原作者・桜井美奈とドラマプロデューサーの特別鼎談! 連続ドラマW-30「塀の中の美容室」「殺した夫が帰ってきました」映像化の舞台裏

この夏、WOWOWでは桜井美奈さん原作の2作「塀の中の美容室」と「殺した夫が帰ってきました」が連続でドラマ化。
雰囲気がガラリと変わるこの2作について、今回両作を手掛けたプロデューサー陣と原作者・桜井美奈さんの三者によるスペシャル鼎談が実現。
それぞれの作品が生まれた背景や、ドラマ化に至った経緯、キャスティングのこだわりや映像ならではの演出、さらには現場の舞台裏エピソードまで、たっぷりと話を聞いた。
作品の魅力が引き寄せた、"桜井作品"2クール連続での映像化
──「塀の中の美容室」「殺した夫が帰ってきました」の2作連続映像化が決まったとき、桜井先生はどうお感じになりましたか?
桜井:素直にうれしかったです。WOWOWには、私自身が好きな漫画や小説をドラマ化した作品が多いんです。たとえば、「准教授・高槻彰良の推察」シリーズや「連続ドラマW-30『ながたんと青と -いちかの料理帖-』」など。どちらの原作も発売日に買うほどのファンだったので、ドラマも喜んで見させていただきました。
原作とドラマで設定に違いがあることは理解した上で見ていましたが、いずれも原作の世界観を損なうことなく、ドラマとして完成されていたことに感心しました。ですから、自分の作品がWOWOWでドラマ化されると決まったときは胸が躍りましたね。
──この2作品は、どのような着想から生まれたのでしょうか。
桜井:「塀の中の美容室」については、担当編集者がテレビで刑務所に併設された美容室を紹介しているのを見て、それを私に教えてくれたのがきっかけです。非常に興味深いテーマだと感じ、ぜひ書いてみたいと思いました。
「殺した夫が帰ってきました」は、実は、「別人の夫が帰ってきました」という別のタイトルで構想を練っていたんです。「帰ってきた男性が夫ではないと知りながら、女性はその男性と本物の夫婦になれるのか」というテーマで書くつもりでした。ですが、編集者に「その設定には無理があります」と一蹴されまして(笑)。ただ、男女の絆を描くヒューマンドラマにしたいという当初の思いの一部は、「殺した夫が帰ってきました」にも引き継がれています。
──プロデューサーのお2人に伺います。数ある原作(小説や漫画など)の中からこの2作品を選んだ理由について、教えてください。
高嶋:私が原作を知ったのは、発行から少したってから掲載されたWeb記事でした。「塀の中の美容室」というタイトルにまず強く惹かれましたね。刑務所内に美容室があるという設定に驚き、「これは実在するのか?」と興味が湧き、すぐに原作を手に取りました。
「塀の中の美容室」刑務所内にあるあおぞら美容室でのシーン
廣瀬:「殺した夫が帰ってきました」は、制作会社FCC(株式会社フジクリエイティブコーポレーション)の中山ケイ子プロデューサーから、「この原作、一緒にWOWOWさんでドラマ化目指しませんか?」とお話をいただいたのがきっかけです。私も高嶋さんと同様に、やはりタイトルに惹かれました。すぐに原作を購入し、一晩で一気に読みました。ストーリーテリングの巧みさに圧倒され、「ぜひ映像化したい!」と強く思いました。
原作は主人公・茉菜の視点から4章構成で進んでいきます。各章に茉菜の過去の物語が織り込まれていて、読み進めるごとに「茉菜とは何者なのか?」という疑問がより一層深まっていくんです。「DV夫の和希が一番怪しいはずなのに、茉菜まで怪しいとは!?」というスリリングな展開が斬新で本当に面白く、WOWOWの視聴者様にも必ず響くと確信しました。
「殺した夫が帰ってきました」鈴倉茉菜役の山下美月
──映像化に当たり、桜井先生から製作陣にリクエストされたことはありますか?
桜井:脚本を拝読し、どうしても修正してほしいと感じた部分については意見をお伝えし、反映していただきました。とはいえ、ドラマ化に当たって原作と完全に一致しないことは当然承知していたので、「作品を楽しんでくださった読者の皆さんの期待を裏切らないものにしてほしい」という思いしかありませんでした。
──「塀の中の美容室」をご覧になった感想を教えてください。
桜井:一足先に全話拝見したのですが、全体を通して言えるのは、原作では描ききれなかった"塀の中"の生活が、ドラマではより丁寧に描かれているということです。もっと"塀の中"のことを知りたいと思いつつ、刑務所を取材する機会が限られていて1回きりだったので、原作では"塀の外"にいる人に焦点を当てています。そこに少し心残りがあったので、ドラマで"塀の中"をしっかり描いてもらえてうれしかったです。おかげで、"刑務所の中にある美容室"というイメージもより伝わりやすくなったと感じています。
──桜井先生も刑務所を取材されたのですね?
桜井:もちろんです。プロットを作った段階で取材させていただきました。岐阜県の笠松刑務所に併設されている「みどり美容院」で、実際にヘアカットも体験させていただいて。ただ、施設内の詳細なことまでは把握できず、髪を切ってくれた受刑者の方に多くの質問をするわけにもいかず...。情報が十分でないと感じ、プロットを作り直したという経緯があります。
高嶋:ドラマのクランクイン前にも、同じ「みどり美容院」を主演の奈緒さんと一緒に訪問させていただきました。
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──では、「殺した夫が帰ってきました」をご覧になったご感想はいかがですか?
桜井:原作のイメージ通りでしたが、俳優さんが演じ、音楽が加わることで、文字だけの世界とはまた違う新たな表現になっていたのが印象的でした。また、原作にある東日本大震災に関する描写は、ドラマでは別のシチュエーションに置き換えると最初から聞いていましたが、私自身も震災の扱いには迷いがあったので、このアレンジは適切だったと思います。
印象的だったのは、茉菜に付きまとう穂高(笠原秀幸)が、原作以上に不気味だったこと(笑)。これは、いい意味での裏切りでしたね。声や表情によってリアリティを増幅させる俳優さんの表現力は、私の想像をはるかに超えていました。これこそ映像化の素晴らしさですね。
「殺した夫が帰ってきました」穂高一臣役の笠原秀幸
映像化の価値を引き出すキャスト陣に、桜井先生も納得の太鼓判!
──「塀の中の美容室」のキャスティングはどのように進めていったのでしょうか?
高嶋:まず信頼できる方にお願いしたいという思いが強くありました。特に主人公の葉留は、圧倒的に"しゃべらない主人公"なんですよ。だからこそ、所作から表情の変化まで繊細な演技ができる役者さんが必要で、奈緖さんしかいない! と思いお願いしました。ご一緒するのは今回が初めてでしたが、現場で実際にお芝居を見て、本当に細かいところまで丁寧に演じていただいていて驚きました。編集で映像をつなぎ合わせたとき、その緻密さがより際立ちましたね。
もちろん、奈緖さん以外のキャストの皆さんも信頼できる方ばかりで、現場はとても和やかな雰囲気でした。ですが、カメラが回ると一転して物語の世界に一気に没入する集中力は圧巻! 熱のこもった演技に、思わず涙する場面が何度もありましたね。
「塀の中の美容室」小松原葉留役の奈緒
桜井:「塀の中の美容室」のキャスティングは決定してから報告を受けましたが、奈緒さんは私の中にいた葉留のイメージそのものでした。奈緖さんにお願いできて本当に良かったです。一方で気になっていたのが、鈴木公子というおばあちゃんの役。由紀さおりさんが演じてくださると聞いたときは予想外で驚きましたが、実際に演技を拝見するとすごくはまっていて。ほかのキャストの方々についても、「この方に演じていただけて良かった!」と思える配役ばかりで、心から感激しました。
──「殺した夫が帰ってきました」のキャスティングはいかがでしたか?
廣瀬:主人公の茉菜は、壮絶な人生を歩んできた女性です。普段は感情をあまり表に出さず意思表示も控えめですが、それでもデザイナーになるという夢を追い続け、それを形にする芯の強さを持っているキャラクターです。そんな茉菜を演じていただいた山下美月さんは、以前から一度ご一緒したいと願っていた方でした。ちょうどオファーのタイミングで乃木坂46を卒業発表され、俳優としての活動に注力されると聞き、ぜひお願いしたいとお伝えしました。山下さんは華やかな舞台に立ちながらも、地道な努力を続けてきたその姿勢がいつも感じられて、私の中にあった茉菜のイメージと重なりました。
夫の和希役は、山下さんと共演経験のある萩原利久さんにお願いしました。お2人の初めての共演作(ドラマ「電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-」)は、山下さん、萩原さんともにドラマ初主演作で、当時から築かれた信頼関係があると感じたのも理由の一つです。また、和希は怪しさを秘めつつ、ユーモアや柔らかさも併せ持つ掴めないキャラクターです。一見クールなパブリックイメージですが、ご本人はとてもフラットで柔和な方なんだなというギャップを以前から感じていたこともあり、萩原さんが適任だと考えました。萩原さんご自身もオファー後すぐに原作を読み、「やりたいです!」とおっしゃってくださって。お互いに思いが通じ合って実現したキャスティングでしたね。
「殺した夫が帰ってきました」鈴倉和希役の萩原利久
桜井:「殺した夫が帰ってきました」のキャスティングは、あらかじめ候補の方を教えていただき、私からの希望もお伝えしました。山下さんも萩原さんも、まさにお願いしたいと思っていた方々だったので、私にとってもイメージ通りでした。
特に茉菜は、廣瀬さんがおっしゃるように、弱さを抱えながらも運命にあらがい続ける力強さを持った女性です。NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で芯しんのある女性を演じていた山下さんが、茉菜をどう表現してくれるのかとても楽しみでした。
──ご自身が書いたキャラクターを俳優が演じる姿を見て、桜井先生はどう感じましたか?
桜井:ネタバレになるので詳細は控えますが、「塀の中の美容室」は何といってもラストシーンが印象的でした。自分で書いた小説が原作ですから、当然ストーリーは知っています。それでもどうにも泣けてしまって...。ラストに至るまでの積み重ねを思うと、胸がいっぱいになりました。
「殺した夫が帰ってきました」では、最後に茉菜と和希が長く会話するシーンがあります。私が書いたセリフがほぼそのまま使われていたので、聞いていて本当に恥ずかしくなってしまいました(笑)。本来なら、盛り上がるシーンのはずなんですが...。
普段は映像化される可能性などまったく意識せずに執筆していますが、自分の言葉を人が話すのを聞くのがどれだけ恥ずかしいことか分かったので、今後はもしかしたら映像化された場合を想像しながら書くかもしれません(笑)。けど、イメージしていたことが映像化されるのはうれしいです。
──桜井先生は、撮影現場にも足を運ばれたとお聞きしました。
桜井:はい、2作品ともに現場にお邪魔しました。
「塀の中の美容室」の方は、日頃からよく拝見していた俳優さんのお芝居を実際に見ることができて感激したのはもちろん、私が描いた美容室がイメージ通りに再現されていたので、「あおぞら美容室」のセットに感動しました。
「殺した夫が帰ってきました」については、発熱した茉菜を和希が気遣うシーン(第2話)の撮影を見学しました。映像としては短いシーンなのに、撮影には1時間以上かけていて驚きました。カメラの映り込みを避けつつ、茉菜と和希、双方の表情がしっかり映るよう調整しているとご説明いただきましたが、編集で後からつないでも違和感がないよう、同じ芝居を何度も繰り返す俳優さんのプロフェッショナリズムには心底感服しました。
「塀の中の美容室」葉留が働くあおぞら美容室
刑務所のリアルを、そして生きる希望を――。想いを視聴者に届けるために
──原作を映像化するに当たり、高嶋さん、廣瀬さんが大切にされたことを教えてください。
高嶋:原作のある作品をドラマ化する際には、何よりもその世界観を大切にすることを常に意識しています。今回の「塀の中の美容室」については、受刑者の葉留が美容師として働く中で、自ら多くを語ることができない立場にあることから、彼女の内面をどのように描くかが大きな課題でした。原作では桜井先生もおっしゃるように、"塀の外"にいる人物たちの物語を通して葉留の人物像が浮き上がってくる構図でしたが、ドラマでは葉留を軸に据え、美容室以外での彼女の生活や行動にも焦点を当てることにしました。一方で、美容室に来るお客さんとの交流については、できる限り原作に忠実に描くことを心掛けました。
桜井:必要な要素を丁寧に抽出し、膨らませるべき部分は柔軟に展開しながら、原作の世界観を壊すことなくドラマとして見事に構築してくださったと感じています。
「塀の中の美容室」刑務所に収監されたばかりの葉留
廣瀬:「殺した夫が帰ってきました」に関しては、先ほど先生も触れておられたように、東日本大震災に関する描写を別の状況へと置き換えていますが、それ以外のストーリー展開は基本的に原作の流れに沿って構成しました。
その中で、ドラマならではの要素として特に意識したのが"雨のシーン"です。物語の要所要所で雨を降らせ、"雨"を象徴的なモチーフとして組み込みました。劇伴作家の西村さんとも相談し、「雨」をテーマにした楽曲も3曲ほど制作しています。
最も難しかったのは、複雑なミステリー要素の表現ですね。ドラマでは、妻が夫を突き落とす場面が繰り返し登場しますが、現実・記憶・虚像が交錯する構成となっており、視聴者にどのように伝わるのかを加藤監督といろいろと試行錯誤しました。
桜井:文字ならどうにでも表現できることも、映像となると難しいですよね。私自身、あの場面がどのように描かれるのか、完成した映像を見るのがとても楽しみでした。
「殺した夫が帰ってきました」雨の中でのシーン
──ドラマの注目ポイントを教えてください。「塀の中の美容室」からお願いします。
高嶋:「刑務所に美容室? そんな場所があるの?」と驚かれる方も多いと思いますが、私自身、原作と出合うまでまったく知らなかった世界でした。刑務所では、受刑者が刑務作業を通して労働習慣や社会性を身に付け、再犯防止と社会復帰に向けた準備をしています。「刑務所での暮らしは想像できそうで、実はまったく知らない世界だった」、それが私の率直な印象です。
実際に刑務所内を見学し、刑務官の方々から詳しくお話を伺う中で、「ああ、こういうことだったんだ」と腑に落ちる瞬間が幾つもありました。その実感が、視聴者の皆さんにも伝わるよう、できる限り丁寧に描いたつもりです。刑務所で何が行なわれ、なぜそれが更生につながるのか――少しでも伝われば幸いです。
桜井:本当に、実際に見てみないと分からないことばかりですよね。
高嶋:そうなんです。「刑務官はこういう場面でどんな所作をして、受刑者はどう反応するのか」といった具体的な動きがまるで分からなくて。取材中はもちろん、文書でのやりとりでも刑務官の方々に繰り返し質問し、撮影時には専門家にも立ち会っていただいて、実際と相違がないように細部まで確認しながら作り上げました。刑務所は実在する場所ですから、誤った描写は許されません。映像は良くも悪くも「そのまま伝わる」ものなので、かなり神経を使いましたね。
ちなみに、撮影場所となった栃木県の黒羽刑務所跡は現在は使われていないため、電気が通っていなかったんです。なので、電気系統はすべて自前で持ち込んで撮影しました。冬の終わりの寒い時期で、かなり大変だったという思い出があります(笑)。そんな裏側も、少し思い浮かべながらご覧いただけたらうれしいです。
「塀の中の美容室」第1話より
──「殺した夫が帰ってきました」の見どころを教えてください。
廣瀬:終盤、岬で茉菜が吐露する悲しく苦しいセリフもさることながら、その後に和希が発する言葉がとても印象的なんです。実は、このセリフを視聴者の皆さんにしっかり届けるために、逆算して全体を構成したと言っても過言ではありません。
タイトルからホラーを想像される方もいるかもしれませんが、この作品は、壮絶な人生を生き抜くひとりの女性の物語です。不幸の連続だった彼女の人生において、このセリフは唯一の光。その光を象徴的に描きたいと思いました。
エンディングでの茉菜の姿を思い出したとき、視聴者の方々の現状に置き換わって「もう少し頑張ってみよう」と勇気を与えられたら...、そして日々のささやかな幸せや当たり前の感謝に気付くきっかけに繋がればと、そんな願いや思いを込めた作品です。
まだご覧になっていない方は、全話配信中ですのでぜひWOWOWオンデマンドでご視聴ください!
「殺した夫が帰ってきました」最終話より
──最後に、桜井先生から視聴者へのメッセージをいただけますでしょうか。
桜井:「塀の中の美容室」は、先ほどもお話ししたように、原作ではあまり描かれなかった"塀の中"の生活が丁寧に描かれている点が見どころです。世間では刑務所を"三食付きで快適"のように言われますが、喉が渇いても好きなときに水を飲めるわけではなく、私が見学した当時、笠松刑務所では冷暖房も十分とはいえませんでした。そんな"塀の中"での生活を、ぜひ映像で実感していただけたらと思います。
「殺した夫が帰ってきました」については、原作を読んだことがない方なら「どういうこと?」と不思議に感じるかもしれません。その疑問を抱えたまま、ぜひ推理を楽しみながらご覧ください。
小説でもドラマでも、受け取り方は読者・視聴者それぞれに委ねられていると考えています。「こう感じてほしい」「こう解釈してほしい」という押し付けはありません! ただただ、楽しんでいただけたら----それが私の願いです。
左:「連続ドラマW-30『塀の中の美容室』」8月22日(金)午後11:00放送・配信スタート
右:「連続ドラマW-30『殺した夫が帰ってきました』」WOWOWオンデマンドで全話配信中
▼「連続ドラマW-30『塀の中の美容室』」の詳細はこちら
▼「連続ドラマW-30『塀の中の美容室』」WOWOWオンデマンドで順次配信中!詳細はこちら
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▼「連続ドラマW-30『殺した夫が帰ってきました』」WOWOWオンデマンドで全話配信中!詳細はこちら
<プロフィール>
桜井美奈
2013年、第19回電撃小説大賞で大賞を受賞した「きじかくしの庭」でデビュー。2021年には、コミカライズ版「塀の中の美容室」が第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。主な作品に「相続人はいっしょに暮らしてください」「私が先生を殺した」「私、死体と結婚します」など。今年7月には「盗んで食べて吐いても」を発表。
「連続ドラマW-30『塀の中の美容室』」プロデューサー:高嶋ともみ
2009年よりドラマ制作に携わる。「塀の中の美容室」の監督である松本佳奈監督とは「連続ドラマW パンとスープとネコ日和」、「コートダジュールNo.10」「ペンションメッツァ」に続き4作目となる。
「連続ドラマW-30『殺した夫が帰ってきました』」プロデューサー:廣瀬眞子
2017年に株式会社WOWOWに新卒入社。
人事部にて新卒採用業務等の経験を経て、ドラマ制作部に異動。主なプロデュース作品は、「連続ドラマW 正体」「連続ドラマW-30『白暮のクロニクル』」「連続ドラマW-30『ハスリンボーイ』」など。
取材・文=柳田留美
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