2024.01.25

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若手社員4人に聞いた 憧れと葛藤と挑戦。

若手社員4人に聞いた  憧れと葛藤と挑戦。

WOWOWで働く入社3年目の同期メンバー4人にインタビューを実施しました。若手社員4人にお互いの就職活動の軸やWOWOWを魅力に感じたポイントなどについて語ってもらいました。

2401_features_zadankai01_sub01.jpg 社員A
メディア事業局営業部/2021年新卒入社

2401_features_zadankai01_sub02.jpg 社員B
カスタマーエクスペリエンス局コミュニケーションデザイン部/2021年新卒入社

2401_features_zadankai01_sub03.jpg 社員C
カスタマーエクスペリエンス局カスタマーサービス部/2021年新卒入社

2401_features_zadankai01_sub04.jpg 社員D
技術センター制作技術ユニット/2021年新卒入社

WOWOWに入社した理由は?

普段顔を合わせることも多いという入社3年目の同期メンバー4人。ざっくばらんにお互いの就職活動の軸やWOWOWを魅力に感じたポイントについて語ってもらいました。

エンタメへの憧れと社員の人柄が決め手。

社員A
中学から大学までミュージカル部に所属しており、エンターテインメントの仕事に携わることは長年の憧れでした。エンタメを"作る側"になりたいと思ったのは大学から。たくさんの舞台を観にいく中で、自然と作り手の視点で観ていることに気がつき、作り手としてエンタメに関われる仕事を志望するようになりました。また、大学時代に海外留学をしていたこともあり、海外と接点のある仕事にも興味がありました。多様なミュージカル制作の実績があり、多くの海外作品を放送しているWOWOWは、私の就活軸にぴったり合っていたので、ここしかない!と思いました。

社員B
私は大学でメディア論を専攻していて、就職活動もマスメディアやエンタメ業界を中心に見ていました。自分でコンテンツを企画したいという想いが強かったので、コンテンツ制作において川上から携われるテレビ局 などを志望。WOWOWに興味を持ったきっかけは音楽番組とドキュメンタリー番組 。他局とはひと味違う映像でみせる音楽ライブや、国内外のエンタメに焦点を当てたオリジナルの ドキュメンタリー番組をつくっていて、こんなふうに自分も人の心を震わせる番組をつくりたいと思ったんです。選考を進めていく中で、WOWOWはどの職種についても必ずエンタメに関われることが一番の魅力だと思うようになりました。大好きなエンタメに関わることができれば、どんな仕事でも楽しく働ける。そう思いWOWOWヘの入社を決めました。

社員C
私は実は彼(社員B)と大学も学科も同じなのですが、就活の方向性については対照的で、業界を限定せず幅広く企業を見ていました。「どんな仕事をするか」よりも「どんな人と働くか」のほうを大事にしたいと思ったんです。やりたい仕事ができたとしても、人との相性が悪かったら長く働くことはできない。業界に縛られずに面接で社員さんと話す中で、自分らしくいられる環境かどうかを注視していましたね。WOWOWには、学生の個性を前向きに受け入れてくれる雰囲気がありました。自分が学んできたことを話した際も、「WOWOWだったらこういう仕事で活かせるかもね」と一緒に働くビジョンを見せてくれて、一気に心をつかまれました。

社員D
私は工学部で情報系を専攻しており、就活初期は専門知識の活かしやすいIT系を中心に見ていました。エンタメに興味が向いたきっかけは、テレビ局の職場見学をしたことです。番組制作の舞台裏を見せてもらい、みんなで一つのコンテンツを作り上げている姿に感銘を受けました。大学時代に落語研究会に所属していて、人を楽しませることが好きだったこともあり、自分が本当にやりたいことはエンタメかもしれないと再認識するきっかけにもなりましたね。WOWOWとの出会いは技術インターン。「リモートプロダクション」など最新のIT技術を取り入れながら放送技術を磨いていることを知り、WOWOWに興味を持ちました。最終的な入社の決め手は、社員の皆さんの人柄です。一緒に働く中でいい関係性を作れたからこそ、ここでなら安心して働くことができると思いました。

入社してみて感じたWOWOWの印象は?


それぞれの想いを持ってWOWOWに入社した4人。WOWOWで働くからこそ感じた入社後の印象について聞いてみました。

WOWOW社員の深いコンテンツ愛に驚き。

社員B
ある程度予想はしていましたが、エンタメに詳しい人が想像以上にたくさんいて圧倒されました。映画を語るにしても、出演者だけでなく、監督や脚本家など作り手の話や作品のバックグラウンドなど細部まで語り尽くすんですよ。私も映画が好きなのですが、WOWOWに入社してから「映画好き」と言うのに少し勇気がいるようになりました(笑)。

社員A
すごくわかるなあ。オタク歴が長い人が多いから、そのコンテンツの文脈まで語れるんですよね。例えばスポーツの話だと、「昔は日本人選手が海外勢に勝つことなんて夢のまた夢だったけど、〇〇をきっかけに海外勢にも勝てるようになった」みたいな。自分が通ってこなかったジャンルの話は、いつ聞いても勉強になります。

社員D
オタクに通じる部分かもしれませんが、技術センターには質へのこだわりが強い人がたくさんいます。入社していちばん衝撃だったのは、音声を担当している先輩が約0.1秒映像と音がズレているのに気づいたことです。長年有料放送をやる中で、映像クオリティーにこだわり続けてきたからこそ培われたスキルなんだなと感銘を受けました。

社員C
皆さんが言うようにコンテンツへの愛が強い人もいますが、意外とコンテンツ愛を公に語らず内に秘めている人も多いです。WOWOWに入社する前は、みんな偏愛を語りたい人ばかりだと思っていたので、そこはギャップだったかもしれないですね。なので、「WOWOWに入るなら何か大好きなものを語れないといけないんだ」と必要以上に焦らなくてもいいのではないかなと思います。

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それぞれの仕事内容


入社3年目の4人に自分の担当業務とやりがい、若手社員ならではの葛藤について話を聞きました。

若手でも大きな仕事を任せてもらえる土壌がある。

社員C
私の所属するカスタマーエクスペリエンス局カスタマーサービス部は、お客さまの体験価値の向上に向けたあらゆる施策を担う部署。その中で、私は日本全国にあるカスタマーセンターの運営・管理業務を担当しています。担当している業務は大きく二つ。一つはデジタルツールを活用したオペレーションの効率化や課題解決。もう一つは、センターに届いたお客さまの声を集約・分析し、サービス品質の向上に向けて各部門と連携する改善業務です。WOWOWのサービスをさらにいいものにしていくためには、お客さまの声に丁寧に耳を傾ける必要があります。その窓口として責任を感じながらも、より多くの人にWOWOWを楽しんでもらいたいという一心で仕事をしています。

社員B
私もカスタマーエクスペリエンス局所属で、コミュニケーションデザイン部というコンテンツの宣伝を担当する部署で働いています。入社1年目は海外ドラマと映画の宣伝、2年目からは音楽番組の宣伝を担当。番組のニュースリリースを準備してメディアに取り上げてもらったり、イベントを開催するなど、WOWOWのコンテンツを多くの人に知ってもらうための話題作りが私たちの主な役割です。これまでに印象に残っている仕事は、2、3年目に担当した大型音楽フェスのライブ配信のプロモーション。特に3年目はアーティストへの取材オファーや取材体制のとりまとめをまるっと任せてもらえて、貴重な経験を積むことができました。

社員C
2年目でいきなり大型案件を任されて、緊張とかしなかったの?

社員B
最初はどれくらい大変なのか分からなかったからこそ、むしろワクワクしていたかな。徐々に全体が見えてくるにつれて、とんでもない仕事を任されてしまったと思ったけどね(笑)。だけど、先輩がそばで見てくれていたし、助けを求めたら丁寧にサポートしてくれたから、安心してチャレンジできたよ。

社員A
WOWOWは先輩社員とコミュニケーションをとる機会をしっかり設けてくれるイメージがあるな。特にメンター制度は1年目の時にすごくありがたかった。異なる部署の先輩がメンターになるから、他部署の話も聞けて仕事理解にもつながったし。私のメンターはミュージカル制作を担当された経験のある先輩だったから、現場のお話を聞くのがいつも楽しみだった!

社員D
技術センターの技術制作ユニットは、番組制作に関わるほぼすべての設備の運用や保守を担当し、番組制作を技術面でサポート する部署です。私が担当しているのは、編集室とテロップ室、そして映像ファイルの形式を変換するトランスコード室。各番組の制作フローを把握しながら、制作のやりたいことを実現できるよう必要な機材を導入したり、システムを組んだりしています。 一言でいえば番組制作を円滑に進めるための技術的なサポートが私の仕事です。他には、2年目でアカデミー賞の字幕版のテクニカルディレクターを任せてもらえたのが良い経験でした。

社員A
私はメディア事業局営業部で、ケーブルテレビ局経由でWOWOWを視聴してくださるお客さまが増えるよう、WOWOWのチャンネルを売り込む仕事をしています。ケーブルテレビ局は、地上波放送や衛星放送を受信できない地域のために電波をまとめて受信し、チャンネルパックとしてお客さまのご希望の電波を届けるテレビ局。ケーブルテレビ局がお客さまにチャンネルパックを売る際に、WOWOWのチャンネルも一緒に売ってもらうための施策を考えるのが私の仕事です。具体的には、ケーブルテレビ局の担当者に近々放送される番組の魅力を伝えたり、ケーブルテレビ局と協力してドラマの舞台挨拶試写会を開催したりなど、お客さまとWOWOWの接点をケーブルテレビ局と一緒に作っています。

社員D
入社当初ミュージカルに携われる部署を希望していたんだよね?営業部配属になって正直どう思った?

社員A
正直に言うと、配属が決まってすごく落ち込んだ(笑)。だけど、今は営業に配属されて本当によかったと思ってる。そう思える一番の理由は、エンタメをビジネス目線で捉えられるようになったから。いいコンテンツをつくり続けるためにはお金が必要で、そのために私たち営業が、多くのお客さまに加入いただけるように奔走する。コンテンツづくりは、あらゆる人たちの協力によって成り立っていることを、改めて認識することができたんだよね。将来番組をつくる側になっても、その視点は忘れずにWOWOWに貢献できるような作品をつくっていきたいと思うよ。

今後挑戦したいことは?


別々のフィールドで活躍する4人に、将来の展望や磨きたいスキルについて語ってもらいました。

経験を深めながら、新しいフィールドに挑戦。

社員B
あらゆる年代の人にWOWOWの魅力を知ってもらえるような宣伝をしていきたいと思っています。音楽番組一つとっても、特集するアーティストによってファンの年齢層はバラバラ。アーティストごとにファンのニーズを理解して心をつかめるように、さまざまな宣伝手法にチャレンジしていきたいです。また、WOWOWの会員は自分たちの親世代かそれより上の方が多いので、私たちのような若い世代にもWOWOWを楽しんでほしい。当事者の目線を大切にしながら、彼らに振り向いてもらえるようにWOWOWの魅力を発信していきたいですね。

社員C
今、私はカスタマーセンターのDXプロジェクトのメンバーとして、WOWOWの顧客基盤を支えるデータベースシステムを刷新するプロジェクトを推進しています。システム担当とカスタマーセンターの架け橋となり、お客さまやオペレーターにとって最善なシステムを導入することが目標です。3年目でこれだけ大きな規模の案件に参画できているのは、ある意味期待してもらえている証拠だと思うので、その期待に応えていきたいですね。

社員A
直近の目標としては、これまでやったことのない加入者獲得施策に挑戦したいです。例えば、スポーツの体験イベントを開催するなど、既存の販路ではアプローチできなかったお客さまを獲得していきたいと考えています。また、営業部での経験を活かして、"お金を払ってでも見たい"と思えるミュージカルコンテンツを届けていきたいです。「この作品を見たいからWOWOWに入ろう」と、お客さまの加入動機となるような作品をWOWOWから届けて、ミュージカル文化の発展にも貢献できたらと思います。

社員D
まずは自分が現状担当している専門分野での経験を深めていきたいですね。特に編集分野は、昨今AI技術との融合が進んでおり、技術革新の余地が大いに広がっている。技術面で何か面白い番組づくりの方法を考案していきたいなとひそかに考えています。また、 スタジオ周りの技術経験も積みたいです。現在私が担当している編集やテロップ入れなどは、撮影完了後に行なわれる作業。スタジオ収録中や生放送でどのように機材が使われているかは知らない部分も多くあります。活躍できるフィールドが広げられる機会があれば積極的に手をあげていきたいですね。

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新卒採用で応募する学生さんへメッセージをお願いします!

社員B
自分を着飾ることなく、ありのままの自分をぶつけてもらえればと思います!学生ひとりひとりのパーソナリティーを見てくれる会社なので、変に取り繕ってしまうと簡単に見破られてしまいます。偽った自分で内定をもらっても、入社後にしんどい思いをしてしまうと思うので、とにかくありのままに頑張ってほしいですね。

社員C
入社前は自分がカスタマーセンターの運用の仕事をするなんて考えてもいませんでした。ですが今、顧客管理に関するシステムの刷新プロジェクトのメンバーとして、やりがいを感じながら働くことができています。入社して業務を経験する中でやりたいことが変わる人もたくさんいる。まず居心地の良さを軸に就職先を決めて、働く中でやりたいことを見つけていくのも一つの方法かなと思います!

社員D
「技術」と聞くと、なんとなく最初から専門知識が必要でハードルが高い職種に感じる方も多いと思います。ですが、実際は文系理系など関係なく、技術への興味さえあればいくらでも学びながら活躍できる仕事です。入社して新人研修を受けた後は、すぐに現場で手を動かして学んでいくことになるので、知識が身につくスピードも早いと思います。また、WOWOWの技術センターで専門知識や経験を身につけてから、番組編成や制作現場に活躍フィールドを広げる方もいます。少しでも興味のある方はぜひ挑戦してみてください!

社員A
入社後の配属はもちろん、その後の部署異動においても、必ずしも自分のやりたいことができるわけではありません。ですが、どんな経験も、必ず自分の糧に変わると信じています。営業部での経験は、今後キャリアを歩む上で間違いなく必要なことでした。やりたいことがあるのはもちろん素敵なことですが、その時にしか味わえない経験もきっとあるはず。目の前のことを楽しんでいった先に、また新たにやりたいことが見えてくると思います。あまり気負わずにその時にしか得られないことを素直に吸収してほしいです!