2027年3月期 第1四半期決算発表 よくあるご質問
2027年3月期 第1四半期決算発表後、株主・投資家の皆さまとの面談や各種お問い合わせを通じて、多くのご質問をいただきました。本記事では、特にご関心の高かったテーマについて、当社の考え方とあわせてご紹介いたします。
投資家の皆さまとの建設的な対話を促進するため公開しております。なお、掲載にあたっては、ご質問の意図を損なわない範囲で表現を一部編集しております。
2027年3月期 第1四半期決算の総括
① 2027年3月期 第1四半期の収支の評価を教えてほしい。利益ベースでは第1四半期で通期計画を上回っているが、第2四半期~第4四半期にかけて赤字になるイメージか?
第1四半期時点で利益が計画を上回っていますが、これは当社事業の季節性による影響が大きく、現時点で通期計画に対する見方を変更するものではありません。
当社は番組費やプロモーション費用が下期に集中する傾向があり、例年も上期は利益が先行し、下期にかけて年間計画に収れんしていく傾向があります。
また、事業収入についても売上・費用ともに下期偏重となる傾向があります。
② 2027年3月期 第1四半期の加入動向をどう評価すればよいか。通期計画と比較して減少幅が大きい印象だが?
第1四半期の加入者減少は、例年、サッカーなどスポーツコンテンツのシーズン終了に伴う解約が第1四半期に集中する傾向があり、減少となりました。
第2四半期以降も様々なコンテンツをお届けし、計画の達成を目指してまいります。
③ 事業収入には何が含まれるのか。また、売上構成比30%程度からさらに伸ばす余地はあるか。
事業収入には、EC事業、イベント事業、ライツ事業、映画制作事業、プロダクション事業などが含まれます。
これまでは、魅力あるコンテンツの制作・調達を通じて加入者を獲得し、収益拡大につなげるビジネスモデルが中心でした。今後はそれに加え、当社が保有するコンテンツやIPを放送以外の領域でも活用し、収益源の多様化を進めることで事業収入比率の拡大に努めてまいります。
株式会社NTTドコモ(「NTTドコモ」)との資本業務提携およびエンターテインメント映像コンテンツ配信事業「Lemino」の 吸収分割による合弁会社化について
④ なぜNTTドコモはWOWOWに出資したのか?また、資本業務提携の狙いは何か?
当社とNTTドコモは2025年11月にコンテンツ分野における業務提携契約を締結し、協業を進めるなか、当社のコンテンツ企画・制作力とドコモの会員基盤・プロモーション力を組み合わせることで大きな事業成長機会があるとの認識を共有しました。今後は両社の関係をさらに強化し、中長期的な視点で共同事業を推進していくために資本業務提携に至りました。当社としては、出資を受け入れることでドコモとのエンゲージメントをさらに高め、共同事業をより強力かつ継続的に推進するための体制を構築したものと考えております。
⑤ WOWOWとLeminoは別々のサービスとして展開するのか?
基本的には、WOWOWは放送中心、Leminoは配信特化サービスとして、それぞれ異なる役割を持つサービスとして展開したいと考えております。
当社には長年放送サービスをご利用いただいているお客さまがおり、録画して楽しみたいというニーズも存在しています。
当社としては、配信市場の成長に対応しながらも、放送サービスを支持いただいているお客さまのニーズにも応えていく方針です。
今後も放送と配信の両方のサービスを提供しながら、事業の効率化および成長を進めていきたいと考えております。
⑥ WOWOWの人気コンテンツをLeminoで展開した際における加入・業績等の影響について
当社の放送加入者は減る傾向にあり、WOWOWを解約した後、他の配信サービスをご利用される方がいらっしゃいます。有料放送から有料配信へと顧客ニーズが変化していると認識しており、中期経営計画では、放送サービスと切り離した新たなOTTサービスをスピード感を持って立ち上げることを掲げ、今回Leminoの共同事業化を決定いたしました。
NTTドコモは、当社にはない圧倒的な販売網や様々なアセット等を有しています。当社のコンテンツ企画・制作力とNTTドコモの強みを掛け合わせることで、Leminoを魅力的な配信サービスに育て上げ、OTT市場における確固たるポジションの確立を目指してまいります。
両サービスを展開することで一定の影響は想定していますが、それぞれのサービスで魅力あるラインナップをお届けすることで、お客さまの多様なニーズに応え、より多くの方に当社グループのサービスをご利用いただけると考えております。加えて、WOWOWを解約し有料配信サービスの利用を希望するお客さまが、Leminoに移行することで、グループ全体としての収益拡大につながると考えております。
⑦ 現行のWOWOWオンデマンド(WOD)を強化するのではなく、独立した配信事業を展開する理由は何か?
WODは放送に付帯する配信サービスとして展開している一方、Leminoは独立した配信サービスとして展開してまいります。
配信専業サービスは放送事業と付帯したサービスと比較して、システム構成や会員管理をシンプルに設計でき、顧客のニーズに対してスピード感を持った事業展開が可能と考えております。
今後は、放送サービスをご愛顧いただいているお客さまのニーズを満たしつつ、新たに配信サービスをご利用いただきたいお客さまにより良いサービスを提供するために、放送事業にとらわれない迅速かつ柔軟な事業運営が可能な独立した配信サービスの拡大を目指してまいります。
その他
⑧ FIFAクラブワールドカップの盛り上がりによる好影響はあるか?
大型スポーツイベントの期間中お客さまはイベントに関心がよってしまい、大会期間中の加入動向については大きく動かない傾向があり、2026年6月~7月にかけた大型サッカーイベントもそのような傾向がみられました。
一方で、当社としては大会で高まったサッカーへの関心を継続させることが重要だと考えております。そのため、大会終了後はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)視聴につなげるプロモーションを強化しています。
特にCL・ELのシーズンパスは価格改定を行い、販促施策を展開しています。
※「CL・EL 2026-27シーズンパス」はTVODサービスとしてWODにて販売しています。
UEFAチャンピオンズリーグ&UEFAヨーロッパリーグ|スポーツ|WOWOWオンライン
⑨ UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を日本で視聴できるサービスは他にもあるのか。また権利保有期間はどのくらいか?
日本国内におけるCLの放映・配信権は当社が保有しており、WOWOW、WOD、ABEMAとPrime Videoで提供しているWOWSPOでの放送・配信に加え、Leminoにも一部試合を提供しています。
大型サッカーイベントで注目を集めた選手も多く出場しており、日本人選手の活躍も期待されることから、今後の視聴需要拡大を期待しています。
なお、当社は2030-31シーズンまでの5シーズン分の権利を保有しています。
※2026年3月12日公表リリース
「UEFAチャンピオンズリーグ」を、今シーズンに引き続き 2030-31シーズンまでの5シーズンWOWOWで独占生放送・全試合ライブ配信決定!「UEFAヨーロッパリーグ」「UEFAカンファレンスリーグ」も注目の試合を独占生放送・ライブ配信 | ニュース | 株式会社WOWOW
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