T.OHARA T.OHARA

INTERVIEW T.OHARA

PROFILE
音楽部 / 入社12年目 / 新卒入社
部署の経歴 : スポーツ部/総務部/音楽部
※2019年の内容になります。
PEOPLEINTERVIEW
PEOPLEINTERVIEWT.OHARA

わたしの仕事

たくさんのアーティストの、ライブや番組をつくっています。

コンテンツ制作局の音楽部で、音楽ライブやドキュメント番組のプロデューサーをしています。
今年度の放送ベースだと、エレファントカシマシ、BABYMETAL、King Gnu、ONE OK ROCK、ユニコーン、THE ORAL CIGARETTES、Official髭男dism、フジファブリック、BiSHなどのアーティストを担当しています。2つ以上の案件が並行して進行していることが多く、宣伝物や映像チェックをしたり、雑務をこなしたりしつつ、次の企画を考える、といったスタイルです。プロデューサーは、お金を集めてくること、それを適切に使うのも大事な仕事なので、ひたすら金勘定をしている時間も結構あります。実務は結構地味なことの連続ですね。

好きなアーティストとの仕事は、やっぱり楽しい。

音楽部の魅力といえば、好きなアーティストと一緒に仕事ができる、これに尽きると思います。もちろん、アーティスト本人と直接やり取りするのは稀ですが、クリエイティブとの距離感が近いのは魅力的ですよね。
部署の雰囲気は、やかましかったり静かだったり、テンションが忙しいです。最近行って良かったライブの話で盛り上がったかと思えば、企画として実現することができるのかを真面目に相談してみたり。楽しいです。

自分の知見を、アーティストへ還元したい。

この1,2年で特に意識していることがあります。それは通常のライブにはもちろん全力で取り組みつつ、オリジナル企画やドキュメント作品の数を増やすこと。元々ドキュメントが好きなことと、他の人がやったことのない手法にトライするのが好き、というのが理由ですが、自分の引き出しを増やして、それをアーティストへの提案のバリエーションという形で還元したい。いまは経験値をためているところです。

わたしにとっての特別なもの

わたしにとっての
特別なもの

写真 写真

カメラ業界の
マスターピース、ライカ。
カメラ業界の
マスターピース、
ライカ。

レンジファインダー式の銀塩カメラが好きです。ライカの代表作で、型番はM3、1962年製のカメラを持っています。
学生時代から写真を見ることが好きで、地元から東京に出て写真美術館の企画展へ足を運んでいました。カメラマンをしている友人がそんな僕をみて、カメラの購入をすすめてくれたのがきっかけです。
ライカは、とにかく手の込んだ造りが魅力のひとつ。M3の初期ロットは1954年ですが、当時、ライカのカメラ1台の価値は、家一軒分と言われるほど高かったそうです。ちなみにM3はM型ライカの最初のモデルで、そこからM2、M1、M4、M5という順に発売されたのですが、売れ続けたのはM3だけ。結果、ライカはM3で一時代を築きながらも、M3を超えられずに倒産したと言われています。そんな皮肉なストーリーもどことなく好きです。

便利すぎない。だから楽しい。

ひとりでスナップを撮りにいくときにライカをよく使うのですが、適度に不便なところに愛着が湧くというか、身の丈に合ってるなと感じます。フィルムなので、36枚撮影したら終わり。ストロボ撮影はしないので、光がなくなったら終わり。ズームレンズは使わないので、狙った画角にするには歩くしかない。何をするにも全部自力です。となると僕は性格上「まぁ、このへんでいっか」って諦められるし、趣味のひとつとしてラフな気持ちで付き合えるのが、楽だなあと。

まずは「写ルンです」で遊んでみて。

ここまでライカを語っておきながら、じゃあおすすめできるかと言われると微妙です。フィルムも現像も、プリントもデジタル処理も全部お金が掛かるので...。でも例えば、「写ルンです」を買ってパシャパシャ撮ってみて、デジタルより面白いと感じられるような写真が撮れてしまったら。そのときは、カメラ探しお手伝いいたします。