データとデジタル技術を武器に、WOWOWの新たな道を切り開く。
デジタル戦略局データ&DX戦略部/2018年キャリア入社
WOWOWで働く社員にインタビューし、仕事のやりがいや苦労、働きやすさ、WOWOWならではの企業文化に至るまでを深掘りする特集企画です。今回はデジタル戦略局データ&DX戦略部に所属する社員へのインタビューです。
WOWOWを選んだ理由
法学部を卒業後、商社のシステム系部署に配属となり、データベーススペシャリストの資格を取得するなど、システムやデータを取り扱うスキルを学びました。幼少期から音楽を続けていたことから、レコード会社へ転職。音楽や映像、アーティストに関わるシステムの企画運用を担当し、その中で毎日のように大きなデータベースからデータを抽出し加工していました。結婚を機に退職後、海外へ行くためドラマから言語や文化を学んだことがきっかけで国内外のドラマにハマり、なかでもWOWOWのドラマに深く魅了されました。エンタメ業界でのプロジェクトマネジメントの経験を活かしたい、そして自身が影響を受けたドラマに関わりたいという想いから、WOWOWへと入社しました。
業務内容
データ&DX戦略部は、デジタル技術を積極的に活用して、既存事業の成長と新規事業の創出を目指す部署です。例えばAIやクラウドコンピューティングなどのトレンド技術を活用して、業務の効率化や新たなビジネスチャンスの創出を図るための戦略を立て、実行しています。また、データドリブンな経営も目指し、データをどのように収集・分析・活用すればよいか、会社全体にどう浸透させていくかを検討するのも当部署の仕事。大量のデータを効率的に分析するために、ここでもまたAIや機械学習などの技術を活用します。部署の役割は多岐にわたりますが、私の担当はクラウド利活用の推進、データ戦略の立案、投資効果の分析などです。社員から課題をヒアリングして、どの技術を用いてどのように解決できるかを検討しながら、お金やコンテンツにまつわるデータも眺める日々を送っています。
あらゆる知見を活かし、戦略をつくっていく。
世の中の技術やベストプラクティスは常に変化していくため、専門知識や最新技術などのインプットを続ける毎日です。DX戦略やデータ戦略を計画・実施するためには、デジタル技術のみならず、マーケティングや経営などについても幅広く知っておかなければいけません。データ&DX戦略部は多様な経歴を持ったメンバーで構成されているので、チームで話をするといつも新しい発見があります。外部のトレーニングやセミナーにも積極的に参加し、学びの機会を得るようにしています。そうして手に入れた知見をデータ・技術と掛け合わせ、それぞれの部署の業務やコンテンツ制作の現場にどう活かすか?どうやって課題を解決するか?それを常に考えることが、日々の戦略立案につながっています。WOWOWの成長の手がかりを探し出し、一から手法を考え、自らどんどん実行していけるのがこの仕事の魅力です。
職場環境・福利厚生
WOWOWは個人のやり方を尊重しつつ、お互いへの気遣いも忘れない、居心地の良い会社です。社員が気持ちよく働けるよう上司がたくさんの工夫をしてくれるだけでなく、忙しい時期や事情がある時は同僚同士で助け合う雰囲気があります。私が産休に入る際も、上司や同僚が連携して早い段階から業務を引き継げるよう準備をしてくれたり、復職時の人事面談では上司も含め親身に相談に乗っていただきました。WOWOWはフルフレックス制で週4日のリモート勤務も可能なので、8時頃には始業し保育園のお迎えの時間には退勤することで、フルタイム勤務で復職できました。以前とは異なる働き方を理解してくれた会社や上司、同僚のおかげです。また、WOWOWはエンタメが好きな人が多いので、いつも動画やゲームや音楽について雑談して盛り上がれるのも楽しいです。
今後の目標
出産を経て自分の趣味嗜好がものすごく変わる経験をしました。以前はホラーやサスペンスが好きでしたが、今は人が血を流さない恋愛ドラマを好んで見るようになったのです。ただ、新しいジャンルに興味を持っても、日々育児に追われていると、自分が次に好きになりそうなコンテンツを探す時間も、失敗する時間もない。そう悩む度に、私専属のアドバイザーがいてくれたらなあといつも思います。そしてきっと、私と同じく育児中の方や、日々を忙しく過ごしている方は同じような悩みを抱えているはず。だから私は、この課題をデータやDXで解決し、より多くの人がエンタメを存分に楽しめる仕組みを作れないかと思案中です。これからも引き続きスキルアップを続け、WOWOWやエンタメ業界のさまざまな課題を自らの手で解決していきたいです。