経営方針
当社は、配信サービスとの競争激化やお客さまの視聴スタイルの変化など、外部環境の急激な変化により、会員数の減少や、業績の低迷が続いております。
このような状況を受け、2024年度では、2024年4月26日に公表した、成長戦略、財務戦略、非財務戦略、IRの強化に取り組んだものの、6期連続の会員数の減少や特別損失の計上による利益減少などにより、株主資本コスト(CAPM)※(6%程度と認識)を上回るROEを達成できていません。
また、株価の低迷なども要因となり、PBRも1倍を上回っておりません。
※当社は株主資本コスト(CAPM法=資本資産評価モデル)を採用
当社グループは、「中期経営計画(2025-2029年度)」において、「会員の日常に"夢中"を提供する企業」への進化に向け、放送・配信、EC、イベントなどのサービスを展開する会員領域(BtoC)、マーケティング支援、コンテンツ制作、プロダクション業務を展開する会員領域以外(BtoB)の2つの領域において成長を目指しております。 競争環境が激化する中、中長期的な成長に向けた収益構造の転換を早期に実現するため、放送サービスの効率化を推進しつつ、新たな配信サービスの開始、ECおよび多層サービスの推進などによる収益拡大に取り組みます。併せて、既存事業の強化や新規事業創出等を⽬的とした投資などを実行し、ROEの向上、PBRの改善を目指してまいります。
<会員領域(BtoC)>
・放送サービスの効率化推進
・WOWSPOに続く新たな配信サービスの開始
・ECおよび多層サービス推進による収益拡大
・ライフスタイルに即した新規事業開発
<会員領域以外(BtoB)>
・マーケティング支援、コンテンツ制作、プロダクション業務などの事業拡大
・有利子負債の活用も視野に入れた、投資の推進
・政策保有株式の縮減
・安定的な配当を継続
・持続可能な成長を支えるための人的資本投資の拡充
・SDGsやDEI※を意識したサステナビリティ経営を強化
※「Diversity(ダイバーシティ:多様性)」「Equity(エクイティ:衡平性)」「Inclusion(インクルージョン:包摂性)」
・投資家向け決算説明会やIRミーティング等、株主・投資家との対話の機会を拡充
・各種IRツールを通じた情報発信の充実
・英文開示の拡充
| 活動 | 2022年度実績 | 2023年度実績 | 2024年度実績 |
|---|---|---|---|
| 機関投資家・アナリスト・記者向け決算説明会 | 4回 | 4回 | 4回 |
| IRミーティング | 7回 | 20回 | 22回 |
| 活動 | 対応者 |
|---|---|
| 機関投資家・アナリスト・記者向け決算説明会 | 代表取締役 社長執行役員、取締役 専務執行役員 |
| IRミーティング | 取締役 専務執行役員(経営管理、経理統括)、経営管理局長、広報・IR部長 |
| 内容 | 頻度 | 活動状況 |
|---|---|---|
| IR活動報告 | 年4回 | 決算発表後に実施する株主との対話におけるコメントなどを集約し、事業計画進捗確認会で報告 |
・加入の状況や業績の見通し
・株価と資本コストを意識した経営について(キャピタルアロケーションやROEについて)
・4Kチャンネル放送終了に伴う不採算事業の撤退
・成長領域への投資について
・株主還元の考え方