2024.02.08

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多様な人材が集まるWOWOWで 新たな挑戦の一歩を踏み出す。

多様な人材が集まるWOWOWで 新たな挑戦の一歩を踏み出す。

キャリア採用でWOWOWに転職してきた4人にインタビューを実施しました。さまざまな業務経験を経て当社にキャリア採用で入社。活躍中の4人が転職の動機、入社後のエピソード、働く環境などについて語り合いました。

2401_features_zadankai02_sub01.jpg社員A
システム開発部/2023年キャリア入社

2401_features_zadankai02_sub02.jpg社員B
法務部/2022年キャリア入社

2401_features_zadankai02_sub03.jpg社員C
コミュニケーションデザイン部/2022年キャリア入社

2401_features_zadankai02_sub04.jpg社員D
エンターテインメント事業部/2022年キャリア入社

入社するまで、そして入社の決め手は?

それぞれ異なるフィールドで経験を積み、WOWOWに入社した4人。彼らはどのようなキャリアを描き、何を求めていたのでしょうか。まずはこれまでの経歴と、入社の決め手を語っていただきました。

それぞれが熱い想いを胸に秘め、WOWOWへ。

社員A
大学時代の就職活動では、未経験でも手に職をつけられ、今後社会的にもニーズが高まっていくだろうと考え、IT業界を志望。独立系のSIerに入社して、8年間システム開発の業務に携わりました。しかし、取得した資格やスキルを活かせない点にもどかしさを感じ、転職を決意。WOWOWへの入社を決めたのは、事業規模に対して少数精鋭で、裁量が大きそうだと思ったからです。システム企画や仕様決定といった、前職では携われなかった領域に挑戦できる可能性を感じました。また、面接で話を聞いてみて、変化や挑戦に対して寛容な印象を受けたことも入社を後押ししましたね。実際、その印象は入社した今も変わりません。

社員C
私も面接のことはよく覚えてます。ひたすらスポーツへの愛を語る私の話を、真摯に聞いて受け止めてくれたのがすごく印象的でした。実は、私は小さな頃からとにかくスポーツが大好きで、スポーツ記者になりたい一心で上京したんです。念願叶って新卒ではスポーツ新聞社に入社することができましたが、希望していた取材記者ではなく、新聞の見出しやレイアウトを担当する部署に配属。いわゆる「整理部」の仕事は、「答え」がなく、奥が深い非常に充実した毎日でした。今の仕事にも活かされています。
その後、人事や総務など幅広い経験を積みましたが、やっぱりスポーツの現場で働きたいという想いが拭えず、BS系の放送局に転職しました。そこで番組宣伝に4年ほど携わり、「もっとスポーツに深く携わりたい」という想いが強くなり、スポーツ放送・配信に力を入れているWOWOWヘの転職を決めました。

社員B
WOWOWは人とのコミュニケーションをすごく大切にしている印象がありますよね。私は音楽関連の団体に新卒入社し、10年ほど権利まわりの業務に携わっていました。実はこの時からWOWOWとは接点があり、個人的にすごくいい印象を持っていたんです。特に担当の方がいつも真摯に向き合ってくれるとても素敵な方で、私が前職で育休を取得する際も真っ先に連絡してくださいました。こういう人がいる環境で働いてみたい!という想いもあり、WOWOWへの転職を決めました。

社員D
多様なエンターテインメントを扱ってるからこそ、多様な価値観やバックグラウンドを尊重する風土がありますよね。私は新卒で映画配給会社に入社し、イベントの企画制作や映画のセールスなどを担当しました。スポーツ、映画、イベント......と、広く浅くいろいろなエンターテインメントが好きなので、より幅広いジャンル・コンテンツにも携わりたいと思い、出会ったのがWOWOWでした。ここならどんな部署に配属になっても楽しく働けそう!と思ったのも入社の決め手です。

WOWOWへの特別な思い入れ。

社員C
中学の頃サッカー少年だった私は、当時世界最強リーグと呼ばれていたイタリアのセリエAが好きで、特にACミランの大ファンでした。当時セリエAの試合を放送していたWOWOWは、その頃の私にとって特別な時間を提供してくれる存在。その頃に刻まれたWOWOWへの憧れのような感情も、転職の際には思い出されましたね。

社員B
すごくよくわかります。私は地方出身だったので、東京のテレビやメディアにはずっと憧れがありました。生粋のテレビっ子として育ち、青春時代には一つのバンドをずっと追っかけていました。青春をささげたバンドのコンサートをWOWOWが放送していたことも、今思えば少なからず入社理由の一つだったと思います。

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現在携わっている仕事は?

さまざまな想いを胸にWOWOWに入社した4人は、現在どのような仕事に携わり、当時の想いを叶えているのでしょうか。所属部署の役割と、その中での自身のミッション、そして大切にしていることを伺いました。

これまでの経験を活かしながら、新たな挑戦を。

社員D
エンターテインメント事業部のイベントチームで、フェスやミュージカル、ライブなど幅広いジャンルのイベント制作に携わっています。イベントは大きく分けて出資イベントとWOWOWの幹事イベントの2種類がありますが、特に後者の場合は会場選定から予算管理、コンテンツの制作、宣伝、チケット販売、物販......など、イベントの進行全体に関わっています。また、番組連動のイベントでは番組チームと連携することもあります。

社員C
私はコミュニケーションデザイン部で、宣伝やプロモーションに携わっています。あらゆるチャネルを活用して当社のコンテンツを知ってもらい、最終的にはWOWOWに加入していただくことが部としてのミッションです。その中でも私はスポーツジャンルの統括を務めており、テニス・サッカー・ゴルフ・ボクシング・ラグビー、NBAなどさまざまなコンテンツをどのようにプロモーションし、加入獲得につなげるか、メンバーとともに試行錯誤しています。また、テニスとゴルフとNBAに関しては、局における各ジャンル担当の責任者であるプランナーと呼ばれる業務も兼任しています。

社員B
法務部の業務は、契約書作成、法務検討、二次利用権利処理、権利者団体交渉、違法動画対策、個人情報保護......など。組織を横断し、グループを一気通貫してサポートすることで、社員の皆がつくることに集中できるような環境を生み出す、いわば法に関するシンクタンクのような役割だと思って取り組んでいます。その中でも私の主な担当は他社から調達するコンテンツにまつわる契約書の確認です。また、これまでの経験を活かして、音楽の権利処理に関する社内勉強会も開催しました。法務の観点からWOWOW全体のチーム力の底上げに貢献することが、私のミッションの一つだと考えています。

社員A
システム開発部に所属し、主に経理系システムのシステム管理者として、ベンダー管理や社内調整といった業務を担当しております。それと同時に、社内のデジタル人材を増やすべく、クラウド利用を促進するためにCCoE※業務を担当しています。現在は全社でクラウドを活用するためのセキュリティー対策や今後のクラウド利用者増加を見込んでアカウント管理方針策定などを行なっております。どちらの役割も、これまでに取得したローコード開発やAWSに関する資格を活かして、推進に貢献できている実感がありますね。

※ Cloud Center of Excellence:クラウド利用推進のための全社横断型組織

WOWOWで働く上での「モットー」。

社員D
一人ではなくチームで動く仕事なので、チームプレイは意識したいと思っています。また、イベントの開催直前などはどうしても業務量が多くなることもありますが、「終わらない仕事はない、いいものをつくるためにやりきる!」という想いで仕事を楽しむことを心がけています。どんな時でもお客さまやコンテンツへの想いを忘れずにいたいです。

社員C
Dさんの話にも通じますが、私も人の力を借りること、人を巻き込むことを大切にしています。ひとりでできることなんてたかが知れているので、チームでいかに最大の成果を出すか。そのために、メンバーとコミュニケーションをとりながら、一つ一つの仕事や課題と誠実に向き合う姿勢を忘れないようにしています。

社員B
何事にも丁寧に向き合うことを常に意識しています。何か相談があった時にも「法的にそれはできません」と頭ごなしに否定するのではなく、話をしっかり聞いたうえで、「こういうやり方ならできるかもしれませんが、どうでしょう?」と提案するようなコミュニケーションを心がけています。

社員A
量・質ともにアウトプットにこだわることです。時間をかければいい、ではなくて、相応の成果にこだわることをモットーにしています。納期通りに進めるのはもちろん、仕様書などのドキュメント一つとっても、誰が読んでもわかりやすいよう丁寧につくるようにしています。そういう意味では、Bさんと同じように丁寧に向き合うことも大事な仕事だと思っています。

特に印象に残っている仕事は?

入社1〜2年目ながら、それぞれの経験と思いを原動力に価値を発揮している4人。WOWOWだからこそ体験できた、印象的なエピソードを聞きました。

WOWOWだからこそ体験できたこと。

社員C
2022年11月に「ラグビー テストマッチ 2022 オータム・ネーションズシリーズ」に関連する企画をYouTube配信したことです。深夜に9時間ぶっ続けの配信を3週連続で行ないました(笑)。番組を終えた解説者の方がスタジオに遊びに来てくれたり、視聴者の方とコメント欄でコミュニケーションをとったり、スポーツ部や一緒にコンテンツづくりを行なう制作会社のメンバーも「一緒に面白いものをつくろう」という空気があって、そういった「現場の一体感」がとにかく印象に残った仕事でした。コンテンツの視聴者数や再生数など、あらゆる指標が数値化され、"合理的"であることが求められる日々ですが、「面白そうだからやってみよう!」というエンタメの基本に立ち返ることができた貴重な経験になりました。

社員B
それは貴重な経験ですね! WOWOWにはとにかく何かしらのエンターテインメントが大好きな人が多く、法務部も例外ではありません。日々、楽しいものに囲まれて仕事ができていることが幸せな体験だなと思います。四方八方から自分の好きな映画作品やアーティスト、音楽やスポーツの話が聞こえてきますね。

社員A
私はまだ入社1年目ではありますが、インボイス制度に対応するための開発管理業務は印象に残っています。WOWOWに入社するまではベンダーの立場でしたが、今度はユーザーの立場として、無事システムリリースすることができました。先輩方のサポートのおかげで、問題が生じた際も迅速に対応することができましたね。

社員D
ブロードウェイスターの方々に来日いただくコンサートに携わったことです。入社半年でNY出張の機会をいただいたことに驚きもありましたし、そのために尽力してくださった部署の方々にも本当に感謝しています。海外の権利元と協業で制作するイベントは初めてだったので、毎日分からないことだらけでしたが、満席の客席でスタンディングオベーションが起きたその光景はまぶたの裏に焼き付いています。そこに立ち会えた感動は、これからも忘れることはないと思います。

そんなWOWOWを一言で表すと?

社員D
「懐が広い」。私たちと同じくキャリア入社の社員が多く、会社の色をあえて決め切っていない印象です。エンターテインメントを生み出す会社だからこそ、いろいろなバックボーンや価値観を持つ人がいて、それを受け入れる空気感があります。

社員A
「優しい」。話が重なりますが、他人へのリスペクトが風土として根付いていると感じます。キャリア入社でも安心して成長できる環境だと思いますね。また、エンタメ好きが多いので、共通の趣味を通じた交友関係を広げやすいです。ちなみに、私は会社の野球部にも所属しています。

社員C
「柔らかい職人」。職人というと、自分の世界に入り込んでひたすら何かに打ち込む近寄りがたい人......というような印象を受けるかもしれませんが、そうではなくて。気さくで話しやすいけど、深いところに強いこだわりや信念を持っている人が多いと感じます。また、2人の言うように、相手を尊重する空気はすごく感じますね。キャリア入社でもすぐなじむことができました。

社員B
「真面目」。皆さんとは少し違った視点になりますが、一つ一つの仕事にちゃんと向き合って考え、適当に受け流さない。細かな業務でも手を抜かず、当たり前のことをきちんとやる。そんな人が多い印象です。

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これからWOWOWで挑戦したいこと

最後に、今後WOWOWで成し遂げたいこと、目標、野望......それぞれの未来への想いを語っていただきました。

WOWOWブランドを、皆で更新させていく。

社員D
一つでも多く、面白いと思えるものや視聴者の方の心を動かせるものを、皆さんと一緒につくっていきたいです。放送や配信だけでなく、「WOWOWっていつも魅力的なイベントをやってるよね」というイメージを持ってもらえるようになったらうれしいです。

社員A
クラウド利用の促進や将来的に内製化を進めるという部門の目標の中で、自分のスキルと経験を活かして貢献することで、結果的にWOWOWのビジネススピードアップや顧客体験価値を高めることです。それと同時に、クオリティーにもこだわり続け、スピードとクオリティー、どちらの向上も叶えていきたいですね。

社員B
権利処理や著作権まわりについては、漠然とした不安を抱える社員も多いと思います。日々の相談や勉強会の開催などを通じて、コンテンツを生み出す権利者としての立場、利用者としての立場、双方の視点でチーム力の底上げをしていくことが目標です。そして、ともにエンタメをつくり上げていく方々やそれを楽しむ方々から「WOWOWなら安心だね」と思ってもらえたらうれしいです。

社員C
エンターテインメントを通じてお客さまの魂を揺さぶり、"一生心に深く刻まれるような体験"を提供すること。それがWOWOWの存在意義だと信じています。だからこそ、市場の変化や競合の参入があってもコンテンツにこだわることは大前提として、これまで築いてきた「WOWOWブランド」を守りつつ、変化しながら成長させていく。そのことはいつも忘れないでいたいですね。個人的な野望としては、WOWOWから次世代の日本人スター選手を生み出すことにチャレンジしてみたいです。有望なジュニア選手をWOWOW発のコンテンツを通して世の中に知ってもらい、お客さまと一緒に成長を見守り、サポートし......いつか世界のトップ選手となり、皆で応援ツアーに参加して、WOWOWに加入が殺到......というようなことを考えると本気でワクワクしてきますね!