全仏オープン開幕直前!「本当の感動はウソをついたら絶対に伝えられない」フローラン・ダバディが語るWOWOWテニス中継にかける思い
「トルシエ元日本代表監督の通訳」と言った方が世間での認知度は高いだろうか? だが、もう17年も前の肩書で認識していては、この男の本質を見誤ることになる。
WOWOWのテニス中継で長年――それこそ錦織圭や大坂なおみが台頭してくる以前から、グランドスラムのキャスター、およびナビゲーターを務めてきたフローラン・ダバディ氏。中でも地元・パリで開催される全仏オープンは特別な思いを抱いている大会。以前からから何度もローラン・ギャロスに足を運んでいるだけあって、他の大会以上に厳しく鋭い視線で、レッドクレーコートの戦いを見つめている。
そんな彼と、WOWOWのスポーツ部でテニスを担当する須川賢一プロデューサーに、WOWOWにおけるテニス中継の変遷、近年の日本人選手の活躍、そして今年の全仏の見どころ――錦織選手、大坂選手の優勝の可能性について、語ってもらった。
"トルシエ監督の通訳"がテニス中継のキャスターを務めることになった理由
――ダバディさんはどのようにしてWOWOWのテニス中継に携わることになったんでしょうか?
ダバディ 日本テニス協会の強化担当のトップにいらっしゃる福井烈さんが、どなたかから私が大のテニス好きだと聞いて、福井さんが当時持っていた雑誌の連載での対談に呼んでくださったんですね。その記事をWOWOWのプロデューサーが読んで、当時、WOWOWでは全仏の特番を作ることになっていて、そのナビゲーターに興味はあるか? と連絡してくださったんですね。僕は「もちろんやりたい!」とお伝えして、1時間の特番を担当したんですが、それが評価を受けて、同じ年の全米オープンから進藤晶子さんと一緒にキャスターをやることになったんです。
当時は松岡修造さんも去られて、伊達公子さんも一度目の引退をされた後で、世界で戦える選手は杉山愛さんくらい。正直に言って、目玉となる日本人選手がいなくて、女性ファンを取り込むためにWOWOWの打ち出しはイケメンの"貴公子"フアン カルロス・フェレロで(笑)。でも、それじゃフェレロがすぐ敗退するようなことがあったら危ない。じゃあ進藤とダバディのWキャスター体制でちょっとジャーナリスティックにやってみようということだったんですね。
――それから15年で、日本テニス界、WOWOWにおけるテニス中継の在り方も大きく変化しました。
ダバディ 僕らがやっている仕事も全然違うし、世界で戦える選手が男女とも出てきて...どれくらい進化してきたかって考えると言葉が出ないですね。
――須川プロデューサーはWOWOWに入社後、スポーツだけでなく映画の仕事などもされていたそうですね?
須川 入社は2003年で、番宣制作の現場に4年ほどいて、2008年10月にスポーツ部に異動となってテニスを担当することになったんです。ちょうど錦織選手が全米オープンで当時世界4位のフェレールを破った直後の異動でした。
その後、2011年の全仏までテニスを担当していましたが、映画部に異動になり、その後、さらにロサンゼルス駐在員事務所に行くことになり、昨年の8月からまたスポーツ部に異動になり、7年ぶりにテニスに関わることになりました。
ニッチからメジャーへ! 錦織&大坂の台頭でテニスは大きく変わった
――2007年に最初にテニスに関わられた時は具体的にどのようなお仕事を?
須川 当時のテニス中継はほぼグランドスラムの4大大会のみだったので、基本的にはそのプロデューサーをしていました。ダバディさんを含めて出演者に現地に行っていただき、そこで見えるものを実況・解説してもらうということで、撮影などのスタッフも合わせて1大会で総勢40名ほどがあちらに行きます。もちろん、それだけじゃなく現地で雇用するスタッフや、東京(辰巳)のスタジオでその映像を受けるスタッフがいますから、全部で100名以上が関わっています。
――須川さんが関わられる以前、最初に関わった頃、そして今とでは、WOWOWにおけるテニスというコンテンツの大きさが全く異なっているかと思います。
須川 やはり最初にダバディさんが関わり始めた頃は、日本人選手が目立った活躍をするわけでもなく、そこまで世間の注目を浴びないスポーツというイメージが少なからずありましたね。ちょうど最初に私が関わった頃が「錦織という10代の選手がすごいことになるかもしれない」と言われ始めた時期で、そういう意味でいい時期に関わることができたなと思いました。
その後はしばらくテニスからは離れていましたが、昨年アメリカから戻って担当に復帰し、7年の時を経てテニスが会社内でメインコンテンツのひとつとして扱われるようになったのを実感しています。
それこそ最初に関わった頃は、グランドスラムを中心にして何をやっていくか? という年に4回、大事な"点"があった感じでしたが、いまはATPツアーの配信など、1年を通じて"面"としてテニスを追っていくという感じです。気が抜けないですね。
ジャーナリストとしての視点を織り込みつつ、あくまでテニスを楽しんでもらう
――ダバディさんはナビゲーターとして日本の観客に"伝える"上で、どういったことを意識されていますか?
ダバディ やはり私が最初に期待されていた部分は語学力だと思うんですよね。英語も日本語もフランス語もスペイン語もできるから、それを活かしてあちこちにアンテナを張って、日本で報道されているニュースとは違う角度や目線で伝えることを意識していました。
――WOWOWのスポーツ中継ならではの面白さを感じる部分はありますか?
僕は民放のスポーツ番組にも出演していましたが、民放の場合は放送作家がいて、もちろん、打ち合わせの段階で自分の意見を言ったり、企画を持ち込んで売り込むことはできるんですが、本番でどう番組を進めていくかに関してはほぼ事前に決まっているんですよね。
同時期にWOWOWで仕事をするようになって、ジャーナリストとしての自分の意見をもっと入れたい! という思いを強く持っていましたし、特に当時はいまよりもコアなテニス愛好家の視聴者が多かったこともあり、自分のテニスへの情熱を他の解説者の方とディベート式に熱く語り合うこともあって、自分をより出せる番組だというのは感じていました。
――実際、新聞コラムなどでスポーツ界のドーピング問題などにも鋭く切り込まれていますが、WOWOWではそうしたジャーナリスティックな視点をより強く出せると?
ダバディ そうですね。それこそ大会を前に、須川さんと「この問題について、どこまで深く切り込むべきか?」と議論することは多々ありますね。ドーピング問題もそうですし、セレナ・ウィリアムズが感じたという人種差別に関わる話だったり。
もちろん、民放でそういう部分を追求できないわけではないですし、実際に特集としてやったこともあります。ただWOWOWでは、より深く、そして最終的には社会問題としてではなく、テニスのトピックとして扱わないといけないので、番組の中にどう落とし込むかを常にプロデューサーやディレクター陣と議論しながら作っていくのは面白いですね。
最終的には楽しい番組にはしたいけど、「楽しい」=「無難なもの」だとは思ってないので、よりエッジなものにしていけるようにというのはいまも考えています。
須川 ダバディさんが日々、日本語ではないソースから情報を収集して、こちらにいろんな提案をしてくださるのはすごく刺激的なことですし、ありがたいですね。僕自身、幸いなことに英語はなんとかできますので、日本語化されていない情報を収集することは意識していますし、そういう部分がWOWOWのテニス中継のひとつの強みだと思っています。
ダバディ 須川さんとは、全米や全仏の現場で熱くなって「これをやるべきだ」とか議論を戦わせたことがありますが、僕の中でのジャーナリストってそういうもの。子どもの頃に見た、ロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマンが出ているウォーターゲート事件を扱った映画『大統領の陰謀』もそうでしたけど、ジャーナリストたちが常にディベートをするから、そこで生まれる何かがきっとあるんだと思います。WOWOWのテニス中継でも、それと同じことができているんじゃないかと思いますね。
2018年全米オープン決勝の異様な空気の中でテレビマンたちは何を考えた?
――近年の日本人選手の活躍についても伺います。大坂なおみ選手の2018年の全米オープン初制覇、今年に入っての全豪オープンを制してのグランドスラム連覇を現地でご覧になられたそうですが、勝利の瞬間はいかがでしたか?
ダバディ 自分がというよりは、周りのスタッフみんなが心の底から生き生きしてて、日本人選手が勝ち進む姿に勇気をもらっているのを見ると、本当によかったなぁと思いますね。僕はアメリカやフランスのテレビも見てきたけど、"テレビ屋"として日本のクルーのハードワークぶりは世界一だと思います。そういう舞台裏で頑張ってるみんなの苦労が、日本人選手の活躍という形で報われて本当によかったなと。大坂選手が勝った瞬間、スタッフがみんな同時に「よっしゃ!」ってなったのを見て鳥肌が立ちましたね。
須川 僕自身はプロデューサーとして「もし優勝したら何をすべきか?」といったことを考えていました。大坂選手の全米優勝に関して言えば、正直、僕は大坂選手が勝てるとは思っていませんでした。というのもその前に3年ほどアメリカにいて、いかにセレナ・ウィリアムズという選手がアメリカで特別な存在かというのを感じていましたし、そういった選手が出産を経て復帰してきて、女子のグランドスラム優勝記録に挑戦するということで、アメリカ国内の期待もすさまじかったですから。終わってみて、改めてアスリートのポテンシャルというものは、我々の予想を超えていくものなんだというのをひしひしと感じましたね。実際、「次の日本人選手のグランドスラム優勝はしばらくないだろう」と思ってたら、次の全豪も勝ってしまいましたしね(笑)。
ダバディ これはいまだから言えますけど、セレナのトレーナーはフランス人で、私も知っているんですが、決勝の朝、彼は私のところに来てウインクしたんです。「どうしたの? 今日だけは私たち敵同士でしょ?」と思ったんですけど、彼はすごく正直な人で「今日はなおみ、チャンスありそうだね」って言って去っていったんです。
もちろん、彼もプロだからセレナの調子のことなんて一言も話さないし、僕もそれ以上は何も聞かず、オンエアでもそのことは話しませんでしたが(笑)、大坂選手が優勝した瞬間、あぁ、セレナの陣営も大坂選手を恐れていたし、周りが思うほどの余裕はなかったんだなと思いました。
――特にあの決勝は、セレナの暴言に対するペナルティや会場のブーイングなど、試合だけでなく表彰式も含めて異様な雰囲気でした。その中で"テレビマン"としてどんなことを考え、行動されていたんでしょうか?
須川 私たちプロデューサーは、会場にいるわけではなく、会場脇の放送施設にいて、小さなモニター越しに状況を見ているんですね。なので会場が異様な雰囲気にあることはわかっていましたが、そこをどう伝えるかは実況・解説の方々にお任せするしかないんですね。
実は、セレモニー終了後、大坂さんに取材のために私たちのところに来てもらえるようにと大会側にリクエストを出し、事前の取り決めでは我々のところに最初に来て、その後、アメリカ、ヨーロッパの大きな放送局のところに行くということだったんです。でも、ああいう異例の表彰式だったことで、その大会側との約束が急にすっぽかされて、最初にアメリカの局が取材をすることになったんです。その時は臨機応変にWOWOW独自のカメラで大坂選手が移動する様子を追いかけて、そこで起こっていることをそのまま伝えることでなんとか切る抜けることができたんですが、そういう状況には結構、ドキドキさせられましたね(笑)。
ダバディ その中継に関して私が思ったのは、WOWOWのテニスって決して応援チャンネルなってはいけないという点です。私が15年やってきて常に守り続けてきたのは「キャスターは応援団長になってはいけない」ということ。とはいえもちろん、日本のファンが待ちわびた感動は伝えないといけないし、日本人アスリートが成し遂げた偉業はしっかりと称えたいという気持ちはありました。
でも単なる応援に終わってしまえば言葉も貧しくなるし、それはジャーナリストとしての仕事ができていないということ。大坂選手がWOWOWの放送ブースに入ってきた瞬間、全員が拍手で迎えるだろうし、スタッフの中には感極まってしまう人もいるかもしれない。でもそれをどう伝え、どう深みを出すか? それこそ私たちは、セレモニーの様子や先ほど須川さんがおっしゃっていた大坂選手の移動の映像は我慢して見ずに、時間がない中でギリギリの瞬間まで質問を考えたり、打ち合わせをしていました。そこに関して、私が言うのもなんですが、WOWOWのスタッフは本当にみんなプロフェッショナルだったと思います。
日本人だけじゃない! フェデラーの帰還&ケルバーの生涯グランドスラム挑戦
――続いて、今年の全仏オープンの展望、見どころについてお聞きしたいと思います。
須川 WOWOWではATPツアーの配信を行なっていますが、2か月に渡るクレーシーズンの集大成となるのがこの全仏オープンです。その流れを途切れることなく見ながらクレーの面白さを感じていただけると思います。特に今年はロジャー・フェデラーが3年ぶりに全仏に戻ってくるので楽しみですね。
ダバディ 選手で言うと、女子はまずアンジェリック・ケルバー選手がここで勝てばキャリアグランドスラム達成ですが、そうなれば最年長での記録となります。それがどれだけすごいことなのか? まだまだ私たちは伝えきれていないと思います。
男子に関しては、先ほど須川さんの話にも出ましたロジャー・フェデラーですが、彼がパーフェクトなキャリアの中で唯一、達成できていないのがローラン・ギャロスのクレーコートでラファエル・ナダルに勝つということ。ラファが史上最強のクレー選手であることは変わりませんからね。いまのラファとフェデラーなら、まだ6:4くらいでラファに分があるでしょうけど、もしかして組み合わせ次第ですごい試合が見られるんじゃないか? それが楽しみですね。
世界ランク1位の大坂を待ち受ける「クレーの洗礼」?
――大坂なおみ選手は今回の全仏を、日本人選手として4大大会において史上初めてトップシードで迎えることになります。
ダバディ そうですね。でも、正直に言えば大坂選手にはローラン・ギャロスはまだ難しいと思います。厳しい言い方をすれば、彼女がまだ持っていないものは、全てクレーコートでの戦いで必要なものです。スライスもそうだし、みなさんが思っている以上にローラン・ギャロスではボレーが大事です。あとは、うまくいかない場合のプランB、プランCを準備して、即座に切り替える柔軟性が求められます。彼女はいま、サーブ&ボレーというオプションをほとんど持っていませんからね。
それから精神的な部分に関して彼女は相当強くなったと思いますが、改めていま、彼女は冷静さと辛抱強さが試される局面にいると思います。パワーで押し込むだけでなくショートラリーを打ち合えるか?
とはいえ逆に、この大会を通じての彼女の姿が成長のバロメーターにもなると思います。ここでも全米、全豪のように圧巻のテニスで優勝することになれば、セレナやシュテフィ・グラフのような"覇権"の時代がやってくるでしょうね。正直なところそこまで簡単ではないという思いはありますが、彼女には魔物が棲んでいると言われるローラン・ギャロスの洗礼をぜひ乗り越えて欲しいですね。
錦織圭、グランドスラム初制覇の可能性「大いにあり!」
――錦織選手に関してはいかがですか?
錦織選手にとっては、マイケル・チャンとのコンビの集大成となるかもしれませんね。恩師がかつて優勝したローラン・ギャロスで学び、活かせる教訓があるんじゃないかと思います。今年に関しては混戦模様の中で優勝を狙える位置にいる5~6選手のひとりですので、これが初のグランドスラム制覇になる可能性も十分にあると思います。
須川 プロデューサーはとしては日本人に活躍してほしいし、錦織選手には優勝してもらいたいですが、NextGen(=Next Generation)に位置付けられている若い選手がたくさんいるので、そういう選手たちの台頭が楽しみだし、彼らが錦織選手と戦う姿を見てみたいですね。
大坂選手に関してはダバディさんがおっしゃったように、彼女に足りないものはすべて全仏で勝つために必要なものですからね。今シーズンのクレーでの試合を見てみると、言われているよりは苦労している印象はなく、勝てる可能性はあると思っています。我々の予想を超えていくんじゃないかと。
本当の感動を伝えるために――「魂を売らず、自分の心に正直にいたい」
――WOWOWではM-25の旗印として「偏愛」を掲げています。お2人がお仕事をされる上での"偏愛"、大切にされていることを教えてください。
須川 スポーツ中継という意味ではチームでの仕事なので「こだわらない」ということなのかなと思いますね。みんなで作っていくものなので、みんなの意見をどう組み合わせていくかが大事ですよね。それこそ数十人体制のチームであり、ひとりでできないからこそみんなにお願いしているわけですから。柔軟に意見を聞いていき、常に「正解はない」と心に留めておくことが必要ですよね。スポーツ中継もまさに正解がわからないものですからね。予想がつかないからこそいろんなパターンを考えていくことが大事だし、大変で面白い部分だと思います。
ダバディ 僕は、全てのスタッフの"ケミストリー"がうまくいったその瞬間で、自分なりに大事にしたいのは「魂を売りたくない」ということ。それはすごく難しいことだけど、ベタに視聴者を煽りたくないし、自分が思ってもないことを言いたくない。それは単なるプライドやこだわりではなく、本当の感動はウソをついたら絶対に伝えられないと思います。だからこそ自分の心に正直にという意味で魂を売りたくないんです。
それはすごく難しいことだけど「これはダメだ」と思ったら言わなきゃいけないなと思います。例えば、全米決勝の会場で観客が試合展開に対して示したブーイングもそう。古代ローマの闘技場のように、血の匂いがしたからそれを掻き立てるような態度をスポーツファンが見せることは許されないと思います。できることなら触れたくないけど、見ないふりはできないです。一方で「大坂なおみの初優勝」も伝えなくてはいけない大事なことで、その偉業を私たちが言葉で盗むことも許されないと思います。そこに正解はないけど、そういうときはまた須川さんとギリギリまでディベートして作っていきたいですね。
日本人選手の戦い方に対する異議がある場合もそうです。全仏で錦織選手は過去に地元フランス人選手に敗れたことがあるけど、その時のフランスのファンの応援の仕方もかなりきわどいものでした。でも、あれは錦織選手のボディランゲージがネガティブなものだったので、そこを弱点だと見抜いた地元の観客が、そこを衝いてきたわけです。何が悔しいって、錦織選手が最も分かりやすいワナにハマって自滅してしまったということ。残念なことに僕はそれを、その時のオンエア中に言う勇気はなかったんです。自分がフランス人なので、フランス人選手や観客に肩入れしてるんだろうと思われるのが怖かったから。
その後も、あれはきちんと言うべきだったんじゃないか? と悔しい思いをずっと抱いてたんですが、今のWOWOWのテニス中継には、たとえ発言が炎上したとしても、「私たちはジャーナリストとしてそれを伝えるべきなんだ」という強い思いを共有できる、テニスへの愛情と情熱を持った人たちがそろっています。これからも、解説やアナウンサー、WOWOWテニスアンバサダーの伊達公子さんといった素晴らしいメンバーと一緒に、最高のテニス中継を、自信を持ってお届けしていきたいと思っています。
取材・文/黒豆直樹 撮影/祭貴義道 制作/iD inc.
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