WHO I AM シーズン1（2016年放送）登場のアスリート紹介
"競泳界の金メダルコレクター"
ダニエル・ディアス（ブラジル／水泳）
先天性の四肢奇形。16歳で水泳を始めるとすぐさま国際舞台へ。圧巻の身体能力であらゆるレースを制する。パラリンピックでは4大会に出場し通算27枚のメダルを獲得、うち14枚が金メダルという圧巻の実績を誇る。東京パラリンピックを最後に現役生活に幕を下ろした、パラリンピックの歴史を彩るスーパースター。
（パラリンピック通算メダル獲得数：金14 ／ 銀7 ／ 銅6）
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"車いす陸上 笑顔の鉄人"
タティアナ・マクファデン（アメリカ／陸上）
二分脊椎症を患い旧ソ連に生まれる。児童養護施設で車いすのない環境で育ち、6歳で養子としてアメリカへ。幼少期に鍛えられた腕力を武器にあらゆる車いすレースを席巻。金メダル8枚を含む通算20枚のパラリンピックメダルを持ち、主要なマラソン大会も20度以上制覇。冬季パラリンピックでもメダル獲得経験がある、笑顔の鉄人。
座右の銘は「YaSama ＝ I can do it」。
（パラリンピック通算メダル獲得数：金8 ／ 銀8 ／ 銅4）
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"激動の祖国 唯一のメダル"
サフェト・アリバシッチ
（ボスニア・ヘルツェゴビナ／シッティングバレーボール）
旧ユーゴスラビアに生まれ。12歳の時にボスニア紛争下で地雷を踏み左足かかとを失う。男子シッティングバレーボールはボスニアとイランの2強時代が続いており、20年近くにわたるボスニア代表のエースアタッカーとしてのサフェトの活躍は、激動の時代を歩んだボスニアにおける障がい者の社会復帰を意味あるものにし続けている。2016年リオでは決勝でイランに敗れ、王座奪還を誓って挑んだ東京でも準決勝でイランに敗れたものの銅メダルを獲得した。
（パラリンピック通算メダル獲得数：金2 ／ 銀2 ／ 銅1）
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"競泳大国 片足のエース"
エリー・コール（オーストラリア／水泳）
神経の周りを包む珍しい腫瘍により、3歳で右足の膝上を切断。12歳で本格的に競泳を開始。パラリンピックでは2008年の北京以降4大会で17枚のメダルを獲得した、パラリンピックを代表するアスリート。爽やかさと知性を併せ持ち、東京パラリンピック閉会式ではオーストラリア選手団の旗手も務めた。2022年に引退を表明し、今後もパラスポーツにまつわる発信を続ける。大の日本好き。
（パラリンピック通算メダル獲得数：金6 ／ 銀5 ／ 銅6）
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"イラン人女性初の金メダリスト"
ザーラ・ネマティ（イラン／アーチェリー）
将来有望なテコンドー選手だったが、18歳で交通事故に遭い下半身の自由を失う。2年後にアーチェリーを始め、2012年ロンドンパラリンピックで、オリンピック＆パラリンピックを通じてイラン人女性初の金メダリストに。2016年にはリオでオリンピックとパラリンピック両大会への出場を果たした。2021年東京でも、激闘を制し3大会連続金メダルに輝いた。国連大使なども務め、スポーツにおける女性と障がい者の活躍に関する発信を続ける。
（パラリンピック通算メダル獲得数：金3 ／ 銀1 ／ 銅1）
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"サッカー王国 盲目の10番"
リカルディーニョ（ブラジル／ブラインドサッカー）
本名リカルド・アウヴェス。網膜剥離により6歳で全盲に。長きにわたりブラジル代表のキャプテンを務め、誰もが認める世界最高プレイヤー。パラリンピックにおけるブラインドサッカーは、2004年アテネ大会で正式競技になって以降、ブラジルが無敗で5連覇中。その立役者となっているのが、盲目の10番リカルディーニョ。
（パラリンピック通算メダル獲得数：金4）
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"パラリンピック連覇のブレード女王"
マールー・ファン・ライン（オランダ／陸上）
両膝下切断の義足スプリンター。パラ水泳選手として国際大会に出場していたが、陸上に転向後にその才能が開花。ロンドンパラリンピック200mで金メダル、100mで銀メダルを獲得。続くリオでは200mと100m両方を制した。陸上界のみならずスポーツ界が注目するブレード女王は2019年に引退を表明、現在はパラスポーツの振興に努めている。
（パラリンピック通算メダル獲得数：金3 ／ 銀1）
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"車いすテニスの絶対王者"
国枝慎吾（日本／車いすテニス）
9歳で車いす生活となり母の勧めで出会った車いすテニス、その輝かしいキャリアは枚挙に暇がない。アジア人初の世界ランク1位、パラリンピックシングルス連覇、シングルス連勝記録107など。リオ大会シングルス敗退以降も、若手の台頭や右ひじの故障など難関をはねのけ世界1位に返り咲き、自国開催の東京パラリンピックで2大会ぶりの金メダルを獲得したレジェンド。2022年にはウィンブルドンを制し生涯ゴールデンスラム達成。
（パラリンピック通算メダル獲得数：金4 ／ 銅2）
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