ナタリア・パルティカ:2020年 世界中のパラアスリートからメッセージ
無敗でパラリンピック4連覇の女王:ナタリア・パルティカ(ポーランド/卓球)
《それぞれの2020年》 TOKYO 2020の延期を受け、世界のトップパラアスリートは何を考え、2020年春をどう過ごしているのか。WOWOWとIPC(国際パラリンピック委員会)による共同プロジェクト「パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM」に登場した世界中のトップパラアスリートたちからのSPメッセージ動画が届きました。
For The Best Games ~全ては、最高の瞬間(とき)のために~
ナタリア・パルティカ
(ポーランド/卓球 WHO I AMシーズン3に登場)
ポーランド・グダニスク生まれ。先天的に右腕が肘までしかない状態で生まれる。
7歳で卓球を始めると、多くの大会で優勝し一気に頭角を現わす。
1999年、パラ卓球の世界選手権で国際大会デビューを果たすと、翌年の2000年には、史上最年少選手として11歳でシドニーパラリンピックに出場した。そして、4年後のアテネ大会以降は、なんと個人戦ではグループリーグから決勝トーナメントまで全戦無敗で4連覇中。
文字どおり絶対女王として君臨し、東京大会でも金メダル間違いなしと言われる。
2008年北京大会では世界で2人だけのオリンピック・パラリンピック両大会出場を果たし、以後リオ大会まで3大会続けてオリンピックにも出場中。日頃は健常者卓球の世界の第一線で活躍を続け、その実績は枚挙に暇がない。圧倒的な強さとともに、美貌と温厚な性格を兼ね備えた女王の一年を追う。