株式会社WOWOW(本社:東京都港区、代表取締役社長 田中 晃、以下「WOWOW」)は、2019 年 4 月 1日に「2019 年度入社式」を行い、新入社員8 名に向けて、次のように訓示しました。
代表取締役社長 田中晃の訓示
ようこそWOWOWへ。皆さんは今日から「株式会社WOWOW」の社員です。皆さんは「WOWOW」という社名をどう思いますか?私はこの名前が大好きです。1991年4月1日、28年前の今日、当社は営業サービスを開始。WOWOWと言う名は当初は愛称、正式社名となったのは2000年12月のことです。WOWOWという名称は、「驚きや感動を表す感嘆詞のWOWを重ねたもの。また、世界中から選りすぐりのコンテンツが見られるという意味の、World Wide Watchingの頭文字」が由来です。新鮮な驚きを伝える、そして世界最高峰のエンターテインメントを伝えるというフィロソフィーが込められた素晴らしい社名を先人たちは付けてくれました。創業以来、莫大なエネルギーと資産を投じて先人たちが築いてきたこのWOWOWブランドを新しい時代に更に輝かせることが、現役の私たち、今日から仲間入りする皆さんの使命です。
アップルがいよいよこの秋から定額の動画配信サービスを始めると発表し、日本国内でもディズニーがNTTドコモと提携して、定額動画動配信サービスを始めました。NetflixもDAZNも引き続き、コンテンツとサービス開発に、莫大な資金を投じていくでしょう。何年か後、皆さんが「私たちが入社したころは・・・」と語ることがあるでしょう。この変化の真っ只中が、今日のWOWOWの競争環境です。動画配信事業者の台頭によって、「世界中の多様なエンターテインメントを世界中に伝えることを競う時代」になっています。彼らのコンセプトも「World Wide Watching」です。
さてもう一度「WOWOW」の名前に戻ります。驚きを表現する「WOW」という感嘆詞は、世界共通の感嘆詞です。そして「World Wide Watching」というコンセプトからWOWOWも、「世界の多様なエンターテインメントを世界中に伝える」その一翼を担う企業でありたいと思います。「世界最高峰のエンターテインメントを日本に伝える」だけではなく、「日本の珠玉のコンテンツを世界に伝える」ことを時代がWOWOWに要求しています。一緒にWOWOWブランドを世界に発信していきましょう。