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  • 2018.01.05
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2018年社長年頭訓示について

弊社代表取締役社長・田中晃が、本日、2018年の仕事始めにあたり、社内への年頭訓示を行いました。

2018年 年頭訓示(要旨)

■WOWOWの存在価値
メディアの状況が激しく変化する時代だからこそ、「WOWOWの存在価値」を改めて共有したい。
お客様に対して、差別化されたコンテンツ、エンターテインメントを、お客様の多様なライフスタイルに応じて提供すること。
クリエイターに対して、創造的な表現の場を提供し、日本のクリエイティブの最前線に立つこと。
放送界において、有料放送のリーディングカンパニーとして、有料放送マーケットの成長を牽引すること。
変化の時代であれば尚更のこと、WOWOWの目指すゴールが、日本の放送文化とクリエイティブの成長に寄与しなければ、WOWOWが誕生した経緯も、必要とされてきた過去も意味がない。

■WOWOWの生命線「コンテンツ」「クリエイティブ」
「競争環境の変化」は、WOWOWを否定している訳ではない。出来ることを提示している。

「衰退するテレビと成長するネット配信」という構図で語られることが多々あるが、心配には及ばない。「情報への信頼」「文化への貢献」、そして何よりも「コンテンツの創造力」において、放送文化はまだまだ圧倒的な存在だ。しかし、これからの競争環境は更に変化する。「コンテンツの創造力」において、放送であれ配信であれ、同じ土俵でクオリティが問われる時代に入る。ハリウッドが既にそうであるように。日本でも、お客様にとって既に当たり前であるように。配信の世界はWOWOWと同じ様に、視聴率やスポンサーの制約のない表現世界。新しいクリエイティブ競争が始まっている。

私は就任と同時に「最強のプロデューサー集団を目指す」と言ってきた。中期経営計画でも「優れたクリエイターが集まる場へと進化する」という目標を掲げた。それがWOWOWの生命線だからだ。優れたクリエイターをいかに呼び寄せ、いかに差別化されたコンテンツを提供し続け、いかにお客様に選ばれるブランドになるか、言わばWOWOWの主戦場での戦いが激しくなるのだと思う。

WOWOWの主戦場は、プラットフォームではなく、コンテンツ。
デバイスの利便性ではなく、クリエイティブ。
この競争には何を置いても勝たなければならない。

コンテンツのひとつひとつに、編成の1分1秒に、テレビ屋の魂、放送人としての強い意志を込めよう。送り手の本気は、必ず伝わる。しかし生半可や下心は、淘汰される。

圧倒的に差別化されたコンテンツで、もっとお客様を増やす。
筋肉質な体質にしてもっと利益を上げる。
利益をもっとコンテンツに再投資して、更にお客様を増やす。

もっと強くなって、新しい競争環境で戦うこと、それは、有料放送界のリーダーとしてのWOWOWの使命だ。

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