株式会社WOWOW(本社:東京都港区、代表取締役社長 田中 晃、以下「WOWOW」)が制作した「連続ドラマW 沈まぬ太陽」が、ギャラクシー賞2016年9月度月間賞に選出されました。
「沈まぬ太陽」は、山崎豊子の同名小説を初めてテレビドラマ化した作品で、未曽有の航空機墜落事故という悲劇の裏で信念を貫いて巨大組織に生きる者たちを描いたドラマです。本作は、2016年に開局25周年を迎えたWOWOWの25周年記念番組として、連続ドラマWでは過去最長となる全20話で構成し、アフリカ・中東での海外ロケなどかつてない規模での製作に挑みました。
主人公・恩地元を演じたのは1995年に放送されたテレビドラマ「大地の子」で新人ながらも主人公を演じ一躍脚光を浴びた上川隆也。さらに、そのライバル行天四郎役を「連続ドラマW 翳りゆく夏」での熱演も記憶に新しい実力派俳優の渡部篤郎が演じました。また、脚本は2014年放送の大河ドラマ「軍師官兵衛」後、初となる前川洋一、監督は「連続ドラマW マークスの山」「連続ドラマW 下町ロケット」の水谷俊之、鈴木浩介が担当しました。
WOWOWは、コーポレートメッセージ「見るほどに、新しい出会い。」のコンセプトの下、今後もオリジナルコンテンツの充実を図り、上質なエンターテインメントをお届けしていきます。
■「連続ドラマW 沈まぬ太陽」概要
<初回放送>
2016年5月8日(日)〜6月26日(日) [第1部]、2016年7月10日(日)〜9月25日(日) [第2部](全20話)
<再放送予定>
2016年12月28日(水)〜12月30日(金)(全20話一挙放送)
<番組内容> ※番組情報は初回放送時のものです。
国民航空の労働組合委員長・恩地元(上川隆也)とその同志で副委員長の行天四郎(渡部篤郎)は、劣悪な労働環境の改善を目指すが、経営陣と激しく対立。それでも空の安全を第一に考え、時に愚直に行動する恩地は、次第に経営幹部に疎まれ、海外の僻地へと左遷されてしまう。一方現実主義の行天は恩地と決別し、会社上層部に取り入りながらも自らの理想の会社像を追い求め出世していく。
やがて、空の安全を軽視した国民航空は大型旅客機の墜落事故という未曽有の惨劇を引き起こす。日本に戻っていた恩地はご遺族係となり、遺族たちの深い悲しみと真摯に向き合う。そんな中、日本政府は国民航空の建て直しのため、関西紡績の国見にトップ就任を要請。会長に就いた国見は恩地を会長室部長として呼び寄せ、組織にはびこる不正の数々を調査させる。恩地は失墜した会社の再生を信じて奔走するも、その前に立ちはだかったのは常務にまで上り詰めた行天だった----。
<スタッフ・キャスト>
原作:山崎豊子『沈まぬ太陽』(新潮文庫刊)
脚本:前川洋一(大河ドラマ「軍師官兵衛」、「連続ドラマW マークスの山」、「連続ドラマW 下町ロケット」)
監督:水谷俊之、鈴木浩介(「連続ドラマW マークスの山」、「連続ドラマW 下町ロケット」)
音楽:佐藤直紀(「連続ドラマW パンドラ」シリーズ、『永遠の0』)
出演:上川隆也、長塚京三、夏川結衣、國村隼、渡部篤郎 ほか