2022.11.11

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2023年3月期 第2四半期決算説明会レポート

2023年3月期 第2四半期決算説明会レポート

2022年10月31日、2023年3月期 第2四半期決算説明会を開催しました。
説明会では代表取締役 社長執行役員 田中晃と取締役 常務執行役員 尾上純一が第2四半期の決算状況について説明するとともに、各担当役員が今後の取り組みなどをご紹介しました。

出席者:代表取締役 社長執行役員 田中晃、取締役 常務執行役員 田代秀樹、取締役 常務執行役員 山本均、取締役 常務執行役員 尾上純一、取締役 常務執行役員 郡司誠致

221109_222Q_highlights_sub-tanaka.jpg代表取締役 社長執行役員 田中晃

加入のトレンドは上向き傾向に

2023年3月期第2四半期の新規加入件数は28万2千件、解約件数は34万2千件、正味加入件数は6万1千件の純減となりました。

新規加入件数、解約件数は、前年同期にあった大型スポーツコンテンツの放送・配信がなかったことなどにより、前年同期よりも減少しました。しかしながら8月、9月は2カ月連続で正味加入件数が純増、7月から9月の四半期の正味加入件数でも5四半期ぶりのプラスとなるなど、加入トレンドは上向きになりつつあると感じています。

新規加入増加の要因としては、「UEFAチャンピオンズリーグ」や「スペインサッカー ラ・リーガ」の新シーズンが開幕したことや、3年ぶりの開催となった「SUMMER SONIC 2022」をはじめとする音楽ライブが続々と開催されたこと、また、配信経由での新規加入の増加などが挙げられます。さらには7月のWOWOWオンデマンドのリニューアルや映画コンテンツの充実などが、お客さまの満足度の向上につながり、解約数も抑えることができました。

中でもWOWOWオンデマンドのリニューアルでは、分かりやすさを重視してサイトデザインを変更、操作性を改善するとともに、バックグラウンド再生やコンテンツのダウンロードなどの機能を追加しました。さらにWOWOWオンデマンド視聴対応可能なテレビ機種も増やし、お客さまからは好意的な声をいただいています。

この結果、正味加入件数は、対前年同期比で4千件のプラスとなっています。

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収支は減収増益

221109_222Q_highlights_sub-onoue.jpg取締役 常務執行役員 尾上純一

会員収入の減少から、売上高は384億63百万円と、前年同期と比べ17億22百万円の減収となりました。

一方で経常利益は20億65百万円と、前年同期に比べ2億84百万円の増益となりました。これは主に、前年同期にあった大型スポーツコンテンツの放送・配信がなかった影響で、番組費が減少したことによります。

なお、10月27日に業績予想の修正を公表しました。連結売上高は、外部顧客からのコールセンター業務の受注が計画よりも増加したこと等により、約1億円上振れました。経常利益は、計画値と比べ、約18億円の上振れとなっています。これは番組に関わる費用や広告宣伝費等の発生が第3四半期以降にずれたことなどによるものです。通期業績予想に変更はありません。

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加入継続率の向上への施策を継続

221109_222Q_highlights_sub-gunji.jpg取締役 常務執行役員 郡司誠致

目的番組の視聴終了等により、2022年3月期第2四半期以降、正味加入件数は純減が続いていましたが、5四半期ぶりに正味加入件数がプラスとなりました。

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当第3四半期以降も、魅力的なコンテンツをお届けすることに加え、TVCMやデジタル広告の投下によるWOWOWオンデマンドの認知度向上、WOWOWオンデマンドの継続的な改善、TVOD(Transactional Video On Demand:都度課金型動画配信)のスタート等の施策を実行することにより、下期は正味加入件数1万1千件の純増を目指します。

目標達成に向けた具体的な施策の例として、9月からは新たにAmazon Fire TVから「WOWOW」に加入することが可能となりました。加入手続きの簡素化と利便性の向上によって、さらに多くのお客さまにWOWOWをお楽しみいただけるようになっています。

また10月には、Apple TVと2022年に発売されたAndroid TV非搭載モデルの「レグザ」が新たにWOWOWオンデマンドの対応機種となりました。「レグザ」での視聴は、従来Android TV搭載モデルに限られていましたが、新たにAndroid TV非搭載モデルにも対応となります。

引き続き、お客さまの声を聞き、その声をコンテンツとサービスの改善に反映させ、WOWOWとのタッチポイントを増やすことを目指します。放送と配信のトータルでWOWOWの利用時間と接触時間を増やすことで、加入継続率の向上に取り組んでいきます。

221109_222Q_highlights_sub-tashiro.jpg取締役 常務執行役員 田代秀樹

第3四半期以降のコンテンツにおいては、スポーツや音楽などを充実させるほか、WOWOWオンマンド限定の配信ラインナップも強化します。

11月にはラグビー日本代表戦を2週連続で生中継・ライブ配信します。12日(土)は「イングランドvs日本」、20日(日)には「フランスvs日本」をお届けします。来年9月に開幕するラグビーW杯に向けての試金石となる敵地での2試合はもちろん、強豪国が繰り広げる見どころ満載の戦いにご期待ください。

またテニスでは、9月に現役を引退したロジャー・フェデラー選手の偉業を振り返る特別番組「WOWOWテニススペシャル ありがとう、ロジャー・フェデラー」を11月に放送・配信します。

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音楽では『Habit』のミュージックビデオで披露したユニークなダンスが各方面から注目を集め、SNSで注目の的となっているSEKAI NO OWARI。彼らの初の東京ドーム公演を独占でお届けすることすることに加え、back numberのライブや、3年ぶりの千葉県での現地開催が実現した「氣志團万博2022」を放送・配信します。さらに12月にも、[Alexandros]のライブを独占生中継するなど、注目アーティストのライブイベントを続々放送・配信予定です。

また、WOWOWオンデマンド限定で、「FBI」や「S.W.A.T.」などの人気シリーズを全シーズンにわたり配信することが決定しました。これによりWOWOWオンデマンドのラインナップがさらに充実します。

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最後に、田中は「第2四半期決算を終えまして会員数は6万1千件の純減ではございますが、5四半期ぶりの純増と7月のWOWOWオンデマンドのリニューアルに、確かな手応えを感じております。今後もWOWOWらしい、選ばれたコンテンツにご期待をいただきたいと思います」と述べ、説明会を締めくくりました。

2023年3月期 第2四半期決算の詳細については、以下の資料もご参照ください。

2023年3月期 第2四半期 決算資料

決算短信
決算説明会資料
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