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  • 2019.05.09
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2019年5月定例会見要旨

5月9日(木)、定例記者会見を開催いたしました。概要は以下の通りです。

出席者:田中晃社長、黒水則顯副社長、山崎一郎専務、橋本元専務、大高信之常務、太田慎也プロデューサー

最新の加入状況について(田中社長、山崎専務)

2018年度3月末の時点で累計正味加入件数は年度末の数字としては初めて290万件を突破し、過去最高となる2,901,493件。その結果2006年度より13期連続となる純増を達成することができた。2018年度の決算及び詳細については5月15日(水)の決算説明会にて報告を行う。最新4月の加入実績は、 新規加入28,657件、解約53,483件となり24,826件の純減。累計正味加入件数は2,876,667件となった。加入分析だが、3月は、WOWOWでは初となった「EXILE」のドームツアーの中継や、映画の大ヒットで再評価の機運高まる洋楽の「クイーン」特集などが加入を牽引。一方で、3月は例年解約傾向の強い月でもあり、月間全体では6,099件の純減という結果となった。4月は、音楽ライブやスポーツなど中心に加入を積み上げたが、4月も例年解約傾向の強い月であり、月間全体では24,826件の純減という結果となった。5月6月以降は強いコンテンツが揃っているので、引き続き加入最大化を図っていきたい。

「WHO I AM」、ユニバーサルスポーツイベント「ノーバリアゲームズ」について(田中社長、太田プロデューサー)

田中社長)2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催1年前となるこの8月より、WOWOWが国際パラリンピック委員会と共同で2016年より2020年まで5年に渡りお届けしているパラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」のシーズン4が放送開始となる。本日はシーズン4についての最新情報や、これまでの取り組み、そして2020年の大会終了後を見据えプロジェクトが新たに展開するユニバーサルスポーツイベントについて番組チーフプロデューサーの太田よりご紹介させて頂く。

太田プロデューサー)2016年のシリーズ放送開始より、計17か国24組のパラリンピックメダリストたちの50分のドキュメンタリー番組を3シーズンに渡り制作してきた。国際エミー賞ノミネートをはじめ国内外からも評価を頂く機会も増え、制作チームとしてこだわってきたドキュメンタリーとしてのクオリティや、「パラアスリートのドキュメンタリーをトップ・エンターテインメントの一つとして正面から描く」という番組のコンセプトが評価され、広がりを見せ始めているのを実感している。東京パラリンピック開催の1年前となるこの8月からシーズン4が開始となり、新たに8人のパラアスリートを描くこととなるが、本日はその内4名のアスリートを紹介したい。

■男子100M最速王者:ジョニー・ピーコック(イギリス/陸上)JP_J1.jpg
パラスポーツのみならずスポーツの歴史においてもエポックメーキングな大会となった2012年ロンドンパラリンピックの主役の一人。オリンピック、パラリンピックを通じて花形競技といえる男子100Mでロンドン大会、リオ大会を連覇している片足義足のスーパースター。

■世界最強セッター:カレオ・カナヘレ(アメリカ/シッティングバレーボール)KK_J1.jpg
シッティングバレーボールとは下肢に障害を持つ選手が座ったまま競技するバレーボールのこと。シーズン1ではボスニア・ヘルツェゴビナの男子金メダリストを紹介したが、女子ではアメリカが世界1位の実力を持っており、ハワイ在住のカレオ・カナヘレはそのチームのなかで何回もMVPを獲得している最強セッター。

■新競技の世界王者:ボロルエルデネ・ガンバット(モンゴル/テコンドー)BG_J1.jpg
2020東京パラリンピックより新たに正式種目に加わる2つの競技がバドミントンとテコンドー。そのテコンドーにおいて現在、2位に圧倒的な差をつけた世界ランキング1位で、東京大会での初代パラリンピック金メダルを目指すモンゴルの上肢障害の選手ボロルエルデネ・ガンバットに密着する。

■TOKYO2020出場決定第1号:上地結衣(日本/車いすテニス)YK_J1.jpg
シーズン1で紹介した国枝慎吾選手とならび日本が世界に誇るレジェンド車いすプレーヤーが満を持して登場する。個人の日本人選手として東京オリンピック・パラリンピック出場決定第1号となった世界を舞台に戦う上地結衣選手に、WOWOWのテニス中継班の協力も得ながら迫っていく。

【放送外展開について】
シーズン1-3の制作を経て、現在シーズン4の制作に臨んでいるが、常に新しい発見や感動、新たな価値観や多様性との出会いなどがあり刺激を受け、この素晴らしい経験を自分だけでなく、会社、そして社会の財産とすべく発信していきたいという思いを年々新たにしている。そうした思いの元、プロジェクトでは「放送はゴールではなくスタート」を合言葉に、海外パラリンピアンを招聘し、フォーラム(トークショー+先行上映会)はもちろん、彼らやプロデューサーによる小学校や大学での特別授業といった教育展開、写真展や音楽コンサート、そして週刊ヤングジャンプでのコミカライズなど、放送外での様々な展開にも力を入れている。特に若い世代へは、こうした様々な取り組みを通じ「WHO I AM」に触れて頂くことで、より柔軟な発想力と多様な個性をもって2020以降の20年30年先のユニバーサルな日本社会の担い手になって欲しいと考えており、それが2020東京大会の成功以上に番組が目指すべきゴールだと思っている。

【ノーバリアゲームズ】

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こうした流れのなかで今回、新しいユニバーサルスポーツイベント「ノーバリアゲームズ」をプロジェクト発で立ち上げることとなった。「#みんなちがってみんないい」をコンセプトに国籍や年齢、性別、障害の有無などに関わらず、誰もが楽しめる運動会のようなイベントで、シーズン2で紹介した世界で唯一の四肢欠損のフェンシング選手ベアトリーチェ・ヴィオ(イタリア)とその家族が、毎年ローマにて開催しているイベントに刺激を受けて企画し、彼女とその家族の協力もあり、このたび東京で新たな形のユニバーサルスポーツイベントとして初開催となる。6月1日(土)、2日(日)の2日間、日比谷公園一帯で開催される大型フリーライブイベント「日比谷音楽祭」の1企画として6月1日(土)に展開。MCを松岡修造氏が務めるほか、スペシャルゲストとしてシーズン3に登場した車いすバスケットボールの神様パトリック・アンダーソン(カナダ)が登場、日本からは平昌パラリンピックの銀メダルを含め4大会連続のパラリンピックメダリスト森井大輝選手やシドニーオリンピック競泳日本代表の萩原智子さんの参加が現在決定している。さらに番組の音楽を務め、日比谷音楽祭自体にも参加する平昌オリンピック・パラリンピック音楽監督の梁邦彦さんに会場音楽を担当頂くなど、スポーツだけでなく音楽やアートといった要素もとりこんだユニバーサルなイベントとして展開していく。

【シーズン3無料配信について】
WOWOWは有料放送だが、「WHO I AM」をより多くの方にご覧頂きたいという思いでこれまで放送したシーズン1、2を番組公式サイトやWOWOWメンバーズオンデマンドなどで無料配信でお届けしてきた。そして、本日5月9日(木)より、シーズン3も無料配信することが決定。これまで放送を行った3シーズン24本が全て無料でご覧頂けるようになった。是非ご紹介頂ければと考えている。

田中社長)ご紹介した「ノーバリアゲームズ」は日本で初の開催となり前例のないチャレンジとなるが、必ず成功させて翌年以降への継続展開へとつなげて行きたい。引き続きこうしたイベントや教育活動などを通じ、2020東京大会後の日本社会を担う若い世代に向けて、メッセージを発信していきたい。

今後の番組編成について(大高常務)

■トニー賞授賞式について
今年も6月10日(月)に演劇界最高峰の祭典『トニー賞授賞式』をニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールより独占生中継でお届けする。今回の授賞式の見どころは、名作映画をミュージカル化した「トッツィー」、「ビートルジュース」といった作品のノミネートや、司会を務める人気タレントのジェームス・コーデンなど。日本のスタジオではナビゲーターに井上芳雄さんを、スペシャルゲストとしてWOWOW初出演となる堂本光一さんを迎え、現地の興奮をそのままにお伝えしていきたい。また、5月25日(土)には、この2人がトニー賞授賞式直前のニューヨークを訪問し、熱気あふれるブロードウェイを紹介する特別番組「トニー賞直前SP 2019 ~僕たちのブロードウェイ物語~」もお届けする。こちらもご注目頂きたい。

■放送のネット同時配信について
昨年の10月よりサービスを開始した結果、利用者数、利用時間とも昨年に比べ大きく伸びている。ネット同時配信の放送カバー率も4月は92%と高い数字を記録。また、WOWOWメンバーズオンデマンドでは、5月20日(月)よりこれまでのグーグル・クロームキャストに加え、アマゾン・ファイアーTVスティックにも対応予定となっており、ご自宅のTVでもテニスのATPツアーやドラマの見逃しなど配信限定のコンテンツを中心にメンバーズオンデマンドのサービスを楽しむことが可能となる。引き続きサービスレベルの向上に取り組んでいきたい。

■コーポレートキャラクター『ウーとワー』について
この5月より『ウーとワー』がWOWOWの新たなコーポレートキャラクターに就任した。今後は番組やイベントとの連動展開やグッズ販売等など様々な形で露出を高め、コーポレートキャラクターとして育てていきたいと考えている。

「ノーバリアゲームズ」について(田中社長) 

本日5月9日(木)より東京オリンピック・パラリンピックのチケット抽選申し込みが開始となり、これからの約1年は大会に向けてメディア・国民の感心とも飛躍的に高まりを見せることが予想されるなか、今回は「WHO I AM」「ノーバリアゲームズ」について説明させて頂いた。東京大会を巡りよく「レガシー」という言葉が使われるが、大切なのは大会後に何を「遺す」かではなく、何を「続けていける」かだと考えている。そういった意味でも今回新たに立ち上がる「ノーバリアゲームズ」を是非成功させたいと考えている。「ノーバリアゲームズ」には3つの意義があると思っている、1つ目は「2020年の後も継続して展開を行う」こと、2つ目はイベントを通じ「2020年以降の日本社会を担う子供たちにメッセージを届ける」こと。そして3つ目が、エポックメーキングといわれるロンドンパラリンピックを経験し、健常者と障がい者のバリアが確実に低くなったといわれるロンドンで、一方で大会後より広がってしまったと指摘されている「パラリンピックを"目指す、目指せる"障がい者と"目指さない、目指せない"障がい者の間のバリア」、この壁を取り払いたいという思いだ。今回のイベントを通じ健常者の子供も、障がい者の子供も、明日のパラリンピアンを目指す障害を持った子供も、アスリートを目指さない障害を持った子供も、それぞれが「みんなちがってみんないい」というメッセージを体感、実感してもらえるような、そんなイベントにすべく取り組んでいきたいと考えている。前例のないチャレンジなので混乱も多々あるかと思うが、是非メディアの皆様と共にこのイベントを育てて行きたいと考えているので、当日は会場にお越し頂き、このイベントを多彩な参加者と一緒に体感し、ご紹介頂ければと思っている。

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