WHO I AM シーズン5(2021年放送) 登場のアスリート紹介

WHO I AM シーズン5(2021年放送) 登場のアスリート紹介

"史上最長ロングジャンパー"
マルクス・レーム(ドイツ/陸上(走り幅跳び))

2003年にウェイクボード中の事故により右足膝下を切断。数年後にパラ陸上走り幅跳びを始めると、パラリンピック初出場となったロンドンで7.35mを記録し金メダル。2015年世界選手権で8.40mの大ジャンプで世界新記録更新。翌年のリオも金メダルを獲得し、「もはやレームの記録を破ることができるのはレームしかいない」と言われる。2021年6月ヨーロッパ選手権でそれまでの記録を14cm上回る8.62mの記録を樹立。パラリンピックの顔とも言えるスーパーアスリート。
(パラリンピック通算メダル獲得数:金4 / 銅1)

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"連覇を狙うボート最強ペア"
ローレン・ラウルズ & ローレンス・ホワイトリー(イギリス/ボート)

ローレンは13歳の時に脊髄の病を患い、下半身の自由を失った。14歳の時、入院先の病院でロンドンパラリンピックを目にし、パラスポーツの道へ。車いす陸上を経て2015年ボートへ転向。ローレンスは14歳の時に右足に骨肉腫を患うも、術後のリハビリを経て再び歩けるまでに。パラ水泳に打ち込んだが2011年にボートへ転向。パラリンピック種目であるダブルスカル(ペア種目)に出場したいと2年以上パートナーを探していた彼に、ローレンが現われる。2人は完全に動きが一致する「シンクロ」を武器にリオで金メダルを獲得。その後もケガなどに悩まされながらも、東京で連覇に挑んだ。
(パラリンピック通算メダル獲得数:金2)

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"北欧発 奇跡の人馬一体"
スティナ・タンゲ(デンマーク/馬術)

両足がない状態で生まれ、6歳で始めた乗馬に恋をしたスティナの人生は、ずっと馬術とともにある。「障害は、制限でも言い訳でもない」と語る彼女は、馬との強い絆を育みながら国際大会でキャリアを積み重ねると、2016年リオパラリンピックで見事2枚の銅メダルを獲得。2018年には世界選手権を制し国際馬術連盟のベストライダー賞にノミネート。しかし、東京での金メダルを目指していた彼女は2021年、ある大きな決断を下した。
(パラリンピック通算メダル獲得数:銅2)

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"4度目の頂点を狙うエジプトの至宝"
シェリフ・オスマン(エジプト/パワーリフティング)

ポリオの影響により、下半身の筋力が弱い。2005年にパワーリフティングを始める。世界選手権も含め、あらゆる国際大会でもはや敵なし状態が続いており、肉体的にも精神的にも優れたアスリートであることから、「史上最高のパワーリフター」とも言われる。パラリンピックでは2008年の北京以降、3連覇を達成。リオで記録した世界記録211kgは同競技の健常者の記録を大きく上回るという。大会の一年延期を経て、王者は東京へと乗り込んだ。
(パラリンピック通算メダル獲得数:金3 / 銀1)

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"TOKYOで初代金メダル獲りへ"
チア・リク ハウ(マレーシア/バドミントン)

バドミントンが国技とも言われるマレーシア。チアは9歳からストリートでラケットを握り変幻自在なプレースタイルを習得した。健常者競技でマレーシアジュニア代表となり同じ頃からパラバドミントンの試合にも出場を始めると、国内外のあらゆる大会を制し誰もが認める王者に。東京パラリンピックから正式競技となったバドミントン。各国の選手層も厚くなり、今やベテランとなった彼にとって王座が保証された状態ではないが、技術と経験を武器に第一線で輝き続ける。
(パラリンピック通算メダル獲得数:金1)

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"夏季・冬季ともに出場する不屈のオールラウンダー"
オクサナ・マスターズ(アメリカ/サイクリング)

ウクライナ生まれ。母親の妊娠中にチョルノービリ原発事故による放射能の影響を受けたと言われており、両手足奇形で生まれた。7歳で養子としてアメリカへ渡り、両足を膝上で切断。13歳でボート競技を始め、2012年ロンドンで同競技アメリカ初となるメダルを獲得。冬季競技にも挑戦し、2014年ソチ、2018年平昌、2022年北京でメダルを獲得。2016年リオではサイクリングでメダル争いを演じ、2021年東京でも圧巻のレースを魅せた。既に通算17枚のメダルを持つ鉄人アスリート。
(パラリンピック通算メダル獲得数:金7 / 銀7 / 銅3)

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"フランス柔道の最高傑作"
サンドリーヌ・マルティネ(フランス/柔道)

先天性の視覚障害。柔道との出会いは9歳の時。サンドリーヌが最初に世界大会のタイトルを手にしたのは2006年。その後およそ15年にわたり、世界の第一線で活躍を続けている。パラリンピックでの戦績は、2004年アテネと2008年北京で銀メダル。2012年ロンドンでは、準決勝の試合中に足首を骨折し表彰台を逃してしまう。そして2016年リオで、遂に悲願の金メダルを手にした。今や2児の母でもあり、理学療法士としての顔も持つ彼女は、東京で連覇に挑んだ。
(パラリンピック通算メダル獲得数:金1 / 銀3)

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"トラックに帰ってきた鉄人"
伊藤智也(日本/陸上)

少年時代からスポーツ万能だった伊藤。10代で起業し忙しい毎日を送っていたが、34歳の時に多発性硬化症を発症、車いす生活に。翌年に車いす陸上と出会うと本格的に競技の世界へ。2004年アテネでパラリンピックに初出場すると、4年後の北京では2枚の金メダルを獲得した。49歳で迎えたロンドンでも3枚の銀メダルを獲得し引退。しかし2017年、4年のブランクを経て現役復帰。一年の大会延期を経て、58歳になった伊藤は、自国開催のパラリンピックのレースへ挑んだ。
(パラリンピック通算メダル獲得数:金2 / 銀3)

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