CORPORATE INFORMATION

2018年度 委員

<委員長>
門脇 英晴(株)日本総合研究所 特別顧問
<副委員長>
橘・フクシマ・咲江G&S Global Advisors Inc. 代表取締役社長
コーン・フェリーインターナショナル アジアパシフィック地域 最高顧問
泉谷 直木アサヒグループホールディングス 代表取締役会長
<委員>
秋元 康作詞家(2018年11月退任)
朝吹真理子作家
石川光久株式会社プロダクション・アイジ― 代表取締役社長
小山 薫堂放送作家・脚本家(2018年12月新任)
千住 明作曲家
中町 綾子日本大学藝術学部放送学科 教授
林 文子横浜市長
福井健策弁護士
ヨーコ ゼッターランドスポーツキャスター(2018年11月退任)
渡辺 千穂脚本家(2018年12月新任)

2018年度 審議概要

■第280回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2019年3月28日(木)11:00~12:00
開催場所
(株)WOWOW本社 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21階
出席者(敬称略)
◆ 委員
泉谷直木(副委員長)、朝吹真理子、小山薫堂、林文子、福井健策、渡辺千穂

◆WOWOW
田中晃(代表取締役社長)、山崎一郎(専務取締役・人事総務、マーケティング担当)、大高信之(常務取締役・編成、制作、事業担当)、吉雄文斗(編成局長)、小西真人(制作局長)、徳永由紀(編成部長)、宮田徹(審議番組担当プロデューサー)
議題
1)「ノンフィクションW WHY MEXICO?~アカデミー賞に輝く越境者たち~」
2)4月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成部長 徳永由紀より、4月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、 意見・感想の交換が行われた。
審議
1)「ノンフィクションW WHY MEXICO?~アカデミー賞に輝く越境者たち~」
・今注目されているメキシコ人監督3人を取り上げたのが、題材としてはタイムリーだった。
・「WHY MEXICO」というタイトルが良かった。
・3人の監督のインタビューが入っていない点が気になった。
・こういった、番組自体は良質だが視聴者数がそこまで増えない作品を、いかにして多くの方に観てもらうかが課題だと感じた。

■第279回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2019年2月28日(木)11:00~12:00
開催場所
(株)WOWOW本社 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21階
出席者(敬称略)
◆ 委員
門脇英晴(委員長)、泉谷直木(副委員長)、朝吹真理子、石川光久、小山薫堂、千住明、林文子、渡辺千穂

◆WOWOW
田中晃(代表取締役社長)、大高信之(常務取締役・編成、制作、事業担当)、吉雄文斗(編成局長)、小西真人(制作局長)、徳永由紀(編成部長)、井上衛(審議番組担当プロデューサー)
議題
1)「連続ドラマW 盗まれた顔~ミアタリ捜査班~」第一話
2)3月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成部長 徳永由紀より、3月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、 意見・感想の交換が行われた。
審議
1)「連続ドラマW 盗まれた顔~ミアタリ捜査班~」第一話
・群衆のシーンが素晴らしく、どのように撮影したのか気になった。役者、エキストラの苦労が垣間見られた
・最近の刑事モノが科学的側面から描かれることが多い中、本作のように記憶や直感など人間の本能に焦点を当てた作品は面白い。
・作品中で描かれる理想の女性像について、回想シーンの映像のトーンがあまりに違い過ぎて違和感があった。
・ディテールなど、枝葉の部分がすごく整っているだけに、話の幹の部分が通して見ると弱い印象を受けた。

■第278回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2019年1月24日(木)17:00~18:00
開催場所
ANAインターコンチネンタル東京
出席者(敬称略)
◆ 委員
門脇英晴(委員長)、橘・フクシマ・咲江(副委員長)、泉谷直木(副委員長)、朝吹真理子、石川光久、千住明、林文子、福井健策、渡辺千穂

◆WOWOW
田中晃(代表取締役社長)、山崎一郎(専務取締役・人事総務、マーケティング担当)、大高信之(常務取締役・編成、制作、事業担当)、吉雄文斗(編成局長)、小西真人(制作局長)、徳永由紀(編成部長)、石川彰子(審議番組担当プロデューサー)
議題
1)「おしゃべりアラモード~森山良子と清水ミチコとプラスワン~」#10 ゲスト 名取裕子
2)2月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成部長 徳永由紀より、2月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、 意見・感想の交換が行われた。
審議
1)「おしゃべりアラモード~森山良子と清水ミチコとプラスワン~」#10 ゲスト 名取裕子
・疲れて家に帰った時に観るのに適したユルい番組だった。
・ラジオの深夜放送のようなイメージを持った。会話や笑い声が聞こえるだけで温かい気持ちになるという人もいると感じた。
・カメラの切り替えが割と多くあったが、固定した方がより落ち着くと感じた。
・トークが内輪受けで、演出がくどい印象を受けた。
あからさまなトークが小気味よい反面、倫理上不用意な発言については作り手がしっかりと注意しなければならない。

■第277回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2018年11月29日(木)11:00~12:00
開催場所
(株)WOWOW本社 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21階
出席者(敬称略)
◆ 委員
門脇英晴(委員長)、橘・フクシマ・咲江(副委員長)、泉谷直木(副委員長)、秋元康、朝吹真理子、石川光久、中町綾子、ヨーコ ゼッターランド

◆WOWOW
田中晃(代表取締役社長)、大高信之(常務取締役・編成、制作、事業担当)、吉雄文斗(編成局長)、小西真人(制作局長)、横山誠一(マーケティング局長)、徳永由紀(編成部長)、射場好昭(審議番組担当プロデューサー)
議題
1)「ノンフィクションW 野村家三代 パリに舞う ~万作・萬斎・裕基、未来へ」
2)12月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成部長 徳永由紀より、11月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、 意見・感想の交換が行われた。
審議
1)「ノンフィクションW 野村家三代 パリに舞う ~万作・萬斎・裕基、未来へ」
・三番叟のシーンに見入ってしまった。熟練の研ぎ澄まされた時間が出来上がっていた。裕基さんの三番叟は若さならではの力強さがあった。
・「続きは本編で」という番組が多い中、演目をしっかり見せるドキュメンタリーは贅沢なつくりだった。
・番組の趣旨がより伝わるタイトルにしてほしかった
・3代が揃っていたので、3人の狂言を3カット並べて、大きいスクリーンで比較してそれぞれの個性を見てみたいと思った

■第276回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2018年10月25日(木)11:00~12:00
開催場所
(株)WOWOW本社 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21階
出席者(敬称略)
◆ 委員
門脇英晴(委員長)、橘・フクシマ・咲江(副委員長)、秋元康、朝吹真理子、石川光久、中町綾子、福井健策、ヨーコ ゼッターランド

◆WOWOW
田中晃(代表取締役社長)、山崎一郎(専務取締役・人事総務、マーケティング担当)、吉雄文斗(編成局長)、小西真人(制作局長)、横山誠一(マーケティング局長)、徳永由紀(編成部長)、岡野真紀子(審議番組担当プロデューサー)
議題
1)「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」第6話 バブル
2)11月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成部長 徳永由紀より、11月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、 意見・感想の交換が行われた。
審議
1)「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」第6話 バブル
・映像が美しく、1話1話が映画を観ているような完成度だった
・奥田瑛二の時代の変化に対する驚きの演技がオーバー過ぎず良かった
・街の景色ではなく、人間のリアリティやディテール、行動やセリフなどから時代感を取り入れた方が良いと感じた
・オリジナル版では世界的にヒットした洋楽が使われていたので、あまり知識がなくても雰囲気が伝わってきた。日本版も、日本の楽曲に限定しなくても良いと思った

■第275回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2018年9月27日(木)11:00~12:00
開催場所
(株)WOWOW本社 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21階
出席者(敬称略)
◆ 委員
門脇英晴(委員長)、泉谷直木(副委員長)、朝吹真理子、千住明、林文子、福井健策、ヨーコ ゼッターランド

◆WOWOW
田中晃(代表取締役社長)、山崎一郎(専務取締役・人事総務、マーケティング、営業担当)、大高信之(常務取締役・編成、制作、事業担当)、吉雄文斗(編成局長)、小西真人(制作局長)、小西真人(制作局長)、横山誠一(マーケティング局長)、徳永由紀(編成部長)、武田吉孝(審議番組担当プロデューサー)
議題
1)「連続ドラマW 黒書院の六兵衛」第1話
2)10月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成局長 吉雄文斗より、10月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、意見・感想の交換が行われた。
審議
1)「連続ドラマW 黒書院の六兵衛」第1話
・現代的な要素があり、すっきりとした時代劇だった。ぜひ若い人にも見て欲しい作品
・言葉がない中で、想像を掻き立てるような吉川晃司の所作がとても良かった
・映画でもドラマでもないジャンルという印象を受けた。場面の切り取り方が早く、ミュージックビデオのような感覚でテンポが良かった
・部屋の移動が俯瞰で分かるような演出があればさらに良かったと思う

■第274回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2018年7月26日(木)11:00~12:00
開催場所
(株)WOWOW本社 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21階
出席者(敬称略)
◆ 委員
門脇英晴(委員長)、橘・フクシマ・咲江(副委員長)、朝吹真理子、千住明、林文子、福井健策

◆WOWOW
田中晃(代表取締役社長)、山崎一郎(専務取締役・人事総務、マーケティング、営業担当)、大高信之(常務取締役・編成、制作、事業担当)、小西真人(制作局長)、徳永由紀(編成部長)、武田吉孝(審議番組担当プロデューサー)
議題
1)「連続ドラマW ダブル・ファンタジー」 第1話 魔王の洗礼
2)8月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成部長 徳永由紀より、7月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、意見・感想の交換が行われた。
審議
1)「連続ドラマW ダブル・ファンタジー」 第1話 魔王の洗礼
・映像化が難しい原作だったと思うがビジュアル的に美しかった
・役者たちが真摯に演技に向き合っていた。特に田中圭が抜群に上手かった
・性愛のシーンの魅力より、むしろドキッとするようなセリフの応酬が面白かった
・母親との関係、抑圧をもっとクローズアップしても良いと感じた

■第273回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2018年6月28日(木)11:00~12:00
開催場所
(株)WOWOW本社 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21階
出席者(敬称略)
◆ 委員
門脇英晴(委員長)、泉谷直木(副委員長)、石川光久、中町綾子、林文子、福井健策、ヨーコ ゼッターランド

◆WOWOW
和崎信哉(取締役相談役)、田中晃(代表取締役社長)、山崎一郎(専務取締役・人事総務、マーケティング、営業担当)、大高信之(常務取締役・編成、制作、エンターテインメントビジネス担当)、吉雄文斗(編成局長)、小西真人(制作局長)、横山誠一(営業局長)、蓮見裕二(編成部長)、西川直之(審議番組担当プロデューサー)
議題
1)PERFECT ONE presents SONGS & FRIENDS 荒井由実「ひこうき雲」Produced by 武部聡志
2)7月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成部長 蓮見裕二より、7月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、意見・感想の交換が行われた。
審議
1)PERFECT ONE presents SONGS & FRIENDS 荒井由実「ひこうき雲」Produced by 武部聡志
・歴史的名盤をコンサートで再現するというアイデアがすばらしい
・例えば井上陽水の「氷の世界」やはっぴいえんどの「風待ちロマン」など、他のアーティストの作品でも同様の企画を観てみたいと思った
・ユーミンの歌詞の魅力を楽しむために、歌詞入り版の同番組も見てみたい
・歌の間にトークが入ると間延びする場合もあるが、このライブではトークも面白く、それぞれのアーティストの人柄が出ていてとても良かった

■第272回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2018年5月24日(木)11:00~12:00
開催場所
(株)WOWOW本社 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21階
出席者(敬称略)
◆ 委員
門脇英晴(委員長)、泉谷直木(副委員長)、秋元康、朝吹真理子、石川光久、千住明、中町綾子、福井健策、ヨーコ ゼッターランド

◆WOWOW
和崎信哉(代表取締役会長)、田中晃(代表取締役社長)、山崎一郎(常務取締役・マーケティング、営業担当)、大高信之(取締役・編成、制作、エンターテインメントビジネス担当)、山本均(編成局長)、小西真人(制作局長)、蓮見裕二(編成部長)、小林慶吾(審議番組担当プロデューサー)
議題
1)「ノンフィクションW フィギュアスケーター エフゲニア・メドベージェワ」
2)6月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成部長 蓮見裕二より、6月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、意見・感想の交換が行われた。
審議
1)「ノンフィクションW フィギュアスケーター エフゲニア・メドベージェワ」
・ノーナレーションは新鮮で、集中して被写体を見つめられた
・インタビューだけでなく現場で発した言葉を拾っていたのが抒情的でなく良かった
・事実だけを淡々と重ねて、視聴者がメドベージェワの姿を思い描くスタイルの演出が素晴らしかった
・後輩であるザギトワとの関係性をもっと見たかった。ザギトワから見たメドベージェワという視点で2本のドキュメンタリーにもできたのでは

■第271回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2018年4月26日(木)11:00~12:00
開催場所
(株)WOWOW本社 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21階
出席者(敬称略)
◆ 委員
門脇英晴(委員長)、、泉谷直木(副委員長)、秋元康、朝吹真理子、石川光久、林文子、福井健策、ヨーコ ゼッターランド

◆WOWOW
和崎信哉(代表取締役会長)、田中晃(代表取締役社長)、山崎一郎(常務取締役・マーケティング、営業担当)、大高信之(取締役・編成、制作、エンターテインメントビジネス担当)、山本均(編成局長)、小西真人(制作局長)、郡司誠致(営業局長)、蓮見裕二(編成部長)、羽鳥健一(審議番組担当プロデューサー)
議題
1)「連続ドラマW 闇の伴走者~編集長の条件」
2)5月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成部長 蓮見裕二より、5月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、意見・感想の交換が行われた。
審議
1)・三木孝浩監督が持つ不思議な世界観に惹かれた
・何度も観たくなる、深読みさせるドラマだった
・最後は、無理に明るいムードに寄せて終わらせなくても良かったと感じた
・人間ドラマの要素は絞り、ミステリーとして完結した方が良かった
・長崎尚志さんの原作の怖さ、古田新太さんをはじめとした役者の怖さ、様々な怖さを感じながらも作品に引き込まれた