となるWOWOWのBS4K放送、コンテンツやサービスのクオリティを向上させていく構想である「WOW Labo」、これら2つを具現化するために建設された。BS4K放送用設備は、詳細仕様を策定中で、2020年には機器を運び込み、2020年12月の放送開始に向け機器を調整していく予定となる。

「WOW Labo」について
「WOW Labo」は、WOWOWと外部の連携を通じ新技術やノウハウを結び付け、コンテンツやサービスのクオリティを継続的に向上させていくエコシステム(下図参照)。WOWOW単独では難しい様々な取り組みを外部連携を積極的に行うことで継続的に実現させるための仕組みである。具体的にはクリエイター、エンジニア、技術系スタートアップ企業などと組み、コンテンツに関わる新しい技術の実験や試験を行う場を本放送センターを中心として提供していく。一方でその技術を外部に公開し、メディアの方を中心に体感頂き、報道して頂くことでより大きなプロジェクト形成につなげ、最終的には視聴者に向けた新たな番組やサービスの開発を行っていくことが狙い。

wowlabo2.jpg既に、映像の高度化として、8Kカメラで収録した 「連続ドラマW コールドケース2~真実の扉~」をHybridcastで4K配信するなど、一部実際のサービスとして提供を開始している。

■音声の高度化について
WOWOWでは音声の高度化及び「WOW Labo」の取り組みの一環として、日本でも希少な3Dオーディオの制作が出来る設備をこの試写室に導入し、3Dオーディオについての制作ノウハウの蓄積に取り組んでいる。3Dオーディオを簡単に説明すると、いわゆるモノラルを"点"とすると、ステレオは"線"、サラウンドは"面"の音響ということができるが、3Dオーディオはそこからさらに進化した"立体"の音響といえる音声技術。収録・制作段階から立体に作り込むことでいわゆる"没入感"が高いサウンドを届けることができる。本試写室では20本のスピーカーを設置し3Dオーディオを最適な環境で視聴頂くことが可能。本日は3Dオーディオを体感頂くべく、実際に映像・音声のデモンストレーションを行う。

1.ヴェルディ「レクイエム」より"怒りの日"(西本智実 イルミナートフィルハーモニーオーケストラ)
サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂(ヴァチカン)の雰囲気を表現
(1)ステレオ音声(23秒)
(2)比較用3Dオーディオ(23秒)
(3)3Dオーディオ(2分20秒)

2.「楽天ジャパンオープンテニス2018」男子シングルス決勝(2018/10/7)
武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)の会場の音を再現
(1)ステレオ音声(23秒)
(2)3Dオーディオ(1分20秒)

3.ニュアンス (南佳孝)
CD制作用のマルチトラックを元に、実際には無い空間を作り上げる
(1)ステレオ音声(46秒)
(2)3Dオーディオ(1分48秒)

3Dオーディオについて現状は制作ノウハウの蓄積を行っている段階だが、今後はネット配信でサービス提供できないか、ヘッドホンで簡単に体験出来るようにならないか、といった新たな技術の検討も進めていきたいと考えている。

黒水副社長)本日のデモンストレーション音声は、会場にて卓操作を行っていた技術局の入交シニアエキスパートを中心に収録・制作を行ったもの。入交は毎日放送より出向し現在WOWOWの技術局に在籍中で、毎日放送時代より「音のスペシャリスト」としてかれこれ40年近く音響の仕事に携わっており、この3Dオーディオについては世界で3本の指に入ると言われる、いわば権威的な存在。入交にはWOWOWの最新の音声技術についての取り組みの中核を担ってもらうので、今後、取材等是非ご検討頂きたい。

今後の番組編成について(大高常務)

■アカデミー賞授賞式
今年もアカデミー賞授賞式を2月25日(月)に独占生中継する。そして来週1月22日(火)にはノミネーション作品が発表となる。日本からは外国語映画賞候補に「万引き家族」が、長編アニメ映画賞候補に「未来のミライ」などが残っており、ノミネーションなるかに注目が集まる。WOWOWではノミネーション作品を徹底紹介する特別番組を2月3日(日)にオンエアする予定。

UEFA EURO 2020™サッカー欧州選手権
本日リリースを発行したが、「UEFA EURO 2020™サッカー欧州選手権」の放送が決定した。2020年6月12日~7月12日の1カ月の間、史上初となるヨーロッパ12カ国で開催される全51試合を生中継でお届けする。2020年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されるが、その直前の6月からの1カ月は、W杯をしのぐとも言われるハイクオリティなヨーロッパ王者決定戦を是非、WOWOWにてお楽しみ頂きたい。

■放送のネット同時配信
12月から本サービスを開始した放送のネット同時配信について、多くの権利元よりご理解を頂き、この1月には番組カバー率が90%を超える見通し。また、12月のWOWOWメンバーズオンデマンド(以下WMOD)の利用が前年同期比120%、新規加入者のWMOD登録率が前年同期比160%にそれぞれUPするなど放送のネット同時配信及びWMODサービスについて既存の視聴者からの手ごたえを感じている。引き続きサービスの充実に取り組んで行きたい。


今年の重点戦略について(黒水副社長) 
年頭にあたり田中社長より2019年の重点戦略が全社員へ訓示されたのでこの場を借りて紹介したい。
1.オリジナリティの徹底追求
・オリジナルコンテンツやオリジナルイベントの育成は待ったなし
・「ドラマW」を更に強化、海外へと通じるコンテンツ開発を行う
・「偏愛」を訴求するようなオリジナリティある仕掛け・仕組みを追求する
2.WMODの徹底強化
・放送のネット同時配信開始を機にWMODの更なる強化を行う
・いずれWOWOWサービスの中心に来ることも想定
・加入者向け付帯サービスからのリブランディングも視野に入れて取り組む
3.「稼ぐ」「削る」
・販路拡大、ARPU施策、マルチユース促進など利益増に徹底して取り組む
・利益はコンテンツやネット施策投資に回す
・大胆な「スクラップ&ビルド」にも取り組む
・「働き方改革」とセットで実行する「業務改革」により、労働時間とコストの削減も実現する。

WOWOWは創業以来、「文化を創る」会社であり、エンターテインメントをプロデュースしてきた会社。今年も、全員がプロデューサーとして、自分の仕事をプロデュースする、仲間の力をプロデュースする、エンターテインメントをプロデュースする、WOWOWをプロデュースする。そんな最強のプロデューサー集団を目指し取り組んで行く。

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