「WOWOWのお仕事」エンターテインメント事業の"裏側"が見えてくる! WOWOWの経理の仕事の魅力
経理部 天満佑太
WOWOWで働く社員にインタビューし、仕事のやりがいや苦労、働きやすさ、WOWOWならではの企業文化に至るまでを深掘りする特集企画を全7回でお届け! 最後に登場いただくのは、経理部の一員として、管理部門の立場からエンターテインメントの現場を支えている天満佑太さん。エンターテインメント企業における経理の醍醐味とは──?
──現在の業務について教えてください。
いまの業務は、事業局、経営戦略局、事業開発室の経理担当をしております。それ以外では、連結決算の効率化に向けた取り組み、インボイス制度の導入に向けた業務などを担当しています。また一部ですが法定開示業務にも関わっています。
──エンターテインメント企業における管理部門の仕事のやりがいをどんなところに感じていますか?
なかなか表には出てこない、エンターテインメント事業の裏側がよく見えてきますし、それを経理の立場から"交通整理"をしたり、事業部門のビジネスサイドの推進をサポートするというところでやりがいを感じますね。
例えば、イベント事業のお金の計算を締めていく中で、担当のプロデューサーと経理が二人三脚で数字を固めていく場面もありますし、新規プロジェクトをさまざまな会社と取り組んでいく上で「こういうふうにやっていくといいんじゃないですか?」「こういう進め方はどうですか?」といったやりとりは多くあって、単なる"事務処理屋"ではなく、一緒にエンタメ事業を推進しているという実感を持ちながら仕事ができるので、大変ではありますけど、やりがいは大きいです。
──仕事をする上で大切にされていることはどんなことですか?
担当部署と関わる上で真摯に向き合うことは大切にしています。各部署の方が抱えている問題や課題を管理的な側面から解消、サポートできたらと思っていますが、まずどういう課題を抱えているのか? ということを理解できないと先に進めないので、担当の方と真摯に向き合うということは意識していますね。
──部署のムードについて教えてください。
経理部の雰囲気はすごく明るいですね。業務によって他部署との関わりも多いですが、会社全体で部署間の距離が近いですし、和気あいあいとしたムードの中で仕事ができているなと思います。
コロナ禍での転職で、入る前は正直、うまくなじめるのか? ちゃんと活躍できるのか? と心配していましたが、部の皆さんがすごく温かく迎えてくれましたし、業務で関わる他部署の皆さんもエンタメ好きという共通の軸があるからなのか、すごく受け入れてくれている雰囲気があって、なじみやすかったです。
外部から見ていたWOWOWは、技術力の高さがあり、社会派のドラマを作っていて......ということで職人かたぎの社員が多い、「堅い」イメージがあったんですが、入社してみるとフランクな方が多くて、ギスギスした雰囲気もまったくないし、なじみやすい良い職場だなと感じています。
──実際にコンテンツを作る立場ではなくとも「エンターテインメントが好き」というのは重要な要素でしょうか?
もちろん「エンタメが好き」というだけではダメですけど、一つの会社の中で働く上で、"エンタメ好き"という共通軸でみんなつながっていると思うので、会社になじむという意味でもそれはいちばん効く要素だと思います。
私自身は海外ドラマと音楽、特にB'zが好きなんですけど(笑)、同じように好きな人が社内にいて盛り上がったりもしますし、入社時もそれをきっかけにコミュニケーションを取れたり、会話が生まれたりということもありました。雑談から仕事の話まで、エンタメをきっかけに会話が展開していくことってよくありますね。
──経理の仕事は激務ですか?
経理部に関しては、年間で忙しい時期はある程度決まっていますし、さまざまな効率化が進んでいるので、個人的にはそこまで"激務"と感じるようなことはないですね。リモートワークも含めて、それぞれに合う形での働き方が管理部門でもできていると思います。
──天満さんもそうした制度を実際に活用されていますか?
リモートワークは活用しています。通勤時間があると、子どもをお風呂に入れたりするのがどうしても難しかったのですが、リモートワークによりフレキシブルな働き方で可能になりました。そうやって、しっかりとメリハリをつけて働ける環境がWOWOWにはあると思います。
──WOWOWへの転職を考えつつ「エンタメ企業での経験がないけど大丈夫かな?」と不安を感じている方へメッセージをお願いします。
管理部門の転職は経理、契約、法務、人事とさまざまあると思いますが、エンタメ好きであれば、入社後に興味を持っていろんなことを吸収していけると思いますし、「好き」という気持ちがあればキャッチアップも早いし、すぐ活躍できると思います。業界が違うということで遠慮して挑戦しないのはもったいないと思いますのでぜひチャレンジしてみてください。