LPGA女子ゴルフツアーで躍動する日本の19歳、畑岡奈紗選手がWOWOWに来社されました!
スポーツ部 小笠原功真
毎年、数多くのドラマが生まれるLPGA女子ゴルフツアー。
世界トッププレーヤーがひしめくツアーで、多くの日本人選手が活躍する中、
特に輝きを放っているのは、今年6月に開催されたウォルマートNWアーカンソー選手権でLPGAツアー日本人最年少優勝(19歳162日)を成し遂げた畑岡奈紗選手。
3日間トータル21アンダーで2位に6打差とし、文句なしのツアー初優勝を掴みました。また、その翌週のメジャー第3戦全米女子プロゴルフ選手権では、最終日8アンダーと驚異の追い上げでプレーオフに進み、惜しくも2位タイと大健闘をみせています。
LPGAツアー2年目で飛躍を遂げる畑岡選手が先月、WOWOWに来社されました。
丁寧な言葉で爽やかに振る舞う、凛とした19歳
2週間後に大事なメジャー最終戦を控える中、合間を縫って足を運んでくださった畑岡選手。
田中社長との対談では、初優勝した大会に限らず、自身が出場した大会の一打一打を鮮明に振り返り、語る彼女に驚かされました。世界トップアスリートとしての品格と19歳のあどけなさを持ち合わせている畑岡選手。笑顔の裏に秘めた今シーズンの想い、そしてメジャー最終戦への意気込みを伺いました。
Q.今季は現時点でトップ10入り8回、ウォルマートNWアーカンソー選手権ではLPGA女子ゴルフツアーで初優勝を果たすなど、本格参戦から2年目で大きく飛躍されました。ここまでを振り返って、ご自身で成長した部分と今後の課題を教えてください。
「スイング面では昨年の終わり頃から少しアップライト気味に変え始めて、そこから飛距離が戻ってきて、安定感が出てきたと思います。メンタル面では何度か優勝争いをして、(ウォルマートNW)アーカンソー(選手権)では勝つことができたので、少し気持ちを強く持ってプレーができていると思います。今後の課題で一番感じているのは、ティーショットです。結果が出なかった試合はティーショットが安定していなくて、カナディアン・パシフィック女子オープンでは、最終日はショットが長いラフに入ってしまい、そこからチャンスにつけられず、スコアメイクができませんでした。」
Q.ここまでメジャーを4大会戦いましたが、今季のメジャーでのプレーを振り返ってみていかがですか?
「(初戦の)ANAインスピレーションや全英リコー女子オープンでもそうだったのですが、強い風が出てしまうと対応ができませんでした。一方で(第3戦の)全米女子プロゴルフ選手権も最終日は風が強かったのですが、(2位タイの成績を残せたのは)これまで風が強い中でやってきた経験をうまく活かせた結果なのかなと思います。」
先日のメジャー最終戦、エビアン・チャンピオンシップでも健闘をみせました。
上位争いの常連になった畑岡選手が、2年に一度開催される女子ゴルフ世界一決定戦、ULインターナショナル・クラウンへの意気込みも語ってくださいました。
「いつもとは違う雰囲気の大会になると思います。日本代表の誇りを忘れずに戦いたいですね。今はアメリカツアーでも日本人選手が少なくなっているので、自分が引っ張って日本の女子ゴルフを盛り上げたいという気持ちはいつも持っています。」
今大会は畑岡選手のほかに、鈴木愛選手、比嘉真美子選手、成田美寿々選手が日本代表に選出されました。個人種目のゴルフにおいては特殊な〝チーム戦〟という形式の大会で、畑岡選手はどのような活躍を見せるのか期待です。
「(他の日本代表選手とは、)普段戦っているツアーが違うのであまり接点はないのですが、まずはチームで楽しくやっていきたい。私は今年からずっと世界ランキングを意識して戦っていて、今回のチームでは最上位(17位、9月25日現在)です。年齢は最年少ですが、プレーの面ではチームを引っ張っていけるようにしたいですね。」
女子ゴルフ世界一決定戦、ULインターナショナル・クラウンは10月4日(木)開幕。
舞台は韓国、仁川。2014年から隔年で開催され、今回で3回目となる女子ゴルフの国・地域別対抗戦。
日本初の女子ゴルフ世界一を掴みとるべく、日本の若きエース畑岡奈紗が躍動します。
LPGA女子ゴルフツアー
日本代表出場!女子ゴルフ世界一決定戦
ULインターナショナル・クラウン 畑岡奈紗出場!
10/4(木)~7(日) 午前9:00~午後4:00 4日間 WOWOWメンバーズオンデマンド 先行ライブ配信
10/6(土) 予選ラウンド 夜6:00~夜8:00
10/7(日) 決勝ラウンド 夜6:00~夜8:00
10/8(月・祝) 大会総集編 夜6:00~夜8:00