CORPORATE INFORMATION

現状認識

当社は、配信サービスとの競争激化やお客さまの視聴スタイルの変化など、外部環境の急激な変化により、会員数の減少や、業績の低迷が続いております。
このような状況を受け、2025年度では、2025年5月15日公表「中期経営計画(2025-2029年度)」に基づき、成長戦略、財務戦略、非財務戦略、IRの強化に取り組んだものの、会員数の減少による利益減少傾向を止められなかったことなどにより、株主資本コスト(CAPM)※(6%程度と認識)を上回るROEを達成できていません。
また、株価の低迷なども要因となり、PBRも1倍を上回っておりません。

※当社は株主資本コスト(CAPM法=資本資産評価モデル)を採用。2021年度~2025年度の実績値をもとに算出。

改善に向けた方針

当社グループは、「中期経営計画(2025-2029年度)」において、「会員の日常に"夢中"を提供する企業」への進化に向け、放送・配信、EC、イベントなどのサービスを展開する会員領域(BtoC)、マーケティング支援、コンテンツ制作、プロダクション業務を展開する会員領域以外(BtoB)の2つの領域において成長を目指しております。
中期経営計画の2年目となる2026年度は、放送事業の想定を超える縮小という現実を直視し、「新たな配信サービスの立ち上げ」と「コンテンツ多層化収益の拡大」の2軸へ経営資源を集中させます。既存の放送サブスクリプションモデルからの脱却を図り、次世代のハイブリッド型事業構造への転換を強力に推進してまいります。
併せて、既存事業の強化や新規事業創出等を⽬的とした投資などを実行し、ROEの向上、PBRの改善を目指してまいります。

具体的な取り組み

(1)成長戦略

・新たな配信サービスの立ち上げとデジタル基盤の確立
・コンテンツ多層化による事業収入の創出
・コスト構造改革
・AI・DX活用による生産性向上
・グループ各社の収益基盤の再構築

(2)財務戦略

・有利子負債の活用も視野に入れた、投資の推進
・政策保有株式の縮減
・安定的な配当を継続

(3)非財務戦略

・持続可能な成長を支えるための人的資本投資の拡充
・SDGsやDEI※を意識したサステナビリティ経営を強化

※「Diversity(ダイバーシティ:多様性)」「Equity(エクイティ:衡平性)」「Inclusion(インクルージョン:包摂性)」

(4)IRの強化について

・投資家向け決算説明会やIRミーティング等、株主・投資家との対話の機会を拡充
・各種IRツールを通じた情報発信の充実
・英文開示の拡充

主なIR活動の状況

(1)株主との対話の実施状況

活動 2023年度実績 2024年度実績 2025年度実績
機関投資家・アナリスト・記者向け決算説明会 4回 4回 4回
IRミーティング 20回 22回 23回

(2)主な対応者(2025年度)

活動 対応者
機関投資家・アナリスト・記者向け決算説明会 代表取締役 社長執行役員、取締役 専務執行役員、常務執行役員
IRミーティング 代表取締役 社長執行役員、取締役 専務執行役員(経営管理、経理統括)、
経営管理局長、広報・IR部長

(3)フィードバックの実施状況

内容 頻度 活動状況
IR活動報告 年4回 決算発表後に実施する株主との対話におけるコメントなどを集約し、事業計画進捗確認会で報告

(4)対話の主なテーマや株主の関心事項(2025年度)

・加入の状況や業績の見通し
・株価と資本コストを意識した経営について(キャピタルアロケーションやROEについて)
・株価の動向について
・中期経営計画(2025-2029年度)における事業進捗について(EC事業、新たな配信サービス、プロダクション業務など)
・成長領域への投資について
・株主構成について