「WOWOWのお仕事」技術部門の配属から編成・スポーツ、さらにマーケティング部門へと幅広い領域(5部署)での経験を活かしたコミュニケーション術!
コミュニケーションデザイン部 清水大志
WOWOWで働く社員にインタビューし、仕事のやりがいや苦労、働きやすさ、WOWOWならではの企業文化に至るまでを深掘りする特集企画を全7回でお届け! 今回、登場いただくのはWOWOWでいちばん若い部長であるコミュニケーションデザイン部の清水大志さんです。43歳の若き部長が100人を超える大所帯の部をまとめ上げる上で大切にしていることとは──?
──入社されてから現在までのお仕事について教えてください。
2003年に入社し、制作技術部に配属となり、その後、2005年に送出技術部という放送設備を司る部署に異動となりました。その後は2014年に編成部、現在のコンテンツ戦略部に移り、主にWOWOWライブチャンネルの放送番組を編成する業務などに従事しました。
2017年からはスポーツ部でスポーツコンテンツの権利調達の交渉の仕事をし、2022年4月より現部署のコミュニケーションデザイン部で部長を務めています。
──コミュニケーションデザイン部とはどういった仕事をする部なのでしょうか?
2022年4月に新設された部署なのですが、番組の宣伝を行なう旧プロモーション部と旧カスタマーリレーション部が行なってきたプログラムガイドの制作・編集やSNS、WOWOWの公式ホームページの運用などを通じて、お客さまにご視聴いただくためにより魅力的にコンテンツをお伝えする業務を担っております。新規・既存を問わずお客さまとのコミュニケーションを深めていくという部署になります。業務委託の方や派遣社員の方も含めて100人ほどの大所帯の部となります。
──その中で部長である清水さんが担う役割について教えてください。
これだけ大きな部署ですので、部長として方向性を示しつつ、部員の皆さんと意見交換をしながら部としての業務を進め、動かしていくということをしています。この領域での経験がないので、部員の皆さんとコミュニケーションを取りながら日々勉強させてもらっています。
──部のメンバーと接する上で、心がけていることはどんなことですか?
社内でいちばん若い部長ということで、なるべく現場の人たちとの距離感を近く保ちながらやっていきたいと思っており、いつでも気楽に話してもらうために、悩みがあれば相談しやすい環境を作ることを意識しています。
私自身はできるだけ出社するようにしています。部全体では現在はリモートワークの方も多いですが、出社した際には部長がいて対面で話ができるという環境を整えるようにしています。
──若手社員にとっては、「部長」という存在は話しづらいかもしれませんが......特に年の離れた若いメンバーとのコミュニケーションで大切にしていることや意識されていることはありますか?
これだけ大きい部署だと、統括の立場にいる人とは業務上、話す機会は多いのですが、なかなか現場の若い人と話す機会はないので、なるべく自分のほうから話しかけることは意識していますね。気付いたことや具体的な施策について「ここが良かったよ」と直接、声をかけることも大事にしています。まだまだ不十分なところばかりですが。
──現在の仕事をされる上で、さまざまな部署に配属された経験が活きていると思える部分はありますか?
いろいろな業務を進めていく上で、社内調整が多く生じる部分がありますが、それぞれの部、各セクションで背負っているもの、大切にしていることがあると思います。そういう時に経験を通じて「この主張にはこういう背景があるんだ」ということを認識して、向こう側の想いも理解しながら相談しているので、そういう部分で活きているかなと思いますね。