CORPORATE INFORMATION

2019年度 委員

<委員長>
泉谷 直木アサヒグループホールディングス 代表取締役会長
門脇 英晴
(株)日本総合研究所特別顧問 (2019年11月退任)
<副委員長>
林 文子横浜市長
福井 健策弁護士
橘・フクシマ・咲江
G&S Global Advisors Inc. 代表取締役社長
コーン・フェリーインターナショナル
アジアパシフィック地域 最高顧問 (2019年11月退任)
<委員>
朝吹 真理子作家
石川 光久株式会社プロダクション・アイジ― 代表取締役社長
大日方 邦子
パラリンピック金メダリスト (2019年12月新任)
小山 薫堂放送作家・脚本家
千住 明作曲家
中町 綾子
日本大学藝術学部放送学科 教授 (2019年11月退任)
別所 哲也
俳優/「ショートショートフィルムフェスティバル&
アジア 代表」(2019年12月新任)
村井 満
公益社団法人日本プロサッカーリーグ チェアマン (2019年12月新任)
渡辺 千穂脚本家

2019年度 審議概要

■第289回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2020年2月27日(木) 11:00~12:00
開催場所
WOWOW本社
出席者(敬称略)
◆ 委員
林文子(副委員長)、福井健策(副委員長)、石川光久、大日方邦子、小山薫堂、千住明、別所哲也、村井満、渡辺千穂

◆WOWOW
田中晃(代表取締役社長)、山崎一郎(専務取締役・マーケティング担当)、田代秀樹(取締役・編成、制作、スポーツ担当)、吉雄文斗(編成局長)、小西真人(制作局長)、横山誠一(マーケティング局長)、徳永由紀(編成戦略部長)、丸山明澄番組担当プロデューサー
議題
1)「その男、職業 吉川晃司。」
2)3月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成戦略部長 徳永由紀より、3月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、 意見・感想の交換が行われた。
審議
1)「その男、職業 吉川晃司。」
・はじめは長いかと感じたが、見飽きることはなかった。
・ナレーションを排除したことで言葉そのものに集中して、世界観に入り込めた。
・アーティストとしての"光と影"、欠点の部分ももう少し描いてほしかった。
・最初の「ナレーションなしです」というテロップが、見方を押し付けられているように感じた。

■第288回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2020年1月23日(木)17:00~18:00
開催場所
ANAインターコンチネンタル東京
出席者(敬称略)
◆ 委員
泉谷直木(委員長)、石川光久、大日方邦子、小山薫堂、千住明、別所哲也、村井満、渡辺千穂

◆WOWOW
田中晃(代表取締役社長)、山崎一郎(専務取締役・マーケティング担当)、田代秀樹(取締役・編成、制作、スポーツ担当)、吉雄文斗(編成局長)、小西真人(制作局長)、横山誠一(マーケティング局長)、徳永由紀(編成戦略部長)、松永綾(番組担当プロデューサー)
議題
1)「連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班」
2)2月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成戦略部長 徳永由紀より、2月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、 意見・感想の交換が行われた。
審議
1)「連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班」
・続きが気になって一気に見てしまった。
・海外ドラマのようなテイストで、日本のドラマ特有の伏線や余韻が無くテンポが良かった。
・場面ごとの明暗の付け方がくっきりしていた。
・このシリーズから初めて見た視聴者向けの説明も必要だったのではないか。
・4K/8Kで映した場合、指、首、青い花などのディテールについてどの程度本物らしさに迫れるかクリエイティブ
 の課題がある。

■第287回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2019年11月28日(木)11:00~12:00
開催場所
(株)WOWOW本社 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21階
出席者(敬称略)
◆ 委員
門脇英晴(委員長)、泉谷直木(副委員長)、朝吹真理子、石川光久、千住明、中町綾子、林文子、福井健策、渡辺千穂

◆WOWOW
田中晃(代表取締役社長)、山崎一郎(専務取締役・マーケティング担当)、田代秀樹(編成、制作担当)、吉雄文斗(編成局長)、小西真人(制作局長)、横山誠一(マーケティング局長)、徳永由紀(編成戦略部長)、泉理絵(審議番組担当プロデューサー)
議題
1)「WHO I AM インドが生んだ射撃界の超新星:マニッシュ・ナルワル」
2)12月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成戦略部長 徳永由紀より、12月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、 意見・感想の交換が行われた。
審議
1)「WHO I AM インドが生んだ射撃界の超新星:マニッシュ・ナルワル」
・ハンディキャップについて必要以上に先入観を持っていたことを番組を観て悟った。
・人生は心の持ちようで変わってくるというメッセージがあり、子どもたちに見せたい番組だと感じた。
・片腕を失ったことによりどのように競技が難しくなったのかなど、競技自体の面白さやむずかしさなどがもっと詳細に伝わるとより良い番組になると思う。
・選手が皆ストイックなので、番組として画になるのかという問題もあり、スタッフの苦労が伺えると感じた。


■第286回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2019年10月24日(木)11:00~12:00
開催場所
(株)WOWOW本社 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21階
出席者(敬称略)
◆ 委員
門脇英晴(委員長)、泉谷直木(副委員長)、朝吹真理子、中町綾子

◆WOWOW
田中晃(代表取締役社長)、山崎一郎(専務取締役・マーケティング担当)、田代秀樹(編成、制作担当)、吉雄文斗(編成局長)、小西真人(制作局長)、横山誠一(マーケティング局長)、徳永由紀(編成戦略部長)、山下浩志郎(審議番組担当プロデューサー)
議題
1)「ヴォーカリスト 氷川きよしの魅力」
2)11月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成戦略部長 徳永由紀より、11月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、 意見・感想の交換が行われた。
審議
1)「ヴォーカリスト 氷川きよしの魅力」
・氷川きよしがドラゴンボールの主題歌を歌っているのを知らなかったが、この番組を見て彼の活動に新たに興味を持った。
・贅沢に20年間の楽曲を振り返り、かつ改めてしっかりと本人にインタビューをしており、ファンの方は喜ぶ番組だと感じた。
・彼の成長の過程、悩みなどをもっと掘り下げることができれば、より視聴者の琴線に触れる番組になったと思う。
・存在しない常識に個人が苦しめられる姿、その一つ一つが誰もが当事者になり得ることが伝わる良いシーンだった。
・例えば「限界突破×サバイバー」のスタッフにインタビューをするなど、多角的な面から本人に迫ってほしかった。

■第285回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2019年9月26日(木)11:00~12:00
開催場所
(株)WOWOW本社 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21階
出席者(敬称略)
◆ 委員
門脇英晴(委員長)、橘・フクシマ・咲江(副委員長)、石川光久、小山薫堂、千住明、福井健策、渡辺千穂

◆WOWOW
田中晃(代表取締役社長)、山崎一郎(専務取締役・マーケティング担当)、田代秀樹(編成、制作担当)、吉雄文斗(編成局長)、小西真人(制作局長)、横山誠一(マーケティング局長)、徳永由紀(編成戦略部長)、遠藤裕(審議番組担当プロデューサー)
議題
1)「ノンフィクションW 大林宣彦&恭子の成城物語~夫婦で歩んだ60年の映画作り~」
2)10月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成戦略部長 徳永由紀より、10月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、 意見・感想の交換が行われた。
審議
1)「ノンフィクションW 大林宣彦&恭子の成城物語~夫婦で歩んだ60年の映画作り~」
・見終わった後、すがすがしくあたたかい気持ちになった。
・闘病中の大林監督の言葉は、大林映画のメッセージを表していると感じた。
・表現者は何を語らなければならないのか、まさに、クリエイターの教科書のような番組だった。
・番組タイトルが平凡すぎるのが勿体なかった。もっと尖ったタイトルをつけて欲しい。
・犬童監督の声が聞き取りづらい部分があり残念だった。字幕をつけたらもっと見やすくなると感じた。

■第284回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2019年7月25日(木)11:00~12:00
開催場所
(株)WOWOW本社 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21階
出席者(敬称略)
◆ 委員
泉谷直木(副委員長)、朝吹真理子、石川光久、小山薫堂、福井健策

◆WOWOW
田中晃(代表取締役社長)、山崎一郎(専務取締役・マーケティング担当)、田代秀樹(編成、制作担当)、吉雄文斗(編成局長)、小西真人(制作局長)、横山誠一(マーケティング局長)、徳永由紀(編成戦略部長)、髙江洲義貴(審議番組担当プロデューサー)
議題
1)「連続ドラマW ミラー・ツインズ Season2」第一話
2)8月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成戦略部長 徳永由紀より、8月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、 意見・感想の交換が行われた。
審議
1)「連続ドラマW ミラー・ツインズ Season2」第一話
・オリジナル作品を新たに作ることへの挑戦は評価できる。
・作品のテイスト上「連続ドラマW」の枠ではない別の枠で放送した方が適しているのでは。
・キャラクター、設定、演技が漫画的な印象で、若い視聴者層には伝わりやすいと感じた。
・存在しない常識に個人が苦しめられる姿、その一つ一つが誰もが当事者になり得ることが伝わる良いシーンだった。
・「連続ドラマW」に期待するものが、本作の視聴者層と50代、60代の視聴者の間ではギャップがあると感じた。長年の視聴者のニーズも大切にしてほしい。

■第283回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2019年6月27日(木)11:00~12:00
開催場所
(株)WOWOW本社 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21階
出席者(敬称略)
◆ 委員
泉谷直木(副委員長)、朝吹真理子、石川光久、小山薫堂、中町綾子、福井健策、渡辺千穂

◆WOWOW
田中晃(代表取締役社長)、山崎一郎(専務取締役・マーケティング担当)、田代秀樹(編成、制作担当)、吉雄文斗(編成局長)、小西真人(制作局長)、横山誠一(マーケティング局長)、徳永由紀(編成部長)、岡野真紀子(審議番組担当プロデューサー)
議題
1)「連続ドラマW 坂の途中の家」第一話
2)7月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成部長 徳永由紀より、7月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、 意見・感想の交換が行われた。
審議
1)「連続ドラマW 坂の途中の家」第一話
・とことん憂鬱な気分にさせるドラマだったが、見終わった後にこういったドラマを作り続けることに意義があると感じた。
・妻への愛情がモラルハラスメントに発展する夫の姿は、男性への問いかけだと感じた。
・原作は群像劇ではなかったが、ドラマでは群像劇化するのに成功していた。
・存在しない常識に個人が苦しめられる姿、その一つ一つが誰もが当事者になり得ることが伝わる良いシーンだった。
・この作品を土曜10時に放送する編成について、暗いテーマの作品なので週末までその気分を引きずってしまうため、例えば平日の夜に編成するなど、適切な放送枠を考えた方がよいと思った。
・最後のシーンに救われたが、心理的に追いつめられる内容のドラマなので、要所要所に息抜き的な存在の登場人物やポイントが欲しいと思った。

■第282回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2019年5月30日(木)11:00~12:00
開催場所
(株)WOWOW本社 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21階
出席者(敬称略)
◆ 委員
橘・フクシマ・咲江(副委員長)、泉谷直木(副委員長)、朝吹真理子、石川光久、小山薫堂、千住明、中町綾子、渡辺千穂

◆WOWOW
田中晃(代表取締役社長)、山崎一郎(専務取締役・人事総務、マーケティング担当)、吉雄文斗(編成局長)、小西真人(制作局長)、横山誠一(マーケティング局長)、徳永由紀(編成部長)、羽鳥健一(審議番組担当プロデューサー)
議題
1)WOWOWオリジナル「東京二十三区女 最終話 品川区の女」
2)6月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成部長 徳永由紀より、6月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、 意見・感想の交換が行われた。
審議
1)WOWOWオリジナル「東京二十三区女 最終話 品川区の女」
・ホラーが嫌いな人も好きな人も、流し見をする人も手軽に楽しめるカタログ的な番組だった。
・こういった実験的なドラマを作り、今後ドラマWに派生させるという挑戦も良いと感じた。
・制作者側が作りたいものを作るということは、長く続く組織にとっては難しいことだと感じた。お客様のニーズという視点も必要になる。
・30分枠になると内容を省略することが必要になる。通常のドラマWの60分枠と比べると、30分になることで濃密さが薄まる気がした。

■第281回WOWOW放送番組審議会

開催年月日
2019年4月25日(木)11:00~12:00
開催場所
(株)WOWOW本社 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21階
出席者(敬称略)
◆ 委員
石川光久、小山薫堂、中町綾子、林文子、福井健策

◆WOWOW
田中晃(代表取締役社長)、大高信之(常務取締役・編成、制作、事業担当)、吉雄文斗(編成局長)、小西真人(制作局長)、横山誠一(マーケティング局長)、徳永由紀(編成部長)、射場好昭(審議番組担当プロデューサー)
議題
1)「ノンフィクションW 超・演劇人 野田秀樹 密着555日」
2)5月の編成について
審議の概要
1)審議番組担当プロデューサーより審議番組の説明を行い、意見・感想の交換が行われた。
2)編成部長 徳永由紀より、5月のテレビ番組編成についての説明・報告を行い、 意見・感想の交換が行われた。
審議
1)「ノンフィクションW 超・演劇人 野田秀樹 密着555日」
・野田秀樹の現在を伝える、記録性の高い作品だった。
・舞台の高揚感を全て捉えていた。どのくらいの長さカメラを回していれば撮影できるものなのか、作品を見ながら思いを馳せた。
・ワークショップで何を見出しているのか?という部分に強く興味を持ったが、どういうやり取りを経てそこから何が生まれたのかに特化した場面が見たかった。
・番組のターゲットを明確にして、例えば演劇を知らない大衆向けと、コアなマニア向けに分けるなどの構成でも面白いのでは?