エヴァン・ストロング:2020年 世界中のパラアスリートからメッセージ

エヴァン・ストロング:2020年 世界中のパラアスリートからメッセージ

ハワイ在住 義足スノーボード王者:エヴァン・ストロング(アメリカ/スノーボード)

《それぞれの2020年》 TOKYO 2020の延期を受け、世界のトップパラアスリートは何を考え、2020年春をどう過ごしているのか。WOWOWとIPC(国際パラリンピック委員会)による共同プロジェクト「パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM」に登場した世界中のトップパラアスリートたちからのSPメッセージ動画が届きました。

For The Best Games ~全ては、最高の瞬間(とき)のために~

エヴァン・ストロング
(アメリカ/スノーボード WHO I AMシーズン2に登場)

サンフランシスコ生まれ。
少年期は家族とともにハワイ・マウイ島で暮らし、サーフィンとスケートボードに明け暮れ、プロスケートボーダーを目指していた。17歳の時、飲酒運転の車に轢かれてしまい、左足の切断を余儀なくされる。義足での生活となったが、すぐにスケートボード再開を誓い、多くのスポーツをはじめ、どんなことにも挑戦するようになる。
2007年にアメリカ本土のタホ湖近くのスキーリゾートへ移ると、スノーボーダーとしての活動を本格化。翌年、初めてパラスノーボードの大会へ出場し優勝すると、ワールドカップなどの国際大会を次々と制する。
パラリンピックにおけるスノーボードは正式競技ではなかったが、2014年ソチパラリンピックでアルペンスキーの一種目として開催されると、エヴァンは念願のパラリンピックの舞台へ出場を果たし、金メダルを獲得。今もハワイに居を構える異色の義足スノーボーダーは、一年の大半は雪山を転戦している。そしてスノーボードが正式競技となった2018年3月の平昌パラリンピックで銀メダルを獲得。

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