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  • 2019.09.19
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2019年日本民間放送連盟賞においてオリジナル番組2作品が優秀を同時受賞

株式会社WOWOW(本社:東京都港区、代表取締役社長 田中 晃、以下「WOWOW」)が制作し、放送したオリジナル番組2作品が、日本民間放送連盟賞 番組部門で優秀を受賞しました。詳細は以下の通りです。

■番組部門 テレビドラマ 優秀
「連続ドラマW 坂の途中の家」

■番組部門 テレビ教養 優秀
「ノンフィクションW 野村家三代 パリに舞う ~万作・萬斎・裕基、未来へ」

「連続ドラマW 坂の途中の家」は、直木賞作家・角田光代による家庭に潜む究極の心理サスペンスを描いた傑作を柴咲コウ主演で連続ドラマ化した作品です。"事件を起こす人は特別な人なんだ"というのはただの思い込みであることを、ドラマが進んでいく中で、静かに訴えかける演出が見事である。」との評価を受け、同賞を受賞しました。

「ノンフィクションW 野村家三代 パリに舞う ~万作・萬斎・裕基、未来へ」は、狂言650年の歴史を担う野村万作・萬斎・裕基の野村家三代が、フランス・パリにて"狂言師・究極の舞"と呼ばれる「三番叟(さんばそう)」を日替わりで舞うという前代未聞の舞台に挑んだ、生きた伝統の現在と未来を伝えるドキュメンタリー作品です。伝統がどのように伝承されていくか、野村家三代を通して表現されている。臨場感のある三者三様の舞台がカメラワークにより美しく表現され、引き込まれる。」との評価を受け、同賞を受賞しました。

日本民間放送連盟賞は、番組、CM、放送技術の向上と、放送活動のより一層の発展を図ることを目的に、日本民間放送連盟(民放連)が1953年に創設した賞です

WOWOWは、コーポレートメッセージ「見るほどに、新しい出会い。」のコンセプトのもと、今後もオリジナルコンテンツの充実を図り、上質なエンターテインメントをお届けしていきます。

「連続ドラマW 坂の途中の家」の概要

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初回放送
2019年4月27日(金)~6月1日(土) [WOWOWプライム](全6話)

再放送予定
2019年11月放送予定 [WOWOWプライム]

番組内容 ※番組情報は初回放送時のものです。

乳児虐待死事件の補充裁判員に選ばれた主婦である主人公は、自らも幼い子どもを持つ母親として、次第に被告と自分自身を重ね合わせていく。やがて裁判を通し、"家庭"という閉ざされた世界に隠された衝撃の事実が浮かび上がり...。

柴咲コウ主演で、直木賞作家・角田光代のべストセラー小説をドラマ化する本作。柴咲の連続ドラマ主演は、2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」以来2年ぶりで、連続ドラマWは初出演となる。柴咲が演じる3歳の娘を持つ主婦・里沙子は、世間から注目される乳児虐待死事件の補充裁判員を務めながら、育児ストレス、夫との関係、義父母からの重圧、実母との確執など、自らに降り掛かる苦悩と向き合うという難役だ。脚本は映画『人魚の眠る家』など、人間の深層心理を鋭くかつリアルに描くことで定評のある篠﨑絵里子が担当。角田光代作品では、恋愛と金銭が交錯する心理サスぺンスを描いたドラマ「紙の月」を手掛けている。監督は、2017年に初の映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』で数々の賞を受賞し、注目を集めている新進気鋭の映像ディレクター森ガキ侑大が担当し、連続ドラマ作品に初挑戦する。

<スタッフ・キャスト>
出演:柴咲コウ、田辺誠一、伊藤歩、眞島秀和、桜井ユキ、松澤匠、松本笑花、西田尚美、倍賞美津子、
   高畑淳子、佐藤めぐみ、滝沢沙織、利重剛、酒井美紀 、光石研、風吹ジュン、水野美紀
原作:角田光代『坂の途中の家』(朝日文庫刊)
脚本:篠﨑絵里子(『人魚の眠る家』)
監督:森ガキ侑大(『おじいちゃん、死んじゃったって。』)
音楽:山口由馬
プロデューサー:岡野真紀子、黒沢淳、金澤友也

「ノンフィクションW 野村家三代 パリに舞う ~万作・萬斎・裕基、未来へ」の概要

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初回放送
2018年11月11日(日)  [WOWOWプライム]

再放送予定
2019年12月放送予定  [WOWOWライブ]
WOWOWメンバーズオンデマンドで配信中

番組内容 ※番組情報は初回放送時のものです。

「3人を見比べていただくと、どういうふうに継承が行なわれているかを感じていただけるはず」。今や狂言師の枠にとどまらず、映画、ドラマなどさまざまなジャンルで活躍する野村萬斎は語る。2018年9月、野村家の親子三代はパリで、"狂言師・究極の舞"といわれる「三番叟(さんばそう)」を日替わりで披露するという前代未聞の舞台に挑戦した。87歳にして終わりなき芸と肉体への挑戦を試みる人間国宝・万作。狂言師として歩みだしたばかりの萬斎の息子・裕基、18歳。三人三様の舞を見せ、芸の伝承に真正面から挑戦した姿に迫る。

「三番叟」は、狂言師が神のよりしろとなり五穀豊穣を願う"神秘の舞"。萬斎が狂言師となる決意をしたのは、万作の「三番叟」を見たことが大きなきっかけだった。そんな万作も87歳にして、79歳で亡くなった父・六世万蔵を超えようと意気込む。一方、裕基にとってパリで「三番叟」を披露するのは初の挑戦。そこには、狂言の精神を裕基に伝承することへの萬斎の想いがあった。そして、裕基は2人の芸を受け継ぎ、新しい世界を切り開く成長著しい姿を見せていった。

番組は、300年近くにわたる芸の伝承を行なってきた野村家の親子三代がパリでどのような"花"を咲かせ、3人の「三番叟」がパリの観客の心、そして現代にどう響くのかを目撃した。

<スタッフ・キャスト>
出演:野村万作、野村萬斎、野村裕基、杉本博司、亀井広忠
企画:射場好昭
監督:稲垣綾子
プロデューサー:長野公美、松本裕子
撮影:角山正樹
舞台撮影:油谷真一
協力:万作の会

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