WHO I AM シーズン4(2019年放送) 登場のアスリート紹介

WHO I AM シーズン4(2019年放送) 登場のアスリート紹介

"TOKYO新競技 世界が恐れるモンゴルの至宝"
ボロルエルデネ・ガンバット(モンゴル/テコンドー)

モンゴルの遊牧民出身。少年時代に人馬転倒事故により左腕に麻痺障害が残った。2009年に健常者に交じってテコンドーを始めると、すぐさま国際大会出場の強化選手に選定されるまでに。パラテコンドーの試合に出場するようになって以降は、圧巻の実績を積み重ねる。世界選手権やアジア選手権など名だたる国際大会を制し、世界ランキングも1位に。東京パラリンピックから正式競技となったテコンドーで、最も注目すべきモンゴルの至宝。

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"車いすテニス 日本女子のエース"
上地結衣(日本/車いすテニス)

11歳で車いすテニスを始め、卓越したチェアワークと巧みな試合運びを身に付ける。パラリンピック初出場のロンドンでシングルス・ダブルスともにベスト8。2014年には全仏オープン、全米オープン初優勝、自身初となる世界ランク1位を記録。ダブルスでは日本女子初となる年間グランドスラムを達成し、「女子車いすテニス最年少年間グランドスラム」のギネス記録にも認定された。リオではシングルスで銅メダル。自国開催の東京では自己最高となるシングルス銀メダル、ダブルス銅メダルを獲得した。
(パラリンピック通算メダル獲得数:銀1 / 銅2)

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"インドが生んだ射撃界の超新星"
マニッシュ・ナルワル(インド/射撃)

先天的に右腕に麻痺があり、腕が上がらない状態でつらい少年時代を送っていた2016年、父親から射撃用ピストルを買ってもらったことで彼の人生は激変し瞬く間に射撃界を席巻。数あるパラリンピック競技の中でも選手層が厚く、特に欧米では人気の高い射撃界だが、マニッシュは国内大会・国際大会を次々に制覇。平常心と忍耐と集中力が大きな鍵となる中、そのメンタルの強さは群を抜く。射撃を始めてから1日たりとも休んだことはないという彼は、東京で見事に金メダルを獲得した。
(パラリンピック通算メダル獲得数:金1)

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"男子100m連覇のブレード王者"
ジョニー・ピーコック(イギリス/陸上)

5歳で髄膜炎を患い右足膝下を切断。義足で過ごす中でも常に周囲と競えるよう努力していたという。スプリンターとしてトレーニングを積み2012年6月、男子100mの世界新記録を樹立し一気に頭角を現わす。そしてスポーツ史に残る同年9月のロンドンパラリンピック。母国のトラックで8万人の大声援を背に、19歳にして花形種目の金メダリストとなった。2016年リオで連覇を果たし名実ともにパラリンピックを代表するスーパースターに。東京では銅メダルと、リレーで銀メダルを獲得した。
(パラリンピック通算メダル獲得数:金2 / 銀1 / 銅1)

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"アフガン帰り 不屈のカヌー王者"
カーティス・マグラス(オーストラリア/カヌー)

18歳でオーストラリア陸軍に入隊すると、2012年、派兵先のアフガニスタンで爆弾の爆発により両足を失ってしまう。救助隊に運ばれながら仲間たちに「自分はパラリンピックに出てみせる」と話したという。2014年にパラカヌーを始めると同年に世界記録を塗り替える快挙を達成。国内大会・国際大会・ワールドカップ・世界選手権と、瞬く間にタイトルを総なめにしカヌー界を席巻すると、2016年リオパラリンピックで金メダルに輝いた。さらなる進化を遂げて迎えた東京、2種目で金メダルを獲得。
(パラリンピック通算メダル獲得数:金3)

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"世界最強チームの最強セッター"
カレオ・カナヘレ(アメリカ/シッティングバレーボール)

発生率0.1%とも言われる先天性内反足。幼い頃からバレーボールに打ち込むが、ブロックやジャンプがうまくできないことからシッティングバレーボールを始める。卓越した技術とゲームセンスを見初められアメリカ代表に入ると、2012年ロンドンで銀メダル獲得。2016年リオではチームの中心選手として母国に初の金メダルをもたらした。アメリカ最強時代と言われるのはカレオがいるからだとされ、世界選手権ベストセッター選出など絶大な評価を受ける。
(パラリンピック通算メダル獲得数:金2 / 銀1)

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"カリブの誇り 史上最速女王"
オマラ・デュランド & ガイド:ユニオル・キンデラン(キューバ/陸上)

先天性の視覚障害のオマラ。7歳で陸上を始め16歳で北京パラリンピックに出場。4年後のロンドンで100mと400mの金メダルを獲得。出産のため3年間競技から離れるが2015年に競技復帰すると、今もガイドランナーとしてペアを組むユニオルとともに世界選手権で100m/200m/400mすべて金メダルという衝撃のカムバックを見せ、以降は主要国際大会負けなし。リオと東京でも100m/200m/400mを制するスイープを達成。視覚障害と身体機能障害、全クラスの中で最速の絶対女王。
(パラリンピック通算メダル獲得数:金8)

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"カナリア諸島のリトルマーメイド"
ミシェル・アロンソ・モラーレス(スペイン/水泳)

WHO I AMシリーズ初となる知的障害クラスのアスリート。幼い頃は読み書きや周囲とのコミュニケーションをうまく行えず、孤独な時間を過ごすことが多かった。14歳で障害のある子供たちの水泳クラブに入ると、現在のコーチと運命的な出会いを果たす。2012年ロンドンで知的障害クラスの100m平泳ぎで金メダルを獲得。4年後のリオ、さらに5年後の東京で同種目を3連覇。自身を「オタク」と呼ぶほど日本の文化や漫画が大好きで、日本語の勉強も行なっている。
(パラリンピック通算メダル獲得数:金3)

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