株式会社WOWOW(本社:東京都港区、代表取締役 社⻑執行役員 田中 晃、以下「WOWOW」)に所属の下記3名が、東京2020パラリンピック競技大会 車いすバスケットボール日本代表に決定しましたので、お知らせいたします。
(福島県出身/32才/宮城MAX所属)
生後4ヶ月の時に髄膜炎を発症し、両足に障がいを負う。⾞いすバスケットボールの「スピード」に魅了され、地元である福島県のチームで活動を始め、2009年、宮城MAXへ移籍。その翌年、⽇本代表に選ばれると持ち前の「スピード」を活かしたプレーで各世界⼤会で活躍した。2017年より日本代表キャプテンを務めている。2015年4⽉に、バスケに打ち込みたいとWOWOWに入社。2016-17シーズン(10月より翌年4月)、2017-18シーズン(同期間)は、ドイツのKöln 99ersにて活躍。その後、活動拠点を⽇本に移した。また、学校での体験会や講演活動を多くこなし、車いすバスケットボールの普及活動も⾏っている。
■主な実績
◆パラリンピック競技大会2大会連続出場
2012 ロンドンパラリンピック競技大会 9位
2016 リオパラリンピック競技大会 9位
◆世界選手権3大会連続出場
2010 イギリス・バーミンガム 10位
2014 韓国・仁川 9位
2018 ドイツ・ハンブルク 9位
◆アジアパラ競技大会3大会連続出場
2010 中国・広州1位
2014 韓国・仁川2位
2018 インドネシア・ジャカルタ2位
◆アジアオセアニアチャンピオンシップ大会4大会連続出場
2013 タイ・バンコク4位
2015 日本・千葉3位
2017 中国・北京3位
2019 タイ・パタヤ4位
◆日本選手権11連覇
MVP3回
(長崎県出身/22才/パラ神奈川スポーツクラブ所属)
生まれつき両手足に障がいがあり、脛骨が欠損していた両下肢を3歳の時に切断。中学1年生の時に学校関係者に誘われたことがきっかけで、2011年に佐世保WBCで車いすバスケットボールを始めると、すぐに九州地⽅で頭角を現した。2013年にはアジアユースパラゲームスに出場し、2位獲得に貢献。2015年に、三菱電機2015IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップ(千葉)に出場すると、その後は日本代表に定着。その後は、男⼦U23⽇本代表チームの副キャプテンに抜擢され、2017年の男⼦U23世界選⼿権ではエースの⼀⼈として活躍し、オールスター5に輝いた。その後、2019年5⽉にWOWOWに⼊社。現在は、パラ神奈川スポーツクラブに所属し、日々練習に励んでいる。テレビ番組や新聞、雑誌への出演なども多く、車いすバスケットボールの普及活動も行っている。
■主な実績
◆パラリンピック競技大会出場
2016リオパラリンピック競技大会 9位
◆世界選手権大会出場
2018 ドイツ・ハンブルク 9位
◆アジアパラ競技大会出場
2018 インドネシア・ジャカルタ 2位
◆アジアオセアニアチャンピオンシップ3大会連続出場
2015 日本・千葉 3位
2017 中国・北京 3位
2019 タイ・パタヤ 4位
◆オールスター5
2017 IWBF男子U23世界選手権(カナダ) オールスター5
(神奈川県出身/25才/パラ神奈川スポーツクラブ所属)
小学6年生の時に先天性の⼆分脊椎症に合併症が原因で車いす⽣活となる。最初に始めたのは⾞いすテニスで、その練習会場で⾏われていた体験会に参加したことをきっかけに⾞いすバスケットボールを始める。2013年、高校2年時にはU23世界選⼿権に出場。2016年、U23日本代表チームのキャプテンに就任した後は、翌年に開催されたIWBF U23世界車いすバスケットボール選手権(カナダ・トロント)にて、キャプテンとして日本代表チームを牽引し、「世界のベスト4」へと導き、個人としてはオールスター5にも選出された。翌年の2017年にはIWBFアジアオセアニアチャンピオンシップで、⽇本代表として公式戦デビューを果たした。大学卒業後、2021年4⽉にWOWOWに入社。現在はパラ神奈川スポーツクラブに所属し練習に励みながらも、新入社員としての業務にも取り組んでいる。
■主な実績
◆世界選手権大会出場
2018 ドイツ・ハンブルク 9位
◆アジアパラ競技大会出場
2018 インドネシア・ジャカルタ 2位
◆アジアオセアニアチャンピオンシップ2大会連続出場
2017 中国・北京 3位
2019 タイ・パタヤ 4位
◆オールスター5
◆北九州チャンピオンズカップ2大会連続1位
2016 北九州チャンピオンズカップ 1位
2017 北九州チャンピオンズカップ 国際車椅子バスケットボール大会 1位