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  • 2018.09.20
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2018年(平成30年)日本民間放送連盟賞においてオリジナル番組3作品が優秀を同時受賞

株式会社WOWOW(本社:東京都港区、代表取締役社長 田中 晃、以下「WOWOW」)が制作し、放送したオリジナル番組3作品が、平成30年日本民間放送連盟賞 番組部門と特別表彰部門で優秀を受賞しました。詳細は以下の通りです。

■番組部門 テレビドラマ 優秀
「連続ドラマW 石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」

■番組部門 テレビ教養 優秀
「ノンフィクションW シャルルの幻想の島 ~日本の祝祭とフランス人写真家~」

■特別表彰部門 青少年向け番組 優秀
「パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM」シーズン2(ベアトリーチェ・ヴィオ)

「連続ドラマW 石つぶて」は、清武英利の『石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの』(講談社刊)をテレビドラマ化した作品で、政官界を震撼させた外務省機密費詐取事件に挑んだ本格社会派ドラマです。今回、「国家が絡む難しい問題に切り込みドラマ化した制作陣の志の高さが画面から伝わってくる。社会派ドラマというだけでなく、優れたエンタテインメント作品にもなっている。 」との評価を受け、同賞を受賞しました。

「ノンフィクションW シャルルの幻想の島」は、各地の祝祭を巡り、神々や妖怪を撮影するフランス人写真家シャルル・フレジェの旅を通じて、彼が人類が原初から有する"普遍的な美"を追い求める姿を追ったドキュメンタリー作品です。「ナレーションが一切ない演出とカメラワークにより、自分がその場に立っているかのような臨場感を味わえる。伝統を守ることの意味をあらためて考えさせられる。 」との評価を受け、同賞を受賞しました。また、本作はグランプリ・準グランプリの候補作品となります。

「パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM」は、WOWOWと国際パラリンピック委員会(IPC)が共同で立ち上げ、リオパラリンピックが開催された2016年から、東京パラリンピックが開催される2020年まで5年にわたり世界のトップアスリートに迫る大型シリーズです。2017年に放送したシーズン2(全8回)のうち、ベアトリーチェ・ヴィオ(イタリア/車いすフェンシング)に密着した回が、「主人公の飾らない真っすぐな姿が強く印象に残り、夢を持つことと夢に向かって努力することの大切さを青少年たちに伝えている。2年後の東京オリンピック・パラリンピックに世界中のアスリートを迎える日本中の人々にも、さまざまなメッセージを強く語りかけてくる。」との評価を受け、同賞を受賞しました。

日本民間放送連盟賞は、番組、CM、放送技術の向上と、放送活動のより一層の発展を図ることを目的に、日本民間放送連盟(民放連)が1953年に創設した賞です。

WOWOWは、コーポレートメッセージ「見るほどに、新しい出会い。」のコンセプトのもと、今後もオリジナルコンテンツの充実を図り、上質なエンターテインメントをお届けしていきます。

■「連続ドラマW 石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」 概要
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初回放送

2017年11月5日(日)~12月24日(日) [WOWOWプライム](全8話)

再放送予定

2018年12月放送予定 [WOWOWプライム]
WOWOWメンバーズオンデマンドで配信中

番組内容 ※番組情報は初回放送時のものです。
"機密費"という国家のタブーに挑む警視庁捜査二課の刑事の奮闘を描いたノンフィクション作家・清武英利の著書をドラマ化。WOWOWが清武作品をドラマ化するのは、「連続ドラマW しんがり~山一證券 最後の聖戦~」以来2度目。「しんがり」では、山一證券自主廃業の原因を追及し続けた社員たちの闘いを描いたが、今回は2001年に発覚し政官界を揺るがした「外務省機密費詐取事件」をテーマにしている。物語の舞台は贈収賄や汚職などの経済犯罪を取り締まる捜査二課であり、中でも地道に情報を収集し続け、経済犯罪を掘り起こし、摘発部隊に渡すのが任務の情報係に焦点を当てている。
主演は、映画『64-ロクヨン-前編』で第40回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した佐藤浩市。佐藤が連続ドラマの主演を務めるのは6年ぶりとなる。国家の聖域とされる外務省の犯罪に切り込む警視庁捜査二課の刑事を演じる。また、佐藤とタッグを組むのは「しんがり」に主演した江口洋介。江口は、佐藤演じる無骨な刑事とぶつかりながらも、ともに捜査を進める上昇志向の強い上司を演じる。ほか、佐藤、江口演じる捜査二課刑事がその刑事生命を懸けて追い続ける外務省ノンキャリア役に北村一輝、キャリア刑事の二課課長役に萩原聖人と豪華実力派俳優が名を連ねる。

<スタッフ・キャスト>
出演:佐藤浩市、江口洋介、北村一輝、萩原聖人、飯豊まりえ ほか
原作:清武英利『石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの』(講談社刊)
脚本:戸田山雅司(「連続ドラマW しんがり~山一證券 最後の聖戦~」、「スペシャリスト」、「相棒」ほか)
監督:若松節朗(「連続ドラマW しんがり~山一證券 最後の聖戦~」、『沈まぬ太陽』ほか)、村谷嘉則
音楽:住友紀人(「連続ドラマW しんがり~山一證券 最後の聖戦~」、『テルマエ・ロマエ』ほか)
プロデューサー:岡野真紀子、永井麗子

■「ノンフィクションW シャルルの幻想の島 ~日本の祝祭とフランス人写真家~」概要
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初回放送
2017年9月24日(日) [WOWOWプライム]

再放送予定
2018年10月14日(日) [WOWOWプライム]
WOWOWメンバーズオンデマンドで配信中

番組内容 ※番組情報は初回放送時のものです。
フランス人写真家、シャルル・フレジェ。日本の祝祭に現われる神々や妖怪に扮した人々を先鋭的に写し撮った写真集「YOKAINOSHIMA」が大きな話題を呼んだ。そこに描かれるのは、日本人も知らない日本の姿。現代社会から忘れ去られた原初からの営みに、"普遍的な美"を見いだそうと始まったシャルルの旅を、番組では全国およそ50カ所、1年以上にわたって記録した。きっかけは2013年。ヨーロッパ各地の獣人や魔物の装束を撮影した写真集「WILDER MANN」で世界的な評価を確立していたシャルルは、ある日ナマハゲの存在を知る。ヨーロッパの祝祭と多くの共通点を見いだした彼は、洋の東西を問わないプリミティブな美を求め日本へ降り立つ。しかし日本で待ち構えていたのは異文化の壁だった。保守的な伝統の担い手たちは、伝統を独自の世界観に当てはめようとする異国のアーティストと衝突を繰り返すことに。それでも全国を旅する中で、やがて消えゆく地元の伝統を、アートとして記録するシャルルを受け入れる人々も現われる。そしてシャルル自身も、次第に日本の仮装文化の多様性と独自性に魅了されるようになる。
1年以上をかけて駆け巡った日本列島の旅。シャルルがその旅の終わりにたどり着いた答えとは。21世紀のグローバル社会に生きるわれわれが、なぜ自然を畏れ、伝統を守り続けるのかを、フランス人写真家の旅を通して見つめる。

<スタッフ・キャスト>

出演:シャルル・フレジェ
監督・撮影・編集:長谷川歩
プロデューサー:古谷秀樹、 眞山香織

■「パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM」シーズン2(ベアトリーチェ・ヴィオ) 概要
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初回放送
2017年10月29日(日) [WOWOWプライム]

再放送予定
2018年10月3日(水) [WOWOWライブ]
WOWOWメンバーズオンデマンドで配信中
※「WHO I AM」シーズン1、2 全編無料配信中!
(WEB会員ID登録の上、特設サイトから視聴可能)

番組内容 ※番組情報は初回放送時のものです。
国際パラリンピック委員会(IPC)とWOWOWが共同で立ち上げ、パラリンピック・リオ大会が開催された2016年から、東京大会が開催される2020年まで5年にわたり世界のトップパラアスリートに迫る大型シリーズ。勝負の世界だけでなく、人生においても自信に満ちあふれる彼らが放つ「これが自分だ!=This is WHO I AM.」という輝きを描く。
【パラリンピックに舞い降りた最強の不死鳥:ベアトリーチェ・ヴィオ】
車いすフェンシング界だけではなくスポーツ界全体に影響を与える新世代スーパースター。パラリンピック初出場のリオで世界を圧倒し金メダルに輝いたイタリアの若き不死鳥。
愛称はベベ。5歳でフェンシングを始めるが、2008年に重い髄膜炎を患い四肢を切断。車いすを固定した状態で競技を行なう以外は、一般のフェンシングと同じ剣や防具を使う車いすフェンシングに転向した彼女は、2010年に"四肢のない世界唯一のフェンサー"として公式戦デビューした。2012年のロンドンパラリンピックは未出場ながら15歳で聖火ランナーを務め、直後にイタリア代表入り。2014年にヨーロッパ女王となり、2015年には5度のワールドカップと世界選手権を制覇するなど出場全試合無敗を達成。満を持してのパラリンピックデビューとなった2016年のリオ大会で、圧倒的な強さで金メダルを獲得した。グラフィックデザイナーとしての一面も持ち、数々のメディアへの露出や受賞歴を誇る彼女の思いと未来を描く。(2017年)
◆この番組は、字幕放送および副音声における解説放送でもお楽しみいただけます。

<スタッフ・キャスト>
出演:ベアトリーチェ・ヴィオ(イタリア/車いすフェンシング)
ナビゲーター&ナレーター:西島秀俊
音楽:梁邦彦
フォトグラファー:新田桂一
エグゼクティブプロデューサー:口垣内徹
チーフプロデューサー:太田慎也
プロデューサー:泉理絵、大野丈晴
ディレクター:中島悠

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