Y.OHARA Y.OHARA

INTERVIEW Y.OHARA

PROFILE
コミュニティサービス部 / 入社8年目 / 新卒入社
部署の経歴 : 制作部/ネット事業推進部/企画部/コミュニティサービス部
※部署名は当時のものを掲載しております。
PEOPLEINTERVIEW
PEOPLEINTERVIEWY.OHARA

わたしの仕事

番組をつくる側から
つながりをつくる存在へ。
番組をつくる側からつながりをつくる存在へ。

私の所属するコミュニティサービス部は、2020年8月に新設された部署になります。これまでWOWOWは制作した番組を放送・配信を通じて届けてきました。現在はそれだけではなく、オンライン・オフライン問わずあらゆる接点でお客様とつながり、一緒にエンターテインメントを楽しみ尽くすことができる新しいサービス開発を行っています。オリジナル番組のプロデューサーや新規事業開発を行ってきたノウハウを活用しながら、どんなコミュニティが良いか。お客様に喜んでもらえるのはどんな体験価値か。調査やヒアリングを行いながらコミュニティのコンセプトやサービス開発を行っています。

アイディアを言い合える良いチームワーク。

WOWOWは「放送だからこうあるべき」といった前例や固定概念に縛られずに、新しい発想でイチから企画を立ち上げることができます。入社してからもう何年も経っていますが、ワクワクした気持ちで働くことができています。
チームとしては、入社年次の近いメンバーが多く、とても和気あいあいとした雰囲気です。みんなアイディアや発想を持っていて、発信したいという思いも強い。だからこそ白熱したディスカッションになることが多いです。お互いの企画に対してアドバイスをし、助け合える良い関係性だと思っています。

お客様と一緒に作品やジャンルを楽しみ尽くしたい。

自分が発信したことに対して、お客様のダイレクトな反応を見ることができます。その反応を活かし、さらに新しい企画や面白い取り組みにつなげていきたいと思っています。コミュニティサービスを軌道にのせて、お客様と一緒に作品やジャンルを楽しみ尽くしていきたいです。

わたしの進化宣言

WOWOWを
もっと拡張させていく。
WOWOWをもっと拡張させていく。

世の中では、新たなサービスやジャンルが次々と生まれ進化しています。従来のように「他社番組」の研究だけでは不十分。生配信、実況文化、動画配信PF、SNSなど放送から遠い場所の熱量やムーヴメントを吸収しWOWOW体験を拡張させていきます。

わたしにとっての特別なもの

わたしにとっての
特別なもの

写真 写真

読みだしたらとまらない、
北方謙三先生の歴史作品。
読みだしたらとまらない、北方謙三先生の歴史作品。

私の偏愛は、歴史作品。特に北方謙三先生の歴史シリーズを愛しています。
北方先生は、ハードボイルド作品で一躍スターダムを上り詰めた作家です。そんな北方先生が綴る『三國志』『水滸伝』は、独自の解釈を交えながら、壮大なスケールで漢らしさ全開に描かれています。
出会いは高校時代でした。書店に並ぶ『北方謙三 三國志』を手に取ったことがきっかけです。そこから北方ワールドに一気にのめり込んでいきました。学生時代は何度も北方先生のイベントに参加しましたし、もちろんサインもいただきました(笑)。

登場人物と、共に生きるように読む。

登場人物たちの人間くささが非常に魅力的です。完璧な超人は誰ひとりいなくて、強いところ、弱いところ、格好いいところ、ダサいところ...さまざまな顔を見せます。そこに自分と重なる点を見出し、共感してしまうのです。そして、単なる歴史小説の枠に止まらず、アクション、ミステリー、サスペンス、食、医療、恋愛...ありとあらゆるエンターテインメントの要素を兼ね備えています。もはや"本"という概念を超えているのではないかと思います。異なるジャンルを組み合わせることで新しい価値を生み出す、という目線は、自分の番組制作やプロジェクト制作に活きています。
また、歴史小説では説明口調になりがちな世の情勢を登場人物が語っているように見せることで、没入感が高まり、まるで、彼らと一緒に生きているような感覚を体感することができます。彼らが戦いにより雄々しく命を落として行く場面では、それまで共に生きてきた人物の輝かしい生きざまに心がふるえ、揺さぶられます。北方先生の「懸命に生きたからこそ雄々しい死を迎えられる」という信条が垣間見えます。

あなたはどの登場人物に共感する?

いつか、北方作品の映像化に携わりたいと思っています。あの壮大な世界観を描くのは容易でないことは自分でもよくわかっていますが、実写だけに限らず、これまでの取り組みで培ってきた事業開発や声優事業、舞台制作などのノウハウを活用して、朗読劇やアニメーションなどの新しいアプローチもいいかも...などと考えています。
もし、北方先生の世界を覗いてみたいという方は、まずは『水滸伝』『三國志』から読み始めるのをオススメします。
水滸伝はや100人以上の人物が登場します!...と言うと圧倒されてしまうかも知れませんが、魅力的なキャラクターばかりなので、ぜひ自分だけの"推し"を見つけてみてください。